私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

揺らぐ安定

2019年08月07日 08時30分11秒 | 過食症

通常状態122日目。

昨日、スーパーに買い物に行きました。

通常時に食するための豆腐を買いに。

そこで、物は試しにと菓子パンコーナーへと足を運びました。

夜の八時を過ぎ、値引きシールが貼られている菓子パンたち。

過食衝動が疼く。

薬によって揺るぎないと思われていた精神も、急に危うくなる。

脳が欲する。

結局、何事もなく買い物を終えたのは、明後日にまたバイトの出勤が控えているから。

これがもし何も予定が無かったらどうなっていたことかと、いつものことながら思う。

帰宅して布団に入って眠りに就くとき、ここ最近はいつも電池が切れたように、エネルギーの尽きた体がすぐに休もうとするのに、今夜はなんだか目がさえる。

頭の中で過食の嵐が舞っている。

通常状態から過食状態に崩壊するときの、あの過食の快感を、脳が追いかけている。

脳があれをまだ覚えている。

まだ呪いは解けていない。

 

なんとか眠りにつけたようで、気付けば朝。

朝になって目が覚めると、なんてことはないいつもの朝だって思える。

でも、ここにきて少し安定が揺らいだのは大いに不満です。

反面、過食症の克服にはやはり「勝負のとき」を乗り越える必要があるのは、戦い甲斐があるってなもんです。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