A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

【まもなくブログ開設5555日。過去ブログ転載】2005年4月8日『灰野さんのハーディーガーディーを聴きに行ったよ』『ノイバウテンが聴きたくなったよ』

2020年04月08日 01時56分27秒 | 灰野敬二さんのこと


灰野さんのハーディーガーディーを聴きに行ったよ
2005年04月08日 00時59分31秒 | 灰野敬二さんのこと

六本木Super Deluxeに灰野敬二さんのソロライヴを観に行ってきました。今回は「エレクトロニクス&ハーディーガーディー」ソロということでギターは弾きません。前半はAir FX&Air Synth(アンテナのないテルミンみたいな円盤状の楽器。写真を参照して下さい)を各2台ずつ、ドラムマシンを2台使ったエレクトロニクスパフォーマンス。円盤の上にかがみこんで手の動きで音を変化させていくAir FX & Air Synthはまさにマジシャンの音。宇宙からの信号音、大地の叫び、町の雑踏、咽び泣く女、赤ん坊の泣き声、、、様々なイメージが広がります。
続いてハーディーガーディーの演奏。この楽器は中世ヨーロッパに起原を持つ昔の楽器で、ハンドルを回して弦を擦って音を出します。勿論灰野さんのこと、まともに演奏するわけはなく、弦をアルミホイルでくるんだりしてひたすらノイジーにギイギイと、下手なヴァイオリンの様な音を持続させ変化させていきます。以前灰野さんのハーディーガーディーライヴで眠ってしまって、例えようもない悪夢を実際に見たことがありますが、だいぶ慣れました。
最新の電子楽器でも中世の古楽器でも灰野さんが演奏すると灰野さんの世界になるのはさすがだと思います。



ノイバウテンが聴きたくなったよ
2005年04月08日 23時07分22秒 | 素晴らしき変態音楽

最近ソニックユース(と灰野さん)ばかり聴いているのですが、2、3日前から突然、あの頃(80年代前半)に聴いていたアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンが聴きたくなりました。LPを探したのですが棚の奥に埋もれていて見つかりません。今日思いきって邪魔なものをどかしたら、ついに発見。しかもスロッビング・グリッスルの後ろに隠れて(苦笑)。
85年頃初来日して、結構話題になりました。音楽雑誌Fool's Mateがニューウェイヴ専門誌で、六本木WAVEが最先端のレコード屋だった時代です。彼等の日本盤はWAVEのレーベルから出ていました。来日時に新聞に「廃虚求む」という広告を出していたのを鮮明に覚えています。
ヴォーカルのブリクサはカッコ良かったです。今は確かニック・ケイヴのバンドでギターを弾いているはずです。彼等のサウンドの特徴は何といっても金属板、ドラム缶、鉄パイプ、はてはドリルまで使ってリズムを叩き出すメタルパーカッションでした。
彼等の登場以降メタルパーカッションを使うバンドが世界中に増えたと思います。
私が今聴いているのは85年のサードアルバム『新人類』(時代を感じさせる邦題ですね)ですが、ソニックユース以上に過激で前衛的なサウンドとドイツ語の硬質な響きがたまらなく刺激的です。CDにはなっているのでしょうか。さっそくAMAZONで調べてみます。

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Keiji Haino - Hurdy-Gurdy Live in Los Angeles, 04.07.19 - Zebulon
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