エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ホシミスジが健在 感激 新生ホシミスジ

2019-06-12 | 日々の生活

居間から、庭のユキヤナギを旋回するホシミスジを見て、カメラをもって飛び出した。

そろそろかと思いながら待ちに待った姿が嬉しかった。

今年も産まれた。しかも、2頭、感激一入だ。

我が家で40年間細々と生き延びている。

ユキヤナギ、コデマリ、シモツケ、いづれもホシミスジの食草を植えてある。

かつては、ウメの木にオオミスジも舞っていた。オオムラサキも訪れていた。姿を消して2~30年になる

 

  

八重ドクダミ、ノリウツギの咲くころ。

 

ずいぶんチョウが少なくなった。

ウマノスズクサやフランネルに毎年産卵していったジャコウアゲハやキアゲハもここ数年来ない。

今朝はモンシロチョウも見た。暮れから植えっぱなしのノラボウから育ったと思っている。

  庭で羽化

 

 

****** 一月前のエッセイ ********** (2019.5.20)

ヒメシロチョウ 絶滅を心配する

ヒメシロチョウは環境省のレッドリストで絶滅危惧第Ⅰ類(福島県:準絶滅危惧種)に分類され、県内では姿を消しつつある。

昨今は会津若松市内でも局地的に生息しているにすぎずその生息が危ぶまれている。

ヒメシロチョウは年3回の発生で、春型から夏型へ、夏型から第3化へ、そして蛹で越冬して翌年春に羽化する。

しかし、昨年は秋の3化の個体数が激減し、この春の発生を心配していた。

案の定、この春は違った。4/13に市内で唯一の生息地で春型の発生を確認したものの、その後の個体数はこれまでになく少なく、夏型以降の発生を心配している。

食草の草刈りが問題と考え、関係機関に協力いただき、食草ツルフジバカマの分布する生息地付近の一部を刈り残してもらっている。

これから除草が始まる。

産卵を終えたヒメシロチョウがなんとか無事に育ち、夏型が元気に舞うことを願いながら見守っている。

同地域に生き延びていたミヤマシジミは既に姿を消してしまった。  

 

  5/4 ツルフジバカマに産卵するヒメシロチョウ

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