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鎌倉小町通にある、カウンターだけのラーメン屋「ラーメンひら乃」でチャーシュー麺を頂いた。 ここに来るのは4年ぶり。開業準備がひと段落ついた休日に寄ったのが最後。 店の引き戸を開けると、親父はマスクにフェイスシールド姿、で厨房に立ち、カウンター端にはハンドジェルが設置されていた。 夕飯どきに店に入ると客は私1人。 ラジオからはナイター中継が流れ、コロナ予防グッズがなければドラマのセットのような昭和のラーメン屋。 ここの支那竹はちゃんと味付けがされ、チャーシューは焼きチャーシューを使用している。昔ながらのラーメン屋のスタイルだ。 最近のラーメン屋はシナチクは市販品をそのまま使い、チャーシューはにチャーシューを使う。煮チャーシューはタレをちゃんと作ればあとは豚肉を放り込んで煮るだけだから手間がかからない。一方、焼きチャーシューは焼いている間張り付いて、満遍なく焼けるようにチャーシューを回さなきゃならないから最初から最後まで手間がかかる。そのかわり焼き上がると肉の旨味が中に閉じ込められ、タレと合わさって美味い。 煮チャーシューは煮込んでいるうちに肉の旨味が外に出てしまい、タレの味しかしなくなる。だからやたら味が濃い。これで慣れてしまうと、焼きチャーシューを食べたら味気なく感じる。 ここ10年で訪れたラーメン屋で独自に味付けされた支那竹を使い、ガスオーブンなどで焼いたチャーシューを使っているラーメン屋は「ひら乃」と大井町と西大井の間の商店街のような場所にあったラーメン屋の二軒だけだ。(名前は覚えてない。)あと、北鎌倉駅前のラーメン屋もそうだったような気がするがよく覚えていない。 具材は全て完食し、スープも飲み干した。 その後は、御成町のスタバに寄った。混んでると思ったら結構空いていた。ここに来るのも2年前の2月に大雪が降った日以来。 目の前のプールの水がバスクリンのような色をしていた。外に出ると虫に囲まれそうだったので、店内で過ごすことにした。 最近はカフェインを摂取すると眠れなくなくなり、めっきりコーヒーわ飲む機会が減った。

藤田 和広(@kazuhiro_fujita)がシェアした投稿 -