あるまこ~

ITコンサルタント&山岳ガイド協会公認 山岳ガイド&インターネットショップ ラブジアース店長&LOC代表の徒然日記。

【予告】マルチピッチクライミングコース2019前半戦 → 募集中

2018年11月21日 00時20分41秒 | LOC

(2018/11/21追記)あと1名です。

2019年2月~5月のマルチピッチクライミングコース前半戦です。このコースは、マルチピッチのクライミングルートの攻略を通じて、岩場での安全管理(確保・支点の理解)、リスクマネジメントを学びます。前半戦は、主にマルチピッチクライミング初心者やクライミング初心者向けで、外岩でのリードクライミング、ビレイ、支点、安全管理がメインです。後半戦は、7~10月に実施予定です。後半戦は、クラッククライミング、カム等でのプロテクション等含めた5.9のマルチがメインです。

まだ、HPでの募集は開始できていませんが、興味ある方・質問等は、Facebookのメッセンジャー、YAHOOメール、auのSMS、Blogのコメント、SHOPMASTER、往復はがき等で、ご連絡ください。


■日程・岩場・ルート

2019年2月17日(日) 当日発日帰り 【MCC2019FH】広沢寺

2019年3月17日(日) 当日発日帰り 【MCC2019FH】湯河原幕岩 悟空スラブ 5.7 4P

2019年4月21日(日) 当日発日帰り 【MCC2019FH】妙義 木戸壁右カンテ 5.6 4P

2019年5月19日(日) 当日発日帰り 【MCC2019FH】城山 西南カンテ 5.8 7P


■特徴

このコースの特徴として、

(1)マルチピッチルートを通じて安全管理とリスクマネジメントを学ぶ:
 元来、クライミングとは難しい岩稜帯や氷壁を登る時に、安全を確保するためロープや支点を活用してきました。これは、ジャンダルムや大キレット、鋸岳等の登山における破線ルートを攻略する際にも十分活用できます。支点や確保という技術は、登山において「常に正しい」と言えることは少なく、より安全性が高い・リスクが少ないという観点を持って、注意深く選択・利用されるべきです。そういった感覚は、現場で見て、確認しながら学ぶことが最も効果的です。天候、メンバー、装備、時間、経験・習熟度、理解力によって、選択する技術やルートが異なるということは良くあります。皆様の理解を深めるために、これらの選択した理由を説明します。
 また、ここで言うリスクとは、遭難、ケガ、死亡等のリスクです。遭難は、計画段階での準備不足、時間管理が不十分、装備が不十分もしくは不慣れ、体力不足等の原因で生じるリスクです。ケガや死亡は、天気予報確認・現地判断、遭難後の対応、確保方法や支点の理解と限界、ロープに振られる事象、滑落、落石、体力不足等の原因で生じるリスクです。リスクマネジメントとは、これらのリスクを認識・評価し、リスクを引き起こす原因の影響と頻度を下げる活動全般のことを言います。

(2)参加者にもリードして頂きます:
 比較的簡単・安全なピッチにおいて、参加者の技量・経験、やる気によって、一部ピッチをリードして頂くことがあります。これはリードをお願いする、と言うより支点や確保に関してより自分自身の事としてとらえて頂きたい、という意図です。あるルートをリードするということは、自分の安全確保のための技術(クライミング、支点、確保)のみならず、フォローの安全確保(振られ、適切なルート取り、ロープの屈曲)も考慮します。リードすることによって、より高い技術が身につきます。なお、リードしたくない人はしなくても大丈夫です、まったく問題ありません。


 

ラブジアースアウトドアクラブ


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