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「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

「しろ」のディズニーシーに行った日だけ日記

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April 29, 2019
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(…その2から続く)

メディテレーニアンハーバーで本日二回めの「Tip-Topイースター」が終わろうとする頃、カフェポルトフィーノのピアッツァトポリーノ側にあるフォトロケーションではカメラマンさんによるフォトサービスが再開されたので 私達は早速並んで記念撮影をしていただきました。

このフォトロケーションはちょうど宿泊していたお部屋から見下ろせるあたりにあって 昨夜も今朝も窓から眺めながら「あの場所で写真撮ってもらいたいなー」とずっと思っていたので、記念日当日に撮影することができてとてもうれしかったです。
(アニバーサリー用の撮影台紙を付けていただきました。)


その後は、座席券を確保できているビッグバンドビート本日最終公演への入場時間までの約6時間を ディズニーシーのパークをぐるっと大回りして探検することにしました。

というのも、ここ三年ほどの私達は数か月に一度くらいの頻度でしかパークにお邪魔していないので、「頻繁に来なくなってから変わったところもいろいろあるんじゃないか~?」と思いついたからです。
(なので「たんけん」というよりも「てんけん(点検)」といった方が良いかもしれませんねー)


とりあえずパークの奥地まで行ってそこから順番にいろいろ見ながらハーバーに戻ってくる という行程を考えた私達は、まずはロストリバーデルタ行きのスチーマーラインに乗ろうと思って乗り場まで行ってみたのですが…
なんとそこにいらしたキャストさんによれば「本日はこのあと夜のショーが終了する20:30頃までこの乗り場から船は出ません」とのこと。
(15:00前頃。)

仕方ないなあ 歩くか~
と、私達はザンビーニブラザーズ・リストランテ前の階段を上るところからディズニーシー探検の旅をスタートさせました。


いつのまにやら「麻辣ポップコーン」なるものを販売し始めたらしい階段の上の遺跡のところのワゴン前を「大昔はここではカプチーノ味のポップコーンを売ってたよねー」などと言いながら通り過ぎ、プロメテウス火山の中へ入って「ノーチラスギフト」に立ち寄って4月のスーベニアメダルを作成。

長い列ができている「リフレッシュメント・ステーション」をチラ見しつつ(ここでも夫は「え゛ ポテトチュロスって何? 餃子ドッグはどこへ行ったの??」と浦島太郎のようなことを言っていました)、私達はミステリアスアイランドからアラビアンコーストへと歩を進めました。
(餃子ドッグの方は、かつては「ぎょうざ」そのものを扱っていた「ノーチラスギャレー」の方で販売しているようです。)


さすがに超大型連休中とあって 到着した先のアラビアンコーストも大混雑。
「ちょっと“シンドバッド”でも行って休憩~」なんてお気楽な夫は言っていたのですが、この時間(15:15くらい)の「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」はなんと「25分待ち」表示。
スタンバイ待ち列が建物を大きくはみ出してトイレの方まで伸びていたので(おそらく25分待ちじゃ済まないと思います)、アトラクション利用は諦めて近くの「サルタンズ・オアシス」へ行ってソフトクリームを食べることにしました。
(まあ、混雑日にアラビアンコーストまで来ると 私達はだいたいいつもこうなります。)


しっかり休憩した後は、ロストリバーデルタ目指して再スタート。

「ジャスミンのフライングカーペット」と「レイジング・スピリッツ」の間、エリアが切り替わるあたりの水辺からはプロメテウス火山が望めます。



アラビアの水辺の向こうにマーメイドラグーンのキングトリトンズ・キャッスル、その背後にプロメテウス火山。
よくよく目を凝らすとその向こうには、メディテレーニアンハーバーの丘の上に建設中の あの「ソアリン」周辺の建造物までのぞいています。

プロメテウス火山はパーク内の様々な場所から眺めることができますが、定番ともいえるその景色もディズニーシーの成長に伴ってどんどん変化していくのだろうなー と思いましたよ。


さて、ロストリバーデルタ一帯はこの時間 アトラクションには長い待ち時間が発生し、ロストリバークックハウス(スパイシースモークチキンレッグ販売)やエクスペディション・イート(ユカタンソーセージドッグ販売)などのワゴンにも結構な列ができていたようですが、レストランはどこを覗いても入店制限なども無く穏やかな様子でした。

かつてはよく来ていたカウンターサービスレストラン、ユカタン・ベースキャンプグリルとミゲルズ・エルドラド・キャンティーナにも足を踏み入れてメニューを眺めたりしましたが、どちらのお店もここ数年でガラッとメニューが変わったので、夫は少し寂しそうでした。
ミゲルズでは、気になっていた「トルティーヤを焼く機械」がまだ店内に残されているのを確認しましたが、ピカピカに磨かれて全く使われている気配がないのが本当に残念でした。

