伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良そて聴くダメオヤジの金ちゃんです。

これこそがTANNOY IIILZ Monitor Goldユニットの音なんだろうと今更ながら思う処でもある。

2024年03月15日 | バロック音楽・オーディオ一般

筆者のオーディオ再開はTANNOY IIILZを聴きたく舞い戻ったが、10吋ユニットをもう少し低域をワイド(広げ)にオペラ、オーケスト等も体感したいと思いエンクロージャを交換し据え置き型タイプにしたが知識が乏しく色々苦労し、現在は取り敢えずはそこそこの音が聴ける様になったのではあるが、但し厳密に言えば低域が未だ所々気になり若干ダブ付く箇所は不満でもあった・・・。

最近思うに拙宅のGOODMANS AXIOM 80の箱に10吋のTANNOY IIILZ Monitor Goldユニットの組み合わせしている音の低域部分の若干のダブ付きが気になる、以前のブログに掲載したがTANNOY Rectangular York(幅597x高さ1066x奥行368mm)の裏蓋の補強材の検討もしようと思っていた、昨日久しぶりにオーディオ好きなN氏が遊びに来られ、昨日も算木時用のエンクロージャーの補強の話に花が咲いていた、結論は費用的には余り負担がないので試してみようと思いながら、夕方には帰られた。



その後勿論好きなバッハ:無伴奏チェロ曲を演奏者を変えて聴きながらじっくり聴き込むと全体としては良いのであるが、どうも低域部のブーミー音は暫し気になる音がして、その後ブログチェックをするとコメントが入っていた。
コメント主は相当知識のある方の様で以下の様に綴られていた「グッドマンの箱に入れられたTANNOYIIILZの件ですが・・・補強より先にグッドマンの箱の前面バッフルに一面に貼り付けている吸音材を半分にしてみる、次に全部取ってみての試聴をご提案いたします」と言うコメントを頂く。

此の作業時に以前コーン紙に前面はブレーキオイルは塗ったが裏面は塗ってないのでブレーキオイルを丁寧に裏面にも塗り接続端子にも接点復活剤を塗布し仕上げ組み立て翌日に視聴した。皆様ご承知の様ですが此の溶剤は毒性が強く溶液が手に付着した場合は石鹸で良く消毒してください。
確かに確かに据え置きかたのエンクロージャーは其のまま床に置くと悲惨な音になる、そこで色々設置方法を確かめる、勿論吸音材も全て交換したがその作業で余分な加工をした様である。



その後インシュレーター等検討を重ね、床に石材を置いたが全体的は随分良くなったが、所々低域の音がイマイチの様にも思えた。
今回指摘された案件は確かにと思い前面バッフルに装着した吸音材の影響が出ている事には全く不注意でした、勿論色々なエンクロージャーには前面バッフルには吸音材は付いている装置はない様に思った、早速全面バッフルを外し吸音材を撤去し全面バッフルを装着し視聴を始める。

デイヴ・ブルーベックのデイヴ・ディグズ・ディズニーを視聴する、確かにほんの僅かな低域のダブ付きが少なく全体的にキレが良く音楽全体が後方に確かにゲストの音が浮かぶ上がる如くは並んでいたのが主張する音が以前と比べ若干前方になった様に感じる、此れは実に良い塩梅の兆候でもある、これぞTANNOY の音なのである。しかしここで今更ながらTANNOY IIILZ Monitor Goldユニットの特徴の音は弦を擦る音、マウスピース、リードを吹く音には良いが、打楽器いわゆる力強い衝撃音には限界を感じる様だ、視聴に耐える少しヴォリュームを絞り気味に鳴らしてもJAZZはスイングジャズが限界であろう。確かにオーディオの面白さは此の様な細かな事で随分音質が変わる処だ、これがケーブル用の変更は交換してもエージングが進まないと効果が現れない等様々でもある。

次にアンジェラ・ヒューイット演奏のBWV 989を試すと驚いた事にファツィオリの楽器らしい輝きと艶が感じられる様に聴こえ抜群である。
又イザベル・ファウスト演奏するJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ等の弦楽器はTANNOYの得意とする音が聴けるのは大変ありがたい。矢張り擦る音は得意の様であり水を得た魚の様でもある。
提供していただいたコメント主にはお礼を申し述べ、事で翌日前々から気になっていたバッハに造詣の深い武久 源造演奏の2種類のゴルトベルク変奏曲を楽しんでみました。



