防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 本日をもって今年の養殖ワカメ収穫が完了しました

 2月の大しけで大減産を覚悟したんですが、心配した黒潮系の暖水も田老までは来ず

 最後まで好条件を維持したことにより、ある程度の収量を確保し

 好価格に支えられて、水揚げ金額では昨年を上回りました

 大きな事故もなく

 よかった~

 

 養殖は一安心

 ですが、別な問題が・・・

 

 アワビ種苗生産施設の塩分濃度が低下して困ってます

 

 原因は河口閉塞

 完全に閉塞はしてないんですけど

 河口にシケで打ち寄せた土砂がたまって、結構な水量が地下に浸透してるみたいです

 アワビ種苗生産施設は砂浜に取水管を埋めて取水してるので、河口から地下に浸透した真水が海水に入り込んで塩分が低下するというようなことだと思います

 

 

 

 この写真、遠くてiPhoneではキツいなって

 もうダメだと思って助手席に転がしておいた愛機PENTAXを取り出すと

 突然動くようになりました

 なんで?

 たぶん暖かくなったから(笑)

 

 もしそうなら冬になったらまた動かなくなる

 


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