Tuesday 10 March 2020

ジョブ・ディスクリプション

今年から、今まで派遣で稼動していた会社で、契約社員として働き始めました。

今までは、チーム付きアドミ(事務)だったのですが、新しいポジションでは、その部署の部門長の秘書業務を行うことになりました。

でもその会社では、「秘書」というジョブタイトルがついた、専属の「秘書」がつくのは、役員以上。

部門長程度では、専属の「秘書」はつきません。

正社員のアドミが、主に部門長の秘書業務をやりつつチームのサポートを兼務して、派遣のアドミがチームのサポートを主にやるという感じ。

私が働いているチームは、ある新規プロジェクトの為に集められたチームで、プロジェクトマネージャーは部長クラス。彼がフラットな組織がお好みなのか、特に秘書的な業務を行うアドミの方はいらっしゃいませんでした。

プロジェクトチーム=テンポラリー、という事で、アドミは派遣という意向だったようですが、新規プロジェクトが軌道にのってきて、追加のオーダーも受け、「プロジェクトチーム」から、「部署」に格上げになってきて。

つまり、プロジェクトマネージャーが出世されたわけなんですね。

なので、今までこのチームをサポートしていた私を契約社員にして、彼の秘書業務を担当させようという事になったんだと思います。

そして、新しく契約社員でチームアドミをもう一人採用すると。

私の新しい仕事内容は、プロジェクトマネージャーの秘書業務が主となりましたが、ジョブタイルは、アドミのまま。

そして今は、新型コロナウィルスの影響で新人さんの入社が遅れているため、今までやっていたチームのサポート業務もあわせて行っています。

はっきり言いうと、立場がとても不明瞭。

そして、やたら忙しい。

その原因は、私の仕事範囲の線引きが明確になされていないからだと思う。

このな時、イギリスで働いてた頃が懐かしい。

イギリスには、ジョブ・ディスクリプションというものがあって、仕事が変われば、ジョブ・タイトルが変わり、ジョブ・ディスクリプションが変わりました。

ジョブ・タイトルが変わったら、今までやっていた事でも、自分の仕事でなくなったら、やらなくても良いのです。

その辺りは、けっこうドライ。

でも、日本には無いんですよね。ジョブ・ディスクリプション。

強いて言うなら、部署名と肩書きが、ジョブ・ディスクリプションみたいな感じ。

私の場合、今回の異動では部署と肩書きが変更していないので、余計にダラダラと以前の仕事が私にまわってきてしまうのです。

まあ、主な原因は、私の仕事を引き継ぐ新人さんの入社が遅れていることで、プロジェクトマネージャーもその事は理解しているので、今はとりあえず、昔の仕事もやるように指示されているのですが。

でも、新しい業務(秘書業務)も徐々に入ってくるので、やたらと忙しい。

仕事の責任範囲が不明瞭というか、契約がきちんと交わされていないというか、だらしないというか、そういうのが日本の働き方の特徴で、私が日本で働きたくない理由の一つです。

でも、今は非常事態ということで、我慢。

はやく、新型コロナ問題が収束してくれないかなあ。

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