ずーーーっと前に
アップし損ねていた外ごはんネタ。
↓こんな立派な門を抜けると、
森の中に迷い込んだような気持ちいい~空間で。。
風情ある暖簾をくぐると・・・
高級ごはん屋さん♪(のランチ)
画像は一階の個室で、
中庭には・・
竹林
&小川
誰一人ごはん写真を撮る人なんていない中。。
撮るでしょー
お店は東京・あきる野市の▶燈々庵(とうとうあん)
どれも旬の食材をそのまま生かした上品なお味。
こんなリア充ズラできるネタ、
なんでサクッとアップできなかったのかー?
本題イン
お店の一階にギャラリーがあって、
センス良く花が活けられていたり、
器が展示されていて、
それを購入できたりするのですけど、
その一角に書籍のコーナーがあって、
それをパラパラめくっていたら、
ちょっと前のめりになって読んでしまった記事があったのですよ。
▶image source:https://www.tripadvisor.jp/
それは雑誌と呼ぶには立派過ぎる写真集みたいので、
高級そうなお店ばかりをピックアップして紹介されていて、
うちのお店も掲載されました的付箋が貼ってあり、
ここまではよくある光景だったりしません?
※以下画像はその文面より引用させていただきました。
よくある光景じゃなかったのは、
書かれていた、
このお店の歴史というか、
オーナーの方がそれまで経て来た経緯。
苦労話を自慢したいわけでなく、
取材受けたから答えた。。
って感じ。
内容を端折って書くと。。
こちらのお店。
もともとの家業は製糸工場だった
↑が時代の流れで廃業。。
のち
ラーメン屋
↓
製糸工場の廃材を使って
みよう見まねで小屋を作り
キャンプ場経営
のち
5年目にして
台風が直撃し、
キャンプ場の小屋が全部流され。。
さらにお父さんが病気で他界。
お葬式の翌日に祭壇の火(ろうそくの火)から出火し、
家が全焼。。
まるでドラマのようなストーリーですね。
↑記者の言葉そのまま
~以下本文そのまま引用~
なかなか経験しないことを一度に味わうことになり途方に暮れてしまいました。
当時近くにあった禅宗のお寺に参禅していたので、
そのお寺の老師様に相談したところ、
※『照顧脚下(しょうこきゃっか)』
つまり、
自分の脚元を掘り下げなさいと言われました。
※自分の脚元を見つめ直す。
照=てらす。光をあてる。
顧=かえりみる。という意味の禅宗の言葉。
そのとき、
家屋敷は燃えてなくなってしまったけれど、
残った土地を生かして何かするべきだと、
私なりに解釈したんですね。
~中略~
焼け残った樹木や蔵が素晴らしい財産のように思えるようになり、
一念発起して炭火料理のお店を始める。
※そのお店が一号店となり、
現在は多摩地区で同クラスのお店を三店舗あり
今回紹介した燈々庵(とうとうあん)はそのひとつ。
製糸工場→ラーメン屋→キャンプ場
→台風でキャンプ場が流される→父親病気で他界→葬儀の翌日家が全焼。。
そこまでの経験する人はなかなかいないとは思うけれど、
人生踏んだり蹴ったり。。
何をやってもうまくいかない時とか、
人それぞれの、
どうしたらいいものかー
って時も。。
今絶好調!って人もいるかと思いますが、
生きていると路頭に迷うこととか、
乗り越えなきゃね~てこともたくさん出てきたりしません?
照顧脚下(しょうこきゃっか)
自分の脚元を見つめ直す。照=てらす。光をあてる。顧=かえりみる。
言い換えれば、
どんな状況に置かれても自分ができることってあるはずで、
自分だからこそできること。
自分がやってみたいこと。
自分ができることに自ら光をあてる。
そうなって初めて気づくことってあるかもしれないですよね。