浄水器をご使用の方にお伝えしたいこと(続編) | 水が教えてくれること

水が教えてくれること

水についての様々な話題を中心に、
健康づくりや環境問題のことなどを
配信していきます。

前回のブログで、浄水器をご使用の皆様に
「これだけはお伝えしたい!」と思っている
ことがあります。

それは、定期的なカートリッジ交換ですと
お話させていただきました。

メーカーや販売店さんが表記している
交換時期を過ぎてご使用されていますと、
だんだんだんだん取れなくなってきて、
やがて何も取れなくなってしまいます。

浄水器を付けていても、付けていなくても
そのうち変わらなくなってしまいますと
お伝えさせていただきました。

でも、それ以上に残念なケースもあります。

なんと、浄水器を通した水の方が、
通す前よりも不純物が増えてしまう
ようなことが実際におこるのです。

このちょっと残念なケースについて
ご説明させていただきたいと思います。

前回のブログでお伝えしましたが、
日本の場合、浄水器の普及率は、
おおむね4割くらいです。

実に様々な種類の浄水器があって、
その中で、水から不純物を取り除く為に
幾つかの材質(ろ材)が使われています。

その中で、一番多く使用されているのが
「活性炭」というろ材です。

カタログでは「カーボン」の表示等で
確認していただけるかもしれません。

それで、この活性炭というものは、
どのような仕組みで、水の中から
不純物を取り除くのかといいますと、
それは「吸着」なのです。

活性炭は、表面に非常に小さな穴が
無数にあいています。

その穴のサイズがいろいろありまして、
それぞれ、その穴にぴったりした
サイズのものをキャッチしてくます。

それで、一つ、二つとキャッチしていくと、
だんだん穴が塞がってきますので、
少しずつ素通りさせてしまうようになります。

やがて、ぜんぶ塞がってしまいますと、
ついに何もキャッチできなくなってしまいます。

ちなみに、この状態が、
前回のブログでお話しました、
もやは、浄水器を使っても、使わなくても
同じだという状態です。

ところが、これでおしまいではないのです。

なんと、目いっぱい不純物をキャッチした
活性炭は、時々、ポロッ、ポロッ、と
キャッチしていたものを手放してしまう
ことがあるのです。

つまり、この状態といいますのは、
もとの水に有害物質が入っていたら、
浄水器を出た水の方が有害物質の濃度が
高くなってしまっている可能性がある
状態なのです。
(これには、まいりますよね。(^^;))

水の中に、カラダによくないものが
入っていたら取り除きたい。

美味しさを損なう成分が
入っていたら取り除きたい。

多くの方が、水をより綺麗にしたいという
理由で浄水器をご使用されています。

ご使用の際には、
今回お話させていただいたようなことに
ならないように、商品記載の交換時期を
ご確認していただき、適切なタイミングで
カートリッジ交換を行っていただきたいと
思います。


ブログランキングに登録しています
↓↓皆様のクリックが大きな励みです

ナチュラルライフランキング


【WEB解説『浄水器重要な事実(続編)』】
⇊  ⇊  ⇊  ⇊