千一夜第3章第236 下松市栽培漁業センター

2020-08-23 22:09:26 | その他

2020.08.23(日)

今日は孫等と新装オープンした下松市栽培漁業センターに行った。下松から真っ赤な笠戸大橋を渡ってすぐ左手に新装オープンしたものだ。新装前の昔の同センターには1~2回行ったことがあるが、随分昔のことなのでよく覚えていない。新装の同センターでは、子供が魚と触れ合えるプールがあるということだったので、それならどんなものかと一度来てみようと思った次第である。

何の予備知識も無く14時頃来た。同センターの玄関では、コロナ対策で受付の職員が直ぐに我々の熱を測りに来た。37.5度以上の熱がある人は入場お断りとある。我ら家族は無事に通過出来、まず玄関左脇のキッズコーナーに入る。ここにも水槽が置いてあり、底に大きなヒラメが1枚へばり付いていた。孫は今まで見たことが無かったようで、ヒラメに見入っていた。

水槽の脇では子供らが遊べるスペースがある。磁石の玩具が沢山置いてあり、孫等は直ぐに夢中になっていた。

キッズコーナーを出て受付の前を通り過ぎると広い休憩室がある。受付がある事務所内には猫が沢山飼われている、どうやら猫がマスコットのようだ。そういえば昔、笠戸の筏の生簀の上で猫が番をしているという話題があったような気がする。その延長で猫がおもてなしをするのかも知れない。

休憩室の外には魚と触れ合えるプールがある。沢山の子供と保護者が入っていた。10種類くらいの魚がうようよ入っているが、とても子供らに触られるようなヌルサクの魚は居ない。すばしっこく人の足の間をすり抜けて行くのだ。それでも子供らにしてみれば、こんな間近に魚を見られることは無いので大はしゃぎである。

子供らは魚に触ろうと手を伸ばすが、魚もさるもの、子供らに触られてたまるかと逃げ回る。子供らは夢中になり時間が経つのも忘れて追いかけ回す。

子どもを連れて来る親は、子供に水着を着させて遊ばせる者も多い。水着を用意していない子供らはズボンやスカートを捲り上げてプールに入る。しかし上がった時にはびしょ濡れになっているので、やはり水着を用意して来た方が賢明である。

プール遊びに飽きた後は養殖ヒラメの餌やりが待っている。プール隣の養殖場に入ると、円形の大きなプールが8つばかりある。どのプールにもヒラメがうようよいる。人の影を、いや人を見るとヒラメ等はそわそわと落ち着かず、幾つかは直ぐに海面まで浮いて来る。人を見ると餌が貰えると解っているようだ。

粒粒の餌を100円で飼ってプールに投げれると、ヒラメは餌に飛びついて来る。それは私でも驚くほどの迫力だった。一粒の餌に数枚のヒラメが一斉に群がる。餌が得られるのは1尾だけだが、中には飛び上がってくるものが居るのには吃驚した。ここでは獰猛なヒラメの生態が良く解かる。実際の釣りでも、これだけ獰猛で食欲旺盛であれば、生餌のアジなど一溜りも無い。この様子を見れば、ヒラメは居れば釣れるのだと思わされる。実際のところ、サビキ釣りで針掛かりしたアジにヒラメが喰い付くということは良くあることである。釣れないのはそこに居ないからである。

嘗ての漁業センターのイメージとは全く違うこういう施設は良い。入場無料、売店のようなものも無し、従って、おやつ持参で来れば親は殆どお金を使わずに子供らを遊ばせることが出来る訳だ。孫はまた来たいと言っていた。

【8月23日過去の釣行記録】
・2014年築港・東晴海埠頭、06:00~11:00、中潮、釣果=キス34・マダイ1
・2015年徳山築港、05:50~09:10、長潮、釣果=キス22・タラハゼ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦7月5日釣行記録】
・この日の釣行記録はありません。

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

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