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寝ているときだけではなく、デスクワーク中やテレビを見ているときでも、無意識に口が開いて口で呼吸をしていることがあります。

マスクが必須な世の中で、息苦しさから口呼吸にもなります。

口呼吸がくせになっていると、口臭、むし歯、歯周病などのほか、いびきやのどの乾燥、二重あごなどのトラブルが現れることがあります。

口呼吸は、口臭、むし歯、風邪の原因をまねく

ヒトの体のメカニズムからして、呼吸は本来、鼻で行うものですが、近ごろ、口から息を吸って吐く口呼吸の人が世代を問わずに約8割以上いるという調査報告もありました。口呼吸の弊害を理解するためにはまず、唾液の役割に注目してください。次のような働きがあります。

・消化作用―唾液に含まれる消化酵素が、食べ物を消化します。

・咀嚼(そしゃく)作用―食べ物を飲みこみやすい大きさにくだく助けをします。

・嚥下(えんげ)作用―嚥下とは「飲み込む」ことです。消化、咀嚼した食べ物を、潤いで飲み込みやすくします。

・潤滑作用―口の中を潤して、食事や会話を円滑にし、ケガや傷を防ぎます。

・味覚作用―食べ物に含まれる物質と唾液が溶け合い、舌の「味蕾(みらい)」という味を感じる組織に届けます。

・洗浄作用―歯の表面や舌の上など、口の中の汚れを洗い流し、むし歯や歯周病、舌の汚れ、口臭を予防します。

・消臭作用―サラサラの唾液は、口臭のもととなる口内細菌を閉じ込めて胃に送り、臭いを防ぎます。

・抗菌、殺菌作用―口の中のばい菌が増えるのを抑え、口から入る細菌やウイルスに対抗します。

・歯の修復作用―初期のむし歯から溶け出したミネラルやイオンを、再び歯に沈着させて修復します。これを、歯の「再石灰化」と呼びます。


口を開けて口で呼吸をしていると、口内から水分が蒸発して口やのどが乾燥します。すると、こうした唾液の働きが衰えます。口臭、むし歯、歯周病などの口の病気が進行しやすくなるほか、風邪やインフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなります。

寝ているときに口がぽかんと開くと口呼吸になります。口を閉じているときに比べて、舌のつけ根が重力で落ち込み、気道の入り口の空気の通り道が狭くなります。そこを呼吸によって空気が通るときに、粘膜の振動や摩擦音で音が響き、いびきになります。

口を閉じて寝るため、舌の落ち込みがなくなるので、気道が狭くならない、また、鼻から直接気道に空気が通るため、音の響きがなくなります。

いびきが途中で止まる、また、これをくり返す場合は、寝ているときに呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性もあるので、注意が必要です。

二重あごになり、ほうれい線が深くなる

口呼吸になる原因は、口の周りの口輪筋や、舌の筋肉の衰えで口が開きやすくなるからだと考えられます。猫背や立てひざなどの姿勢でスマホを凝視していると、口やあご、のどの筋肉は弱くなります。

普段から口を開けて口呼吸をしていると、表情にも影響が現れます。顎舌骨筋(がくぜっこつきん)という舌につながる首の筋肉が萎縮して噛(か)む力が弱まり、噛み合わせが悪くなりがちです。すると、首の筋肉がたるんで二重あごになりやすく、また口元のほうれい線が深くなります。


まず、口を閉じてから、自分の舌の位置を確認しましょう。「舌の先が前歯の裏にあたっている」「上の奥歯と下の奥歯があたっている」、また、「舌の周囲に波のような歯型(圧痕)が付いている」場合は、口呼吸をしている可能性が高いでしょう。

口呼吸では、口、鼻ほか体の不調から、口まわりやあご、首の筋肉、表情、老け顔になるといった弊害があるということです。できるだけ自分でハッと気づくようにして、鼻呼吸が習慣となるように毎日意識してケアを行いたいものです。

https://wotopi.jp/archives/84538

http://www.masuhiro.net/sp/



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