高度ポイント利用上の勘違い & ミュウツー | 東京・渋谷 外国人のビザ・入管業務 フェローズ国際法務事務所

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こんにちは。
東京渋谷の英語対応行政書士フェローズです。

 

 

高度ポイント制を利用した永住申請の制度が昨年4月に始まり、1年半ほどたちました。

※永住ガイドライン変更(日本版グリーンカード)の記事はコチラ

 


ご相談件数の増加から外国人のみなさんにも制度が周知されてきたことを実感していますが、同時に様々な勘違いも見受けられるように
なりました。

 


そこでいくつか例を挙げ、説明することにいたします。

 


【勘違い例 その①】

 

ご自分で永住申請をするときに、高度ポイント計算表の疎明資料(卒業証書、在籍証明書など)だけを申請書に添付して申請してしまった。

 

【説明】

 

高度ポイント制度を利用する方も、永住申請の際は納税証明書や身元保証人の資料など通常の申請で必要とされる書類を一式提出しなくてはなりません。
(通常の永住申請に必要とされる書類の提出が不要になるわけではありません)

 


【勘違い例その②】

 

1年(ないし3年)前に必要とされるポイントを満たしていれば、
その事実をもって(それだけで)永住が許可されると思っていた。

 

【説明】

 

1年ないし3年前の時点でそれぞれ80ポイントもしくは70ポイント以上満たしていたことを証明できれば、日本に10年住まなくても永住申請ができるようになりました。

 

ただしその場合も、申請直前の転職で年収が激減したり、申請直後に仕事を辞めるなど、これから先の収入の見通しが厳しくなれば審査に影響しますので、過去の記録だけで永住が許可されるとは限りません。

 

(記事が下に続きます)

 

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(今日のコラム、長いです・・・)

 

2年前ブームになった時1ヶ月くらいでやめてしまったポケモンGOを再開しました。

フレンドリクエスト(友達申請)がきっかけですが、トレーナー(このゲームのプレーヤーのこと)レベルは20そこそこ。

ポケットモンスターはゲームをしたこともアニメを見たこともないので知識はほぼゼロの初心者です。

 

またすぐに飽きるかもしれないと思っていましたが「ミュウツー」という最強の伝説ポケモン(←この部分、間違っていたらご容赦ください)にハマってしまいました。

 

9月後半から10月23日まで期間限定で、ミュウツーがレイドバトルに登場し、勝利すればゲットするチャンスを得られるのです。 

こんな機会がなければミュウツーを手に入れるのは至難の業だそうです。

 

よくわからないまま(笑)レイドバトルというものに参加して合計20名で戦ってミュウツーを倒します。 

 

 

 

 

いよいよレイドバトルの始まり。

ミュウツーが派手に登場(降臨というべき?笑)します。

 

 

 

 

りりしくていかにも強そうなミュウツー。

 

試合が始まるまで1分半くらいカウントダウンがあって緊張します。

周りでプレイしているみなさんもじっとスマホを見つめています。

 

そして熾烈な戦いが終わって勝利した、そのあとが問題ビックリマーク

 

ミュウツーをつかまえるための特別なボールが7個~10個くらいもらえてゲットするチャンスが与えられますが、難しくて全然つかまってくれません。

 

なにしろボールがほとんどミュウツーに当たらず、あらぬ方向に飛んでいったり地面に転がってしまうのでとれるわけないのですが、これでは一生かかっても無理かもと絶望的な気持ちになりました。

 

でも、手に入りにくいものほど欲しくなりますよね?

 

みんなはどうやってつかまえているのかネットで調べ、動画を見ると、驚いたことにボールの投げ方からして2年前と違う。

 

強いポケモンをとるためにはストレートに投げるのではなくカーブボール(回転させながら投げる)でないとキビシイのだそうです。

野球・・・?

 

さらにサークル固定法という手法があることも知りました。

 

実際にやってみるとお手本のようにはいかずカーブボールが下手すぎて、その辺にいる普通のポケモンに5回も6回も投げてようやく捕まえられる状態。

 

次に臨んだレイドバトルでは1回のバトルでGreat(Excellentの次に良いヒット)がやっと1回出せるくらい。サークル固定法もうまくいかず敗退の連続。

 

そこでサークル固定法はあきらめて、普通にカーブボールを投げることにしました。

 

そしてバトル7回目のチャレンジでようやく最初の1体をゲットできましたビックリマーク

この時は人前なので平静をよそおっていましたが、内心はうれしくてかなりハイな状態になりました。

 

これでコツがつかめたのか初回から3回連続でゲットに成功し、この1週間で7体つかまえることができました。

 

 

 

 

そうこうするうちに目的はミュウツーをゲットすることから、巷で言われているように、より個体値の高いものを手に入れることに変わってきました。 ぜいたくなものですネ。 

 

 

2年前はポケモンをコレクションすることしか考えていなかったけれど、ミュウツーとのバトルを経験してみて、相手のタイプや能力に合わせて効果的な戦いをすること、そのためにポケモンを強くしたり能力が備わるように育てることがポケットモンスターの目的で、だからプレーヤーではなくトレーナーと呼ばれていることなどをいまさらながらに認識し、ポケモンの奥の深さを知った次第です。

 

 

ポケモンGOを始めると毎日知らないうちにかなりの距離を歩いているので、運動不足気味の方にはおすすめです。 

(歩きスマホに注意、周囲に気を配りながらプレイすることが大事ですねニコニコ

 

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【勘違い例その③】

 

採用が確定していない企業の年収を高度ポイントの
計算に加えてしまった。


【説明】

 

就職や転職が内定し、年収等の条件が書かれた正式の雇用契約書を
受け取っていれば見込み年収としてポイントに加算できます。
採用選考中や未設立の会社から採用の申し出を受けたような場合は
雇用契約書を受け取るまで待ちましょう。

 


【まとめ】

 

高度ポイントを利用することによって通常の永住申請では10年とされている日本在住年数の要件を短縮する効果が得られますが、申請自体は通常と同じように審査されますので、ポイントを利用すればオールマイティということではありません。

 

 

入国管理局のホームページを見て申請したのに・・・とぼやく方も
いらっしゃいますが、ホームページには最低限のことしか書かれていませんので、ご自身で申請されるときはまず窓口で詳細を確認してみてください。

 

 


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