上の写真は16フィート弦付チェンバロと普通のチェンバロが一緒に撮影されるが大きさの企画が良く理解できるであろう。確かに此の違いの音が感じるかは良いエンクロージャー良いユニットを使っている事が解るのであろう。
実はいわきアリオス所蔵16フィート弦付チェンバロによるゴルトベルク変奏曲は以前筆者のブロブにも取り上げましたが、しっくり落ち着いた腰のある演奏には良い物があると感じました。



当時の筆者の装置では1994年演奏のゴルトベルク変奏曲が筆者の装置では良く聴こえるのでした。

解説では
J.S.バッハ ゴルトベルク変奏曲/14のカノン [いわき芸術文化交流館アリオス所蔵16フィート弦付チェンバロによる]
武久源造によるバッハ《ゴルトベルク変奏曲》 2度目の録音で、現在では稀な存在となった16フィート・ストップ弦を備えたチェンバロによる演奏。《ゴルトベルク変奏曲》 は、2段鍵盤を備えるチェンバロのために書かれているが、オルガン的な発想に加え、オーケストラ的な多様性な響きの可能性を内包している作品と言えるだろう。そのような巨大な世界を表現するにあたって、武久源造はこの楽器による演奏を選択した。新たなゴルトベルク像の誕生である。
【曲目】
J.S.バッハ:
 ゴルトベルク変奏曲(2段鍵盤チェンバロのためのアリアと種々の変奏) BWV988
 武久源造(チェンバロA[BWV988、BWV1087]/オルガン[BWV1087])
Genzoh Takehisa Cembalo A[BWV988, BWV1087] & Orgel[BWV1087]
 山川節子(チェンバロB[BWV1087])
ワンポイントマイクによるDSDレコーディング。ドイツ製の最高級マイク、Braunerを使用。
〈使用楽器〉 いわき芸術文化交流館アリオス所蔵
チェンバロA(16フィート弦付):マティアス・クラマー氏製作 2008年 ドイツ(1754年 ツェル/ハス モデル)
チェンバロB:マティアス・クラマー氏製作 2008年 ドイツ(1741年 ツェルモデル)
ポジティーフ・オルガン:エティエンヌ・ドゥベジュ氏製作 2008年 ベルギー
【録音】
いわき芸術文化交流館アリオス 2014年7月30日~8月2日、2015年10月1~2日
武久源造によるバッハ≪ゴルトベルク変奏曲≫。2度目の録音で、現在では稀な存在となった16フィート・ストップ弦を備えたチェンバロによる演奏。「ゴルトベルク変奏曲」は、2段鍵盤を備えるチェンバロのために書かれているが、オルガン的な発想に加え、オーケストラ的な多様性な響きの可能性を内包している作品と言えるだろう。そのような巨大な世界を表現するにあたって、武久源造はこの楽器による演奏を選択した。新たなゴルトベルク変奏曲節の誕生である。



武久 源造は1957年生まれ。1984年東京芸術大学大学院音楽研究科修了。
チェンバロ、ピアノ、オルガンを中心に各種鍵盤楽器を駆使して中世から現代まで幅 広いジャンルにわたり様々なレパートリーを持つ。特にブクステフーデ、バッハなどのドイツ鍵盤作品では、その独特で的確な解釈に内外から支持が寄せられている。また、作曲、編曲作品を発表し好評を得ている。音楽的解釈とともに、楽器製作の過程についても造詣が深く、楽器の構造的特色を最大限に引き出す演奏が、楽器製作家たちからも高く評価されている。

因みに同氏は現在世界初のジルバーマン・ピアノによる演奏で、パルティータ全曲録音を円熟期を迎えた45歳のバッハが「作品1」として満を持して発表し、「パルティータ全6曲BWV825~830」のジルバーマン・ピアノも大変気になるアルバムである。



16ftチェンバロはさらに「16フィートストップ」という、低い音域のストップも備えています。これにより、16ftチェンバロは1つの鍵盤で、同時に3オクターブの音を奏でることができるのです。
アリオスの16ftチェンバロは、ドイツ・ハンブルクの楽器博物館に収蔵されていたフタと、楽器の設計図から復元されました。
そのフタには、緑豊かな自然の中で、笛や歌を楽しむ人々の姿が描かれています。一度は実物を見ておきたい、とても印象的で美しい絵画です。

