今日は先日亡くなった高校の同級生の葬式に行って来ました
冠婚葬祭の場では、思いがけない人と出会うもので
水産技術センターの部長さんがいらっしゃってて
お互いに
「どういったご関係で・・・・・」
って
参列者の中にも見たことのある姿が・・・・
摂待漁港を工事している会社の現場監督さんでした
やっぱり、お互いに
「どういったご関係で・・・・・」
シケになると心配で漁港を見に行くんですが
摂待漁港は波が荒いので、作っては壊れ
作っては壊れを繰り返してまして
この監督さんとは、これまで何度となく
津波みたいな波を二人で呆然と眺めてきたものです
「なんだか今回のも凄そうですね。また斜路がいかなきゃいいけど」
「波高予測システムでは9.5mになりましたよ。波高9.5mなんて初めて見た。斜路どころか漁港本体が持つかどうか」
我が波高予測システム「えびす君」は予想グラフの最高値が5m
数日前からグラフを振り切ってますので、それ以上はどうなっているか解りません
9.5mってどんな波(汗)
もう津波でしょ
摂待漁港のすぐ近くにあるアワビの種苗生産施設も心配です
台風、東へ曲がれ!グキッと(祈)
さっきの小堀内漁港
まだそれほど波は高くないですが、沖からの生ぬるい強風がヤナ感じです
葬式って好んで出たいものじゃありませんけど
参列者の故人への思いを聞くと、人っていうのは、家族はもちろんのこと、親類とか友人とかご近所さんとか、たくさんの人に生かされてるんだって再認識させられます
オレ、自力で生きてるし
なんて思っててもね
最近、葬式って身内だけでごくごく簡単にやるケースが多いですし
結婚式もやらない人が多いですね
でも、けじめというか決意表明というか
そういう場として「式」ってやはり大事だなあと思った次第です
亡くなった同級生の子供が
「これから私がお父さんの代わりに家族を守っていきます」
って話してました
そんなこと言われたら
オレにできることがあったら力になるから
ってなりますもの
式に出なかったら、その子の顔すら知らないままですから
人と会う場所って大事
私、高校生の時は授業中ずっと寝てて
クラブの時間になるとようやく動き出すという、どうしようもないダメ生徒でして
先生方には本当にご迷惑をおかけしてきたので、あわせる顔もないんです
今日の葬式に高校の時の先生が来られてまして
(顔を合わせにくいなあ)
って思ってたら
向こうから
「新聞の連載記事読ませてもらったよ。切り取って保存してたけど無くした」
って声を掛けてくれました
全校生徒600人ぐらいいましたし、40年近くも先生をやってれば、そりゃ膨大な生徒数でしょうに
新聞の片隅にちらっと載った、30年も前に教えたダメ生徒の名前を見て解ってくれたとは光栄です
いや、記憶に残るぐらいのダメ生徒だったってことか・・・・・(汗)