日本を代表する夏祭りの1つ、徳島市の阿波おどりが新型コロナウイルスの影響で中止になったことを受け、徳島市とその周辺の宿泊施設のうち 三割が、廃業を検討する可能性がある。
原子爆弾による武力戦争の戦後は壊滅的状況だったから、復興は分かり易かった。
コロナ禍による経済戦争の戦後は、世間は何ら変わらず、何から始めたらいいか皆目見当がつかない。
不要不急を優先するお祭り騒ぎのアベノミックスも終末を迎え、祭りの後始末が大変で、安倍後継を引き受ける奇特な人間が現れるだろうか。
無駄使いの経済一辺倒を反省し、節約を旨とする古き日本に回帰する時なのだろう。
自給自足を志向するならコロナウイルスで汚染された穢土を厭離し、田舎を欣求するのが良いだろう。
国破れて山河あり、やはり最後に生き残るのは農民で、農は国の大本なり。