CD購入時に筆者が感じていたゴルトベルク変奏曲とは違った音が感じました、勿論低域部もしっかりした音程を保ち実に安定したチェンバロ演奏でもあった16フィート弦付チェンバロによる10年振りの新録音を購入し試聴してみると、1オクターブ低い音程となっている様に思えます。約70分の演奏を聴き終わり若干疲労が良い加減活性にも繋がります確かに落ち着いた演奏は眠気を誘う様である、確かにエンクロージャー改装後は音が落ち着けナチュラルな音質になったようで、16フィート弦付チェンバロの新しい演奏は更にバッハのニュアンスを変える演奏に発展するかも知れない。
何となくゆとりのある大人のゴルトベルク変奏曲と感じました。バッハのゴルトベルク変奏曲は心が落ち着く大好きな曲で編曲ものも含めて20種類位は持ってますが、一枚と言われればその中の一枚になるのかも知れません。長い曲ですが弾き手の集中力が聴き手を最後まで惹きつけます。
兎に角暫くこの状態で聴き続けます、但しJAZZ系統の激しい曲は若干だが未だ低域が気になるところある、やはり向き不向きはある様です。ブラボー!

1950年代のジャズサウンドはジャズ音楽の宝庫かも知れない、当時夢中で聴いたディズニー・ソングを聴き直してみた。

2024年03月13日 | JAZZ・ボサノヴァ

最近まで偶に雪が混じったり天候は落ち着かないが、筆者の庭のシクラメンも頑張って花を咲かせ続けている。
最近体調も戻り相変わらず1950年代のジャズサウンドを楽しんでいるが、やはり当時1950〜60年代のジャズはジャズ音楽の宝庫かも知れない、当時夢中で聴いたディズニー・ソング演奏者別で聴き直し楽しんでみた。



庭の桃の花も満開となり、春はそこまで近づいた様でもある。

最近の世の中は狂っているのであろうか?支那は衝撃的な崩壊が始まっている様である、勿論ロシアも無駄なウクライナ侵攻にやがてロシア崩壊を定位しているようである。一番根が深いのはイスラエル問題であろう。筆者も宗教問題は全く理解出来ないが米国もユダヤの富豪を忖度した痛ましい限りというほかない。

米国に目を移せば親中売電政策は愈々終末を迎えるようそうでもある、確かにこの前の大統領選は郵便による投票でトランプから一気に売電に票が移り現在の状況になってはいるが、、、一番だらしの無いのが日本政府の岸田自民であろう、先頭に立って自民を踏み潰しているのであろうか、疑問視する。

先の戦争の敗戦で憲法まで勝手にアメリカに変えられた日本、もう自分の主張をし新しい制度を改めも良い時代になったのであろうと思うが、基本を考えれば米国などは高々300年前後の国であり日本の歴史とは全く違い善悪は十分承知する国であり、より良い世界を示す提案を掲げるべき時期が来たと思うが・・・。



米国の次なる大統領はトランプになる公算が強い、勿論大東亜戦争以前は米国も随分まともな国であった、財界に物言うフォードイズムがありモノ作りの大切さを掲げ、大量生産し国民にも手軽にT型フォードが購入できる様な政策を行い、国民の生活レベルをアップする事を行なってきた、勿論国民の憩いのための映画、遊園地等ディズニーも貢献した。そして世界一豊かな国になったのだ。トランプ大統領になれば必ずパリ協定は脱退するのであろう、大賛成でもある。

その後製造過程を賃金の安価な国えの意向により稼ぎ幅を増大された米国ユダヤ人が出回るニューヨークにユダヤ人移民が昔から集まってきたのは、ユダヤ人コミュニティーが確立されていることと、経済的な機会によります。1900年のニューヨークには、世界最大のユダヤ人コミュニティーがありました。とりわけ古くからお金の教育がしっかり行われてきているのが、ユダヤ系欧米人。世界を見渡すと、ゴールドマン・サックスやロスチャイルドなど、世界経済に大きな影響力を持ってきた大富豪の多くはユダヤ人です。Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグやGoogle創業者のラリー・ペイジ、スターバックス創業者のハワード・シュルツも、ユダヤ系アメリカ人です。



全てでは無いが、此の様な仕組みに美門を唱えれいるのがドナルド・ジョン・トランプであるが、誠に残念な事に亡くなった元安倍首相に変わる人物がいない事が誠に残念に思う、現在日本の悪の巣窟はマスゴミ(NHKは最悪であるが、民法もスポンサーに忖度、支那に忖度)の諸氏かもせれない。大変危機が迫っている状態であろう。
勿論日本も日露戦争でユダヤ人から借りた負債金額は昭和末期まで支払い続けた様であり、早い返済も交渉した様だが決して首は縦には振らなかったそうである。当社の約束は必ず守る掟があるのであろうか・・・?

