こんにちは!
きものライフスタイルコーチの松嵜まゆみです
生まれ育った西陣で、着付け教室を運営しています。
着付け歴28年、着付け講師歴8年
京都駅から地下鉄で10分、地下鉄今出川駅から徒歩1分の
葵桜®きもの着付け教室 は、
きものを通して、幸せなウーマンライフをトータルでサポートする着付け教室です。
生徒さんの心に寄り添う 京都で一番安心感のある着付け教室として、
整える・学ぶ・活かすをコンセプトとし、
きものが着られるようになるのはもちろんのこと、
「技術」だけでなく、その「活かし方」や「在り方」についてもお伝えしています。
ご提供中のメニュー一覧はホームページからどうぞ
朝ドラ見てますか?
私は、唯一欠かさず見てるのが朝ドラです。
昨日最終回を迎えたスカーレットは、
昨年末、義父の葬儀の翌日に、主人公のお父さんが亡くなって
終盤は主人公の息子が白血病になったりして、
重なる部分もあり、涙なしでは見られませんでした(いや、それはいつものことやけど・笑)
そして、白血病患者の心の動きなどを、テレビを通して感じました。
(病名をブログやSNSに書くのは始めたかと思いますが)
うちの夫は、昨年の2月から入院していて、
ちょうど水泳の池江璃花子さんが白血病と発表された日に、
私も主治医から、同じ病名を告げられました。
子どもたちが朝ドラを見てる横で、
「お父さんと武(主人公の息子)は一緒の病名やけど種類が違うからね」という説明をしたりして・・・
実際、種類は違うし、日々医療が進歩してるので、
今は60~70%(年齢によってはもっと高い確率で)、
緩解(≒治癒)する病気と言われています。
うちの夫はまだ職場復帰は出来てませんが、順調に回復中です。
で、本題。
そのスカーレットの中で、武の主治医が、
「患者さんの心は揺れる」
「だから僕は揺るぎない強さを持つようにしている」
と言った言葉あがりました。
私、それできてたかな??って思って振り返ってみました。
夫は普段弱音を吐くことはないのですが、
それでもやっぱり「治療がつらい」といった言葉を発することが数回ありました。
一番つらそうな時を思い出すと、今もつらくなりますが、
私は、帰り道では泣いてましたが、
病院では普通に過ごしてました。
夫の前では、普通に、あっけらかんとしてました。
「先生、大丈夫言うてはったし大丈夫やろ」って(ホンマにそう思ってたからですが)。
かといって強く励ますこともなく、普通に会話して、
神妙になることもなく、いつも通りゲラゲラ笑ってました。
で、たまに「退屈やろうし、これやっといてーって」って、
夫に課題を託して帰る。
高校の偏差値調べてもらったり、
保険の手続きを自分でしてもらったり(鬼?笑)
「どういう風に接したらいいか?」とか考えていたわけではなく(その余裕はなかった)、
私の性格がそうなので、普通にしていたらそうなっただけなのですが、
「それでよかったのかな」って思えた一言でした。
で、今日、この言葉に触れたのは、
「患者さんの心は揺れる」「だから僕は揺るぎない強さを持つようにしている」の
「患者さん」の部分を、
「受験生」に置き換えられていたら、
娘の高校受験ももっとお互い楽だったかも?と思いました。
受験生って目標に向かってまっしぐらだと思ってたのですが、
そうではなくて、
「揺れることがある」ということを知っていたら、
夫への接し方と同様、
娘にもいつの日も変わらず接することができたと思うのです。
というのも、長女は、
義父の葬儀の後の5日間と、
滑り止めの高校の受験日の直前に5日間、
ずっと布団から出てこないという生活をしていて、
私はどちらかというと、目標に向かってまっしぐらなタイプなので、
口で意欲満々なこと言うておきながら、それが行動として伴ってなかったら、
イラってするんです。
だけど、それを言うと余計にやらなくなるのは知っているので、
そのイライラをぐっとこらえて、
枕もとでコーチングのテキストを読んだり、
(私の)妹からのメッセージを「受験のプロからのアドバイス」として読んだりして、
復活するきっかけ作りをしたりしてました。
それでもやっぱり、
「親としてこれでいいのかな?」とか
「うちの子こんなんでいいのかな?」とか思いながら過ごしてました。
夫のときは「これでいいのかな?」とか、一度も思わなかったのに。
※これには、
「子どもへの心配だけでなく、「親の役目を果たしてない」と言われるのがイヤ」
というのと、
「夫の病気は治ると信じてたけど、受験は受かるかどうか心配だったから」
というのがあります。
ですが、病気の人が生きるために頑張っているのと同じく、
受験生が合格に向かって頑張りたくない子はいないんですよね。。。
だから、やる気満々なことを言うたその後、
不安になって動けなくなる人もいる。
ということをわかっておくと、
その子のタイミングで必ず浮上してくるから、
「揺るぎない強さを持って」見守ってたらいいのかも。
と思えました。
頑張らせようと思ってたけど、
本人は、(頑張ってるように見えなくても)頑張ろうとしてるから、
病気の人にそうしているのと同じように。
受験生の親としてすることは、子どものプレッシャーを取り除くこと。
もちろん、色んなタイプの子がいるだろうし、
これがすべての子にとって正解ではないかもしれませんが、
少なくとも長女は、私が思っている以上に自分の人生を考えている。
ということがわかったので、
次は、それを信じて見守りたいと思います。
公式LINEで募集中の「体験セッション」のご相談内容は、
ビジネスや着物だけでなく、親子関係のお悩み相談も承っています。
(よく聞かれるのは、「受験生に言ってはいけないワード」←これは中学教師の妹からの受け売りですが・笑)
ちなみに・・・
「旦那さんの病気と娘さんの受験が重なって」と言われること多いのですが、
我が家の場合、結婚して15年ほとんど家にいなかった夫がなので、
このままやと大人になった時に「お父さんには何もしてもらわなかった」ってなりそうやなと思っていたところ、
夏ごろから自宅療養で家にいるようになり、リハビリ代わりに少しずつ家事をしてくれて、
娘の塾に合わせてごはんの準備をしてくれて、本当に助かりました。
一ついうなれば、娘が不機嫌な時に私に対して「また何言うたん?」って言われるんは腹立つけど・笑
(昨日も言われてすねてた・笑)
長女的には今まで家にいなかったお父さんがずっと家にいることが嬉しかったりうっとおしく感じたり・・・もあったようですが、
親子の絆を深めてくれる機会をもらえて良かったなーと思ってます。
ちなみに今日は、LINEの機能を試したくて、
昼食後に「〇〇機能使ってみたいから家族ラインに送るしやってみて」と私が言いだしたのをきっかけに、
その後も1時間ちょっと家族4人でLINE機能を使って遊んでました(私は途中で抜けたけど・笑)。
着付けも人生も思いのままに
きものライフスタイルコーチ 松嵜まゆみ
いつも、応援ありがとうございます。
いいね!の代わりに押していただけると嬉しいです。
きものを楽しみたい方、きものを通して人生を楽しみたい方、ビジネスを楽しみたい方、
ビジネスを通して人生を楽しみたい方、人生そのものを楽しみたい方。
そんなあなたのお手伝いをさせてください。
葵桜がご提供できるメニュー
お問い合わせ/お申し込み
▶ お問い合わせ ▶ お申し込み前のご確認事項
お申し込み
ホームページ
お仕事のご依頼はこちらからお願いします。
▶ お問合せフォーム