東芝テックのKP20はコンパクトで高機能でお気に入りのラベルプリンターです。
操作性も視認性も他の価格帯のプリンターと比べてもワンランク上ではないでしょうか。
だがしかし、このプリンター単体ではイメージ通りのラベルはつくれません。
ラベルフォーマットの作成やマスタデータの管理はPC用の設定ツールでしかできません。
その肝心なる設定ツール(無償)なのですが、どこにも公開されておらず、東芝テックサポートに直接問い合わせをしないと入手できません。
私が初めて購入したのはまだwindowsXPが現役のころで、設定ツールのインストール要件もXPでしたが、これがwindows10になるとインストールはできるが起動に失敗するようになり、困りあぐねて東芝テックサポートに問い合わせをしたら最新版の設定ツールのを郵送で送ってもらえました。もちろん無償です。
その後、windows10になってからは、忘れたころに設定ツールの起動に失敗するようになります。
使えないのは困るので、面倒でしたがそのたびに再インストールして使用していました。
ですが、その都度インストール+データ移行は嫌気がさしてきたので、原因を探ってみました。
すると、状況としてはCrossMissionが初期化され、設定ツールが起動できなくなっているようでした。
KP20設定ツールはIISで動作するWEBサービスです。
実行すると.NETベースのミドルウェアCrossMissionとブラウザプラグインSilverlightが起動し、フルスクリーンでマスタ管理及び各種設定操作が可能になる仕様です。
なんとなくですが、原因はwindows10の半年に1度の大型アップデートではないかと睨んでいます。
通常IISサービスはオプション扱いでデフォルトではオフの状態です。
アップデートのタイミングでデフォルト状態に戻され、配置ファイルもクリアされているのではないかと思っています。
いざっていうときは困るよねぇ。。。