今年は親潮系冷水の接岸がなくて心配しておりました
磯焼け
やはり、海底は真っ白けの所が多いみたいです
マズいなあ・・・・・
アワビやウニの飼料不足が心配
磯焼けを解消するには多すぎるウニを排除すればいい
試験の結果から分かってはいるのですが
海の中のウニを広範囲にわたって排除するって、膨大な時間とお金が必要です
根本的な解決にはならなくても、局地的に改善するための海中林造成
ほんとは2月中に実施する予定だったのですが
波が高かったり、透明度が悪すぎて延び延びになって
26日にようやく実施できました
昨年の12月、灯油缶の蓋みたいなのにコンブの種苗を打ち付けまして
2~3㎜だった種苗が3月26日にはここまで成長↓
これでも100個分ぐらいですね
たった3ヶ月でこんなに成長するんです
大気中の二酸化炭素と水中の窒素分を取り込んで、これだけの量を定着させるんですから
地球を温暖化から救えるとものがあるとすれば、きっとコンブだ
「それにしても伸びすぎじゃね?」
いざ、海へ
海底に事前に取り付けていたベース(白い点々です)
海底はやっぱり磯焼け状態です
コンブが付いたキャップをダイバーがベースに設置すると
あっという間にコンブ群落誕生
やっぱり海底は黒くないと
さて、今後コンブがウニの猛攻にどれだけ耐えられるかが勝負の分かれ目