兄夫婦は何度も妊活の終着点について話し合い、
特別養子縁組も真剣に検討したにも関わらず、
兄嫁さんのお母様の、猛反対により断念せざるを得なかったようです。

「妊活についてはいくらでも応援するが、実の子でないと可愛がることはできない。どうしてもやるなら親子の縁を切ります。相続も放棄してください。」

と、言われたそうな。
まさしく猛反対です。
兄嫁とお母様の凄まじい喧嘩だったそうです。

結果、夫婦で相談してメンタルも身体的にも限界だけど、
「年齢的にあと頑張るのは3年、と決めたんだ。今43歳で3年後も恵まれていなければさすがに諦めざるを得ない。」

恵まれた、として1人でいいの?
と聞きました。

「1人でいいよ。教育費、どうするんだ。」

確かに、妊活にここまでお金がかかっていたら教育費複数の人数分なんて無理だ、と私も思う。

「だから、3年分家賃減額にしよう。その間、君たちも昇給するでしょう?その3年間の減額分、妊活活動資金として援助してください。」

すごくすっきりとまとまりました。
きっと裁判所も納得してくれるはず。
3年間の家賃減額を盛り込んだ契約書の作成を兄に依頼しました。