クリスマスのお墓参り | ぶーぶーとダディ

オーストラリアでは、クリスマスはみんな家族で過ごすのが普通です。クリスマスイブは、義兄一家のお家のクリスマスパーティーにお邪魔しました。その前日は、代理祖父母たちの家でクリスマスパーティー。どちらも、結構長居しました(´∀`*)。

義兄とは、今のところ年に一回会う程度です。でも、会うと、ダディとの日々を思い出します。義兄は、とてもいい人です。ただ、話が周りくどいのは昔から。一つの話の説明が長い長い。ダディがいつも途中で、「Get to the point!!!(要点はなんじゃーい)」と突っ込んでいたのが懐かしくて、一人で思い出し笑いしてしまいました。そして、あまりの話の長さに、ダディに変わってやんわり突っ込んでしまう自分がいました(๑>◡<๑)。懐かしい日々がよみがえって、寂しくも楽しかったです。


テーブルに乗り切らなかったけれど、ハニーベイクドハム、デザートのクレームブリュレとティラミス、フルーツプレートもあって豪華ディナーでした^^ぶーぶーは、誰よりも早く、大好きなエビの前に陣取っていました。



代理祖父母たちは、いつも通り大歓迎してくれました。一緒にボードゲームで遊んで、たくさんお話しをして、美味しいご飯をご馳走になりました。とても聞き上手な人たちで、一緒にいると話したくなるし、何時間でも話が尽きません。この二人といると、ぶーぶーのおしゃべりが止まらないというのが、なんとなくわかる気がします。




そして、クリスマスの今日は、当初の計画通り、家族水入らずで過ごしました。午前中は、掃除と洗濯、その後、プレゼントを全部開けて大喜びして、一緒に本を読んで、お昼からダディのお墓へ。今年のお墓参りはクリスマスが最終です。炎天下だったけど、ぶーぶーと二人で磨き上げました。クリスマスは人っ子一人いないんじゃないかと思っていましたが、霊園は結構な人で、お花屋さんも賑やかでした。もう6度目のクリスマス。それでもやっぱり、笑顔の写真に語りかけると涙がこぼれる。ダディとぶーぶーと3人で過ごせたクリスマスは、二回だけだったかな。もっともっと・・・、いや、あと一回でもいいから一緒に過ごしたかった。今はお墓の前で、ぶーぶーと二人であれやこれやとダディに話しかけるクリスマスです。聞こえてるといいな。何かの勘違いかなとは思うんですが、お墓の一部の、鍵のついたキャビネットに飾っていたダディのドラムスティックが消えていた。ぶーぶーと、きっとダディからのメッセージだねと結論づけました^^





お墓参りの帰り道は、車を洗いに行きました。ダディが生きていたら、年越しまでに車をきれいにしたーい!!と言い出しそうだなと思って。洗車はダディの担当だったから、私の洗い方じゃダメダメだろうけど、ぶーぶーと一緒に、楽しく。




今年もあと少し。帰りの車の中で、新年を迎えるにあたっての抱負を色々と話し合いました。なんやかんや言っても、健康で、普通に穏やかに暮らせることができれば、それが幸せです。ダディの発病から、闘病、唐突な別れ、そして、裁判やら色々ありすぎたことが、自分の中で、自分も気づかないままに、相当なトラウマになっていたみたいで、自分の中でいろんなことのスイッチが切れたままです。逆に心の中にすごい防護壁もそびえ立っています。来年は、じっくり自分を見つめ直して、もう少し成長できる年になれば良いなと思います。

長々と続くこのブログに、変わらず訪れて下さる皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。来年は、少しでも穏やかな一年が訪れますようお祈り致します。