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口臭が気になる、口の中が乾く……。歯医者さんに行くほどではないけれど、なんとなく口の中がイヤな感じ。口臭、虫歯、歯周病 etc. お口のトラブルが全身の不調につながることも!?

この不快感のキーワードとして、今注目されているのが「口内フローラ」。口の中の環境を整えれば、口内のみならず、健康にもいい影響が期待できるそう。博士(歯学)の木津康博先生が詳しく解説。さらに、口内フローラ改善に役立つ、正しい歯磨き&フロスのテクニックを歯科衛生士の岩﨑美和さんに伝授してもらいました!

「口内フローラ」って一体、何?

口内フローラ

口の中に生息する、約700種以上もの細菌群

人の口の中には、約700種類、1000億個以上ともいわれる細菌の集合体があります。これが口内フローラ。菌は大きく分けて、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類で、歯の表面や歯周ポケット、舌など、部位によってそれぞれ特有のフローラを構成。善玉菌(日和見菌を含む)9割、悪玉菌1割が理想な口内フローラのバランスといわれています。

口内フローラが乱れると、全身に悪影響が!

歯だけではなく、口の中のフローラのバランスが大切

「腸内フローラ」は周知されましたが、同じように口の中にもフローラがあるのだそう。

「このバランスが乱れ悪玉菌が増えると、口臭や口の中のねばつきなど、不快な症状が表れます。これが虫歯や歯周病を引き起こし、さらには身体にまで影響をおよぼすことがあるのです(下イラスト参照)」と話すのは、木津歯科総院長の木津康博先生です。歯周病患者の心臓病のリスクは2倍(平成11年度厚生労働省調査)ともいわれるそう。口内フローラの乱れが、どのように身体に影響を与えるのでしょう。

【口内環境の悪化でこんな症状を発症することも】

口内フローラ

「例えば、悪玉菌である歯周病菌が、歯周ポケットにすみつき骨を溶かします。さらに、骨内の毛細血管から悪玉菌が全身を巡ると、心臓の血管にかたまりを作り、心筋梗塞などさまざまなトラブルを招く可能性もあります」

アメリカでは「Floss or DIE(デンタルフロスか死か)」という言葉も話題なのだとか。

「つい虫歯や歯周病だけに着目しがちですが、口内の環境を整えることは、全身の健康につながるということ。日々の口内ケアがどれほど重要かがわかりますね」



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