早いもので、炉から風呂へのお点前と
なりました。

本日は、四ヶ伝のひとつ、「唐物」の
お稽古です。



道具の決まりというものがございまして…
以下のお道具を用います。

唐物茶入
行の茶杓(止節)
楽茶碗
曲水指
唐銅建水
竹蓋置



お軸は、「江上数峰青」

曲終人不見 (曲終わりて人みえず)
江上数峰青 (こうじょうすうほうあおし)

歌曲が終わり、人が散り、誰もいない
ただ山の青さをみる




正式には、縁高を用いて、二種の主菓子と1種の水菓子(果物)をご用意します。

↓は、前回のお稽古でご用意して頂いたものですが、こちらが、正式です。






拝見では、お仕覆を少し茶杓にかけることも
このお点前の特徴です。



三友籠には、季節の花が生けられており
清々しい雰囲気に汗がひく思いです。


玄関の屏風も、扇面の図柄のものに
替えてあり、夏の到来を思わせます。