風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

弟の極楽往生の決定

2019年12月13日 07時41分15秒 | 随想

昨日は弟が極楽往生か地獄行きか閻魔大王が裁定する満中陰法要だった。

厭離穢土欣求浄土、四苦八苦の人生を終えて極楽往生は弟の無上の喜びだろう。

縁者の兄弟姉妹が高齢と遠隔地であるから、近場の縁者七名で100名は収容できる部屋は充分過ぎる大きさだった。

自身の精進努力で仏と成ろうとする聖道門と違って、阿弥陀様の本願頼みの浄土門では満中陰法要は不要だろう。

お釈迦様が紹介くださった阿弥陀如来の王本願の絶対信心である親鸞さんの浄土真宗は、ただ一度の南無阿弥陀仏で極楽往生が決定していると印度西天中夏日域の七高僧である天竺の竜樹・天親、中国の曇鸞・道綽・善導、和朝の源信・源空が保証する。

王本願とは法蔵菩薩の名で世自在王仏の寺で薬師如来の東方浄瑠璃浄土、観音菩薩の南方補陀落浄土、弥勒菩薩の兜率天、盧遮那仏の蓮華蔵世界などあらゆる浄土を研究した結果、西方極楽浄土が最善と定め、そこにすべての凡夫を救済できなければ如来とならないと誓願し、阿弥陀如来となったのであるからすべての同朋同行は救済される。

地獄を話題にする人種は、尊属殺人、仏法僧を誹謗する輩なのだろう。


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