大津京('19.3.1)
引き続き、びわ湖大津館。
3階の一室が、琵琶湖ホテルの歴史を紹介する特別展示室になっている。
琵琶湖ホテルは1934年(昭和9年)、滋賀県初の国際観光ホテルとして建設された。
東京の歌舞伎座やニコライ堂、明治生命館、大阪市中央公会堂などを設計した岡田信一郎と、弟の捷五郎が設計した。
1945年(昭和20年)の終戦から7年7ヶ月、進駐軍専用の宿舎となる。
接収解除後、ホテルとしての営業を再開。
1998年(平成10年)、琵琶湖ホテルは現在地の浜大津へ移転した。
この建物が、びわ湖大津館として公開されたのは2002年(平成14年)。
私が今いるこの展示室は、かつて貴賓室だった部屋。
昭和天皇をはじめ皇族の方々、ヘレン・ケラー、ジョン・ウェイン、アベベ・ビキラなどが宿泊したそうだ。
窓の外を見るとちょうど、びわこ花噴水の時間だった。
昨夜見た、ライトアップされた噴水も良かったが、昼間の噴水もまた華やかだ。
再び室内の展示を見る。
営業当時の写真やパンフ。使用されていた皿。
古くなって交換された部材の一部。
米軍接収時代の写真。皇室の方々が来訪されたときの写真など。
入江相政侍従長の書があった。
外へ出る。3月になったので、イングリッシュガーデンが冬季休園を終え、今日からオープンしていた。(入園料¥320)
3月になったばかりだけど、色とりどりの花が咲いている。
芝生が広がるボーダーガーデン。
ノットガーデンの刈り込みが見事。
生け垣の間に花が植えられている。
英国の田舎っぽい風景を再現したエリアもある。
本物の鳥が飛んできて、その風景の中で羽を休めた。
ガゼボへと至るローズガーデン。
もう少し季節が進めば、もっときれいになるかも。
途中、えらくおしゃれな業務スーパーがあった。
京阪大津京駅に着いたのは1時58分。
ホームに入ってすぐ、2時ちょうど発の石山寺行きが来たので乗る。
「ちはやふる」のラッピング車両だ。
※旅のマップはこちら。
※これ以前の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。
・第227回 もうすぐ春が訪れる(大津京→びわ湖浜大津)
・第226回 義仲と芭蕉とマラソンと元ホテル(膳所→大津市役所前→大津京)
・第225回以前
・大津(第224回~)
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