プラスのサイクル | ㈱けやき 代表取締役 森本幸弘のブログ

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平成16年7月22日 葬儀社設立
もともとは葬儀の仕事には縁がないと思っておりましたが
今思えば、導かれるように葬儀に携わり、
葬儀を通して人生、生きる、を
学ばさせて頂いてると思います。
日々、思うことを書こうと思います。

昨日もブログで書いてますが

今年の7月は今まで経験したことがないような落ち着きでした。

こんなときは人生を回想する時間もありました。

 

25年ほど前になりますが、僕は普通のサラリーマンでした。

異動が多い会社で、異動までの期間は長くて1年、短いと1カ月、

平均すると3カ月ぐらいになるかもしれません。

 

全国で200店舗ほどの婦人服のショップを運営する会社でした。

(現在は縮小、合併などして社名変更してます)

3年間在籍して、異動は10回だったと思います。

一番長かったのが震災後の岡山市、

一番短かったのが宝塚市の昆陽、尼崎市の武庫之荘が

それぞれ一ヶ月程度(比較的人手不足の店に手伝い的な異動)

大阪市の野田駅近くに本社があって、そこに通うこともありました。

当時は神戸市西区(実家)に住んでましたので、2時間の通勤時間

しかもラッシュ時の通勤、会社についた時点でクタクタになり、

はやく時間が過ぎていかないかな~と自動販売機の前で

いつも座っていたのを思い出します。

 

同期と比較して自分だけが取り残された気分になってました。

(やりがいもなくってという感じです)

もし時代が違ったら(もう少し遅かったら)、

確実にフリーターを選んでいる自信があります。

その時代はフリーターという言葉もあったかなかったか、ぐらいで、

社員として働くことが大人の義務ということしか頭にありませんでした。

ただ選べる範囲が少なく、皆と同じように就職活動をして、、、働いて、

給与を頂いて、生活して、働いて、、、

というような先を薄っすら見ながらの過ごし方だったと思います。

 

その後、はっきりした転機ということもすぐにはないです。

 

振り返ると転機は14年前、㈱けやきの創立ですが、

その10年前(今から25年前)の、このサラリーマンの時期に

もう種を蒔いてたんだと今になるとわかるんです。

 

簡単にいうと腐らなかったということです。

いわゆるプラス思考です。

 

本は今より読んでいましたし、中小企業診断士の学習もしてました。

20代前半から、いまさらながらに30代へ役目を求めていたんだと思います。

その根底には高校時代の挫折があります。

挫折というか勘違いというか、そのサイクルがマイナスに動いて

さらにマイナスのサイクルを加速させて20代に突入したような感じです。

 

どこかに『人は自分は何のために』をいつも抱えていたように思います。

いまだから分かるんですが、それは間違いなく、

何かの役に立つためがあるんだと思います。

それを求めて生まれてきたというか、、、

哲学的になるので

今日はここまでにしときます。

 

話は戻しますが、プラスのサイクルになる瞬間が

人を通して、自分を振り返って分かる気がします。

 

過ぎ去った時に見える景色を

過ぎ去る前に見えるようになるとプラスに転じます。

ただ、ここで心の努力ができるか、これが大事です。

言葉では何とも言えますし、一時の感情でやる気も出せます。

継続しながら努力していこうとする気持ち、これが大事だと思うんです。

 

ずっとマイナスのペダルを踏んでいる人を見ていて思うんですが

間違いなく、すべては自分で引きよせていること、

それさえ気付けば、プラスに転じれるんだと思います。

 


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