賃貸マンションの一室で営業するマッサージサロン。ニトリのカラーボックスを加工したら高級そうなカウンター風の家具ができたのでご紹介します

こんにちは!インテリアコーディネーター三宅利佳のブログでようこそお越しくださいました。今日ブログでお話するのはこれ。

じゃじゃーん。カラーボックスです!白い、普通の、カラーボックス。

ザ・カラーボックス

ちなみにニトリの商品です。3つ並べてくっつけました。普通の家具と違い、低コストな家具やこういったカラーボックスは、表向きはキレイになっていても、裏側(背面)はまったく化粧されておらず・・・みちゃだめー!な仕様になっていますよね。基本的には壁に寄せて設置するだろうから裏側なんて見えないでしょう?という前提になっているんですね。まぁそれがカラーボックスってやつです。

カラーボックスの背面

さて。ここに1枚のベニヤを貼りました。

カラーボックスの背面にベニアを貼り付ける

カラーボックスの上に
カウンター板を載せる

3台連結させたカラーボックスの上には、「カウンター」となるようにもう1枚、白い板を載せました。薄っぺらいよりはある程度の厚みがあったほうがかっこいいと思います。(今回は24mmの厚みの板をのせたよ)
そして、ベニア板には、上のほうにはモザイクタイル模様のシール(シート)を貼り、残りの面積にはダークブラウンの壁紙を貼りました。するとこのような見た目になり、カラーボックス感が消えます。

カウンター家具っぽくなった!

内側は、こう。

マッサージサロンの受付カウンターとして使いますので、文房具やレジ、パソコンまわりのものを設置できます。そして、患者様からの視線では、このように見えます。↓

表から見るとこんな感じ

いかがでしょうか。カラーボックスと、シール。材料はどれも超ローコストですが、素人さんのDIYとはひとあじ違う、内装業者さんならではの視点で手間暇かけて作りました。というわけで完成したお部屋はこちらです。

BEFOREはこちら。

今回はなるべくコストを抑えるためのアイデアとして、カラーボックスとタイル柄のシールを採用しました。タイル柄のシールの部分は本物のタイルを貼れば一層高級感が増すと思いますし、天板にしたカウンター板も、もっと分厚くしたりあるいは伸ばしたり照明を仕込んだりとアイデアはほかにもたくさんありますので、ご予算に合わせてアレンジするといいと思います。

コーディネートの中の一部分としてこういった工夫を取り入れていますが、「なんでもかんでも安いものだけでコーディネートする」を専門にはしていませんので、その点はご了承ください。(100円ショップやニトリのものだけでコーディネートしてもらえませんか等のお問い合わせはご遠慮くださいね~)