草津川跡地「de愛ひろば」から草津宿へ<223日目 草津は意外にでかかった(4)> | ゲイムマンの日本縦断紀行 + ご当地ゲーム制作・配信

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ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を制作・配信中。

草津('18.10.24)

 

階段を上がって、「de愛ひろば」に出た。草津川跡地公園の一部。

 

ここはもともと草津川だったが、2002年、川は河川改修で南に移された。
跡地に去年(2017年)オープンしたのが、この公園らしい。

 

お店もある。
屋根の形は宿場町のイメージか。

 

紅葉しかけてる、この大きな木は多分桜の木。


草津川跡地公園(西武造園のサイト内)

しかしここから向こう側に下りる方法がわからない。
それらしきルートは見えるけど閉鎖されていた。
de愛ひろばの手前に戻って、トンネルを抜ける。歩道はあるけど狭い。

草津川は、地面より高い所を流れる天井川だった。
流路切り替え前は、このトンネルの上を川が流れていたらしい。

 

トンネルを抜けた所に、東海道と中山道の分岐点を示す追分道標があった。
1816年(文化13年)のもので、木の部分はもともと銅製だった。

 

草津宿本陣に到着。でかい。
草津宿に2軒あった本陣の1軒、田中七左衛門本陣(木屋本陣)。

 

建物は江戸時代のものが現存している。国指定史跡。
滋賀県の観光情報サイトによると、膳所(ぜぜ)藩主・本多家の瓦ヶ浜御殿を拝領したものと伝わっているらしい。

街道交流館との2館共通券を買う(¥350)。
玄関広間から中へ。玄関の内装が、緑色の地に金の柏の葉。
金唐革ではないが、それを思わせる豪勢さ。明治天皇が訪れた際の模様を再現したらしい。
関札が展示されている。

畳廊下を進む。混雑時はここも寝床になったとか。
ふすまの上はベンガラの赤。
廊下の両側に、従者を泊めた座敷広間。
八畳間が基本だが、七畳半と十二畳半が1部屋ずつある。

大福帳(宿帳)が展示されていた。
篤姫、島津久光と小松帯刀、松平容保、一橋(徳川)慶喜、土方歳三と新選組、徳川家茂の名前がある。

島津久光は、江戸に向かう途上、ここに立ち寄っているのだが、この後、江戸から帰る途中で、あの生麦事件を起こしている。
徳川家茂は、長州征伐の際に訪れている。
また、徳川家慶の逝去時に、それを知らせるお触れが出た記録がある。

草津宿(草津宿本陣・街道交流館)
 

守山市観光物産協会  栗東市観光物産協会 

草津市観光物産協会  びわこビジターズビューロー(滋賀県) 

JRおでかけネット(JR西日本)  近江鉄道  京阪電気鉄道

 

※旅のマップはこちら

 

※これ以前の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。
第223回 草津は意外にでかかった(栗東→草津)
第222回 中山道で太鼓を叩く(八日市→野洲→守山)
第221回以前


八日市、野洲~草津(第222回~)
安土、近江八幡(第218回~第221回)
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