ロストリバーデルタでは屋外でビールでも飲んで過ごしたいところでしたが、夫は数時間後には車の運転が控えているので「私だけ飲む」というのも気の毒で、やめておきました。
近いうちにまたディズニーシーに来る予定があるので、その時には必ず奥地でビールを飲もう と約束しましたよ。


その後はポートディスカバリーをかすめ、ケープコッドへ。



灯台のある高台では外国の方と思われるお嬢さんたちがダッフィーファミリーのぬいぐるみたちと一緒にポーズを何パターンも変えて記念撮影をしていらっしゃって、「彼らの人気も国境を越えちゃってるんだなー」と痛感しました。


そして、ケープコッドクックオフの建物に沿って川沿いの道を行き ポンテヴェッキオへと階段を上ると、時刻は16:20。
あたりには「春」の曲が流れて、もう間もなく「Tip-Topイースター」が始まろうか というタイミングでした。


「Tip-Topイースター」は今回の滞在中何度も観たし 今からでは満足に観られる場所もないだろうからショー中の今のうち(ショップが空いているうち)に買い物でもしておこう と思って私達は橋の上をホテルミラコスタ方向へと下っていたのですが、リドアイルの手前まで来たときに水際の手すり沿いの場所の2列目にちょうど二人分くらいの隙間を見つけてしまったので そこからショーを眺めていくことにしました。



ショーが始まって10分ほど経つと、どういうわけだか私の前の 手すり沿いの最前列にいらした方が荷物を全部抱えて場所を離れてしまわれたので、それ以降はずいぶんと良い条件で観ることができてしまいました。



リドアイルはピアッツァトポリーノに比べると「うさピヨ率」が低いですね。
ショーに出演するうさピヨの割合はこれくらいがちょうどいいかもなー なんて思いました。





ショーが終わると、夫が「昨日今日とこのショー何度もみていたらなんか慣れてきた!面白くなってきた! オレもうさピヨのグッズ買って帰ろうかな~」とか言い出したので(たぶん冗談だと思いますが…)、笑ってしまいましたよ。
(めぼしいグッズは殆ど品切れ状態とのことでしたのでどちらにせよ購入は不可能だったのですけどね!)


そういえば、私達がショーを眺めていたポンテヴェッキオの上からは、ハーバー水域を挟んだ対岸の丘に出現した「ソアリン:ファンタスティック・フライト」関連の建物を望むことができました。



こうやって見ると、新築だというのに本当に周囲の景色に溶け込んでいて違和感が無く、まるで2001年のグランドオープン時からそこにあったかのような自然な感じです。
素晴らしいです。



それからビッグバンドビート最終回までは、撮影していただいた写真の購入に行った他はアメリカンウォーターフロント一帯で時間を過ごしました。


TODAYに挟まっていた「うさピヨとなかよし」という小さなパンフレットの中に「クイズ」と「シール集め」を発見した夫が「どうしてもやりたい!!」というので…



再度 ウォーターフロントパーク(うさピヨ・イースターパーク)へも足を運びました。






うさピヨと仲良くなった後は、まだビッグバンドビートの入場時刻まで時間があるようだったので「ビッグシティ・ヴィークル」にも乗りました。


(18:00過ぎ頃。私達の前に待っていらしたのは3組ほどで 三台目のヴィークルに乗れました。)



やがて、座席券を得ていたビッグバンドビートの開場時刻が近づいてきたので、私達はブロードウェイミュージックシアター前へ向かいました。


入口でパスポートをチェックしていただき、席に着くとこんな光景が目の前に。


(ショー中でなければ写真を撮ってもよくなったとのことなので、記念に撮影させていただきました。真ん中のブロックの一桁台の列でした。)

しかも、ショーが始まっても私達の前列が4~5席分空いたままだったので、申し訳ないくらいステージがよく観えてしまってなんだかとても幸運でした。



ビッグバンドビート終了後は、10分待ちだったエレクトリックレールウェイに乗ってポートディスカバリーへ。
(19:45頃。)

今日は最後にパーク内で夕食をとってから帰宅の予定だったのでレールウェイ往復が時間調整にちょうどいいかと思ったのですが、到着したポートディスカバリー駅の方ではアメリカンウォーターフロント駅行きの便には「40分」以上の待ち時間が発生していました。

なので復路は「歩き」になりました。


ホライズンベイレストランと森の間の坂を抜けてポンテヴェッキオが見えてきたあたりで、ハーバーの水域では「ファンタズミック!」が始まったようで、目の前の上空をサーチライトが駆け回りました。

