母さんだけでなく、私のケアまで考えてくれていたのですね。

私「母は医師からも言われているが診断されてから14年目になる。このホームに来て8年とか9年とか。それなのにまだこの状態を保てるのはみなさんのおかげだと思っている。」

スタッフ「あなたはまだ理解がある。やはり自宅から入所するとレベルは落ちる。それを理解できなくて私たちを責める家族もいる。」

私「そうなんですね。母はコロナのせいで閉じこもっているから活動量がさらに落ちた。だからあのような歩行になったのですよね。スタッフさんからみてまだ母はグループホームで大丈夫ですか?」

スタッフ「大丈夫です。先生にも診察のたびに伝えていたのだけど、お母さんは嚥下状態は問題ないの。
ご飯はご飯。味噌汁もとろみなし。おかずは一口大に切るけれど、あんまり細かくすると食べにくい、という印象です。テーブルに容器を置いたまま、口に食事を運ぶことはできないけど、口元まで器を持って行けば食べられます。薬も問題なく飲める。」

私「グループホームは特養よりはスタッフの人数が手厚いですよね。私は母さんがどのような状態になったらホームを卒業しなくてはならないのか、がわからないのです。このままみなさんにお世話になる形でもまだ大丈夫なのか、が。」

スタッフ「お母さんの1番の問題は歩行です。トイレも歩行がそういう状態なので間に合わないことが増えてきたけど、まだ大丈夫。今の状態で特養に行ったら放置されてしまいますよ?」

先日購入したシルバーカーはもう状態的には使えていないのだろうな。