207&208鞍目-つっぱる馬とつっぱらない馬

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この日は2鞍連続でレッスンでした。まずは1鞍目。一見、元気に馬を動かしているように見えるのですが、本当は乗り手の私のことは無視して、馬が自主的にびゅんびゅん走っているだけ…。

≪1鞍目、つっぱる馬の対処≫

完全に馬主導の状態になってしまっため、私が巻乗りをしようとしても無視です。ずっと馬がつっぱってしまっている状態。そして、馬につっぱられると自分で手綱をゆるめに行ってしまう私…。それをやってしまうと、馬は『あ、つっぱったらこの人は緩めてくれる、苦しくなくなる」と思ってしまいます。

内方の手綱を、自分の腰の方につなぐイメージで持ち、馬がつっぱってくるようなら拳をニギニギ…細かく使って、つっぱりを取っていきます。馬がチューイング(口をカチャカチャならす)し始めて、その後にハミを受け入れたら内方脚を使います。

さらっと書きましたが、これ、私にとってはすごおおおく難しい…。でも、これを繰り返して、馬が受け入れてくれると、速歩で走られてしまうこともなくなりました。

しかし、受け入れてもらうまでにすごく時間がかかってしまい、1鞍目は駈歩はせずにタイムオーバー。

≪2鞍目、つっぱらないけどイケイケの馬≫

2鞍目は違う馬になりましたが、こちらもとても軽くてガンガン走る子です。この馬の場合も、乗り手の未熟さ故にちょいちょい走られてしまうことがあるのですが、1鞍目がつっぱってくる感じなのに対して、この馬はつっぱる感じはあんまりしません。(私がわかってないだけな可能性もあります…)

悪い意味でふわふわした乗り心地で、なんだか乗っていると不安になってきました。その不安からか、どんどん馬にしがみつくような姿勢になってしまって、駈歩も苦戦…。先生には「しがみついていたらダメ、常に鐙の上にすっと立てる姿勢でいないと、駈歩はできませんよ」と言われてしまいました。

≪真夏の2鞍連続は危険…≫

自分の技術のなさは勿論ですが、この日は真夏日だったこともあり、最後の方は熱中症のような感じでフラフラに。バランス云々以前に体に力が入らず、鐙に立てない状況になってしまいました。ただでさえ下手なのに、暑さが加わると、もうどうしようもない感じになってしまうので、夏の間は2鞍連続ではなく、間を空けて乗ろうと思いました。

★BALOG★