気分転換に音楽でも聴き気分爽快にでもなり頭の切り替えは肝心でもあろう・・・?
上記の事柄でも話に出した実に馴染み強いディズニー・ソングを聴きましょう。



デイヴ・ブルーベック(Dave Brubeck )1920年12月6日米国カリフォルニア州コンコードの生まれ。ジャズ・ピアニスト。
現代音楽家のダリウス・ミヨーに師事した学究派。1951年にアルト奏者のポール・デスモンドを含むカルテットを結成。このバンドでカレッジ・コンサートを盛んに行ない、学生たちに支持された。変拍子ジャズの第一人者でもあり、同カルテットが1959年に放ったヒット曲「テイク・ファイヴ」は変拍子ジャズの代表曲としてあまりにも有名だ。代表作は前述曲を含むアルバム『タイム・アウト』。2012年12月5日、91歳で他界。

売り出し中の頃ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット(The Dave Brubeck Quartet)のデイヴ・ディグズ・ディズニー(DAVE DIGS DISNEY )このアルバムがレコーディングされた1957年当時、幼い子供を連れてツアーに出ていたデイヴ・ブルーベックは、クルマのなかでディズニーのレコードを繰り返し聴いていました。そのうちにコンサートのエンディングで「ハイ・ホー」を演奏するようになり、それまでになかったディズニーの楽曲ばかりを集めたアルバムの制作をしようと思ったといいます。
いまではディズニー・カヴァー集の名盤としてはもちろん、デイヴ・ブルーベックの別の意味での代表作としても有名です。

[収録曲]
DISC-1
 01.不思議の国のアリス
 02. 口笛吹いて
 03. ハイ・ホー
 04. 星に願いを
 05. いつか王子様が
 06. ワン・ソング
 07. 大変良い忠告
 08. これが恋かしら
DISC-2
 01.不思議の国のアリス(stereo version)
 02.口笛吹いて (stereo version)
 03.ハイ・ホー (stereo version)
 04.星に願いを (stereo version)
 05.いつか王子様が
 06.ワン・ソング (stereo version)
 07.大変良い忠告 (stereo version)
 08.これが恋かしら (stereo version)
 09.ハイ・ホー (stereo version)
 10.星に願いを 
 11.いつか王子様が
 12.これが恋かしら
 13.ワン・ソング (モノ・ヴァージョン)
[演奏]
 デイヴ・ブルーベック(p)
 ポール・デスモンド(as)
 ノーマン・ベイツ(b)
 ジョー・モレロ(ds)
[録音]
 1957年6月29日~8月29日

ディズニーのジャズ名盤としてずっと親しまれているデイヴ・ブルーベックの傑作。57年録音の本作はこれまでずっとモノラル音源が一般的に知られてきたが、《不思議の国のアリス/ハイ・ホー/いつか王子様が》など、ある意味、アナログから地デジ放送に変わったような鮮明さを体感しているようだ。

これも1957年に発表されたディズニーの名曲の数々を奏でたブルーベックの名盤が、まるでライヴを聴いているかのような臨場感をもった音楽史上ディズニーのカヴァー・アルバムをつくったのはデイヴ・ブルーベックが初であり、ジャンルをこえて世界中のファンに聴き継がれている20世紀の名盤がまた新たな魅力をもって甦ります。

筆者のお気にいれはいつか王子様が(Someday My Prince Will Come)この歌が映画のなかで最初に出てくるのは57分56秒のところで、そこでは、白雪姫が歓迎パーティーの席で小人たちから芸をせがまれて、ある若者(実は他国の王子)へのほのかな思いを歌っている。こののち、白雪姫がパイを作っている時、および、王子が白雪姫を連れて行く最後のシーンでも演奏される。



上記の写真はTANNOY Rectangular York(幅597x高さ1066x奥行368mm)の裏蓋を外した写真である、此の写真を見て思い付いた事がある・・・写真のエンクロージャー(箱)の真ん中辺りに算木があり筆者が思うにこれは強度をつけるための補給材料では無かろうかと推察する、Rectangular Yorkと比べ現在使用する筆者のGOODMANS AXIOM 80(幅510x高さ990x奥行330mm)と粗よく似た寸法である、若干厳密には低音が若干だがダブ付き気味の傾向が変わるかも知れない、補強材を追加検討の余地はありそうでもある。

