入子とは、箱などを大小順に重ねて組み入れるようにしたものです。



新しい杉生地曲げの建水に茶碗を入子にして運び出すことからこの名がついています。


入子点には必ず棚を用い、あらかじめ、水指、棗、柄杓、蓋置を荘っておきます。



この点前は、本来運びをするのに困難だったり、危なげな老人や子どもが、道具を運ぶ際に客に気遣いをさせないために行なうものです。







出入りが一度ですむので、気楽に友人たちを招いて楽しめそうです。


最後に腰の袱紗を取り、草にさばいて水指の蓋の上に荘り残すところがポイントです( 〃▽〃)
水の補給はしませんという意思表示ですね♥️
本来ですと、水次を持って入り、使用した分のお水を水指に注ぎ、元通りにしておきます。


薄茶は、季節感を大切にする点が最高の魅力です。先生のセンスの良さは抜群ですので、お伺いする度にとても感銘をうけております♥️