物事、勝負事で、最初の一回・二回は駄目でも、三度目は確実である事を「3度目の正直」と言うようであるが、新型コロナ風邪は如何だろうか。
中国武漢を発生源とし、豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」で搬入された第一波、欧州からの第二波は封じ込めに成功したが、現在はGoToによる第三波の最盛期、失敗したらアベノミックの総理大臣と同様に「三度目の嘘吐き」と言うべきなのだろうか。
霜月初旬に請われて飯田市の果樹農家に泊まり込んで援農奉仕をしたから主人夫婦とは濃密接触者だった。そして一週間後にはコロナ禍で延期となっていた千人規模の「春の歌祭り」に友人の「噂の和多留」が出演するコンサートで飯田市鼎文化センターに出向き、翌日は果樹農家の招待のリンゴ狩りをしたのだった。
帰宅後はコロナウイルス感染の加害者・被害者両面の心配事で65才の定年退職以来の習慣である自宅待機を継続したのだった。
2週間経過し、南信州の飯田保健所管内のコロナ感染者は無く心配事は老人の杞憂だった。神仏の前ではすべての人間は死刑囚であるのだから、人事を尽くして天命を待てば平穏な人生になるのだろう。