エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ヒメシロチョウ蛹化 

2018-10-12 | 自然観察

産卵9/11

D地区のヒメシロの里で3化の産卵 8月末~9月

 参 拙ブログ  ヒメシロチョウ3化 秋深まる   2018-09-16 

         ヒメシロチョウの産卵の不思議  2017-05-10     ヒメシロチョウの蛹化を観察           2017-11-12

                           

 一化(春型)の産卵 5/10ころ

 前蛹態10/12

 蛹化(別個体)10/8

 

自然界は敵が多い。成虫まで無事育つのは産卵された卵の2~3%だと言われている。

飼育環境ではほぼ100%近くチョウになる。先ずは、産卵環境の整備から始めたい。

ヒメシロチョウは環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅰ類B(EN)に分類されている。

福島県では、昨年度の改訂見直しで絶滅危惧Ⅱ類(以前は準絶滅危惧種)となり、心配している。

ヒメシロチョウの発生は局地的で、食草のツルフジバカマからあまり離れず生息している。

従って、地域に食草を育てれば、絶滅を回避できるだろうとの思いで、町内の緑地公園にツルフジバカマを植え始めている。

何年か後に、ヒメシロチョウの舞う町を夢見ている。

子ども達の昆虫教室でも、身近な貴重なチョウトンボについて話している。

このヒメシロチョウの蛹を、来春の教材とする計画だ。

 

 



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