私達は時折明るくなる夜空を見ながらメディテレーニアンハーバーに出て、ガリオン船の横に下りていく階段の中ほどで「ファンタズミック!」を真裏から 最後まで眺めました。



―― 以前頻繁にディズニーシーのパークに来ていた頃も、ハーバーショーが始まってしまってからこの場所へ来て ここからショーを「なんとなく」眺めたことがあったなぁ…

どんなに混んでいる時でも不思議と自分たちなりに楽しめる、ディズニーシーって私達にとってはそんな場所だったんだよなー… と、光のフロートが形作るゲストの皆さんのシルエットを目にして 私は何やらふーっと懐かしく思いましたよ。



ファンタズミック!が終了すると同時に パーク内には「花火中止」のアナウンスが流れました。

昨日も今日も花火は中止。
そういえばここ最近、たまーにパークに来てもいつも「花火は中止」な気がします。
いつになったら新しくなった花火を観ることができるのかしら??…

と思いつつも、私達はそのまま 夕食のPSを入れてあった「レストラン櫻」へ。



お店の中のソファで少し待ち、テーブルに案内していただいてからは早々と注文を「ステーキ重」に決めて、キャストさんにお願いしました。
(ここ数年でこちらのお店も随分とメニューのバリエーションが少なくなったので、何を食べるか決めるのも簡単になったように感じます。)




宿泊をともなってディズニーシーにやってくると、「レストラン櫻」は最近ではいつも「帰る前の夕食の場所」になってしまいますが、またいつか昼間にゆっくり来てアルコールでもいただきたいなあと思います。
その際は、レストラン専用になってしまった「テラスの席」を希望してみようかしらん… なーんて、いろいろ考えてしまいましたよ~



夕食を終えてお店の外へ出ると、時刻は21:20。

あとはもう、大切な記念日である「きょう」のうちに 安全に家に帰り着くことだけが私達に残された果たすべき最後のことです。


「ホテル&パーク・ゲートウェイ」からホテルミラコスタ館内に戻った私達は、2階のエレベーターホールの辺り、ベッラヴィスタラウンジの入り口横に「カードキー返却ボックス」を見つけ、キーを投入してから ベルデスクへと行きました。


(キーの返却場所は1階のホテル&パーク・ゲートウェイの手前にもありますし、レセプションで直接キャストさんに手渡しても良いそうです。)



ベルデスクで名前を告げると、キャストさんはいつもと同様に
「お車でご出発ですね。お荷物は正面玄関にご用意してお待ちしますので、ドアサービスのキャストにお声をおかけくさだい。」
と おっしゃいました。

荷物を置いたまま部屋を発つ というこのチェックアウト方法も、始まったばかりのころはややイレギュラーな対応という感じがあったのですが、今となってはごくごく普通のことになり、何の不安もありません。



21:30を過ぎて静まりかえったホテルエントランスあたりから廊下を抜けて駐車場へ向かい、車に乗り込んで再びホテル正面玄関へと戻ると、そこではドアサービスのキャストさんが朝と変わらぬような爽やかな笑顔で待っていてくださいました。

私達の荷物も今夜は大変簡潔だったので 引き取りも積み込みもスムーズで、いつまでも手を振ってくださるキャストさんの姿をミラーの端に見ながら、私達の車は舞浜の丘を下ってリゾート内の道路に入りました。




舞浜の地の一般道こそ混雑していましたが、首都高速道路の交通量は心配したほど多くなく、一時間のちには家に着いて寛げそうだな と 私は思いました。
疲れていない? 眠くない? と問うと、大丈夫だ と夫も自信たっぷりに言います。

前代未聞の超大型連休の三日目の夜。
明後日には新しい時代が始まると世間が言う そんな慌しい中で、今年も私達の特別な二日間は毎年のそれと同じように終わろうとしています。



長い年月を経てゆっくりと変化していく、そしてその変化を早朝も深夜も休みなく守り保っていく、今年開業から36年を迎えた東京ディズニーリゾートの営みがそうであるように。
それよりもちょっと少ない年数の記念日を迎えることのできた私達も毎日を暮らしていかなければなりません。

時代がその名前をどんなふうに変えようと、私達の日常はいつも「きょう」一日の積み重ねです。



―― そのためにはまず、安全運転で我が家に帰り着かなければ。
きょうのこの日を あしたという日に無事につなげていかなければね~


そんなふうに繰り返し笑いながら、やや疲れた身体を励まし騙しつつ、見慣れた背の高い都心のビルの間を走り抜け 私達は家に向かったのでした。









(おわり)


◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇

文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。

利用なさってみてください。

◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇





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Last updated  May 28, 2019 07:28:58 PM
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