貘のことが気になっていろいろネットで調べていた。
どれもドッグトレーナーや獣医さんの紹介ばかりで当てはまらない。
貘の心の病をどうして治していくか、そんな病院があるのかと言うことだ。
要は犬の心療内科のようなもの、そんな病院があるのか。
ふと犬の行動学と言う言葉が浮かび調べるてみた。
獣医行動診療科認定医と言うのが出てきた。
動物の行動に精通し行動診療を行う云々らしい。
これだ、と思ったが一番近いところで新潟か岐阜まで行かねばならない。
一応頭に入れておく。
いざとなったらここに行ってみるつもり。
もう一つ、犬の体と心の無料相談と言うのがあった。
フリーダイヤルで聞けると言うので昨日早速電話して、
貘がおかしくなった時から今までのことを話してみた。
原因が解らないが、ひょっとすれば前日に山でフリーで遊ばせたときに
何か恐い思いをしたかもしれないが、ただ車にも乗れるようになったし
外をじっと見ているから外には興味があるようだ。
今は車でいいから外の臭いを嗅がせたり
安心して外で排泄したり歩いたりできるところを探してそこから初めて行けばいい、
徐々に恐怖心をなくすようにすればいい、とまあ、そんな返事だった。
オレたちはずっとその通りのことをやっているし
それしかないんだろうなと思っている。
強制的に貘を引っ張っていくのは恐怖心どころか不信感を持ってしまうだろう。
少しずつだ。
幸いここ2日ほど貘は外で少し走れるようになった。
まだまだ車から下りるのは怖いらしく
オレ達は氷雨の中じっと貘が外に出るのを待つと言うことが多い。
若君、おいでなさいませ、外に景色をご覧あそばせ、てなもんか。
ここは小さな頃から散歩していた場所で仲良しの犬もいる。
母ーちゃん曰く、
今のところここが一番排泄をし易い場所、らしい。
例によって閉じこもった貘を外から呼ぶと
恐る恐る出てきて先ず長~~~いオシッコ。
その後辺りの臭いを嗅いでちょっとオシッコしてそのままダッシュ。
御曹司、あんたは素敵だ。
しゃがんで尻尾振ってこっちを見て俺たちを誘っている。
遊ぶぞ、そんな風に聞こえる。
しかしそれもわずか1,2分の出来事。
さっさと車に戻って行った。仕方ない。
今は少しずつだ。
お前が走ってくれただけでも格段の進歩だ。
春になって外をゆっくり歩いたり走ったり、
そんな日が来ることを待ち望んでいる。
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