風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

寺院の少ない九州

2019年02月15日 12時11分45秒 | 随想

北海道を列車で周遊した時、最北稚内の高野山最北大師真言寺を参拝し、最東根室で国後島より招来された日本一遅い開花の千島桜が護国山清隆寺で満開だった。

日豊本線で宮崎を経由し肥薩線の大畑・真幸スイッチバックを通過する列車旅を計画している。

九州で寺巡り、乙なものだ。

好事魔多し、花に嵐、そうは問屋は卸さない。

九州は寺が極端に少ない。

高天原神話の高千穂、キリスト教の影響が思いつくが、明治維新の廃仏毀釈が主原因、厭離穢土欣求浄土の徳川幕府を倒した、薩摩藩、長州藩、土佐藩、肥前藩の官僚は神仏分離を徹底し神道を擁護したからだろう。

神社は東九州に宇佐神宮・高千穂神社・青島神社・鵜戸神宮・霧島神社、佐賀の祐徳稲荷神社、他にも太宰府天満宮、宗像神社など盛沢山。

高知県では弘法大師のお陰だろうか、四国遍路旅で修行の道場・土佐では16寺を巡拝したが、人口10万人当たりの寺院数は鹿児島・宮崎・高知は下位に低迷している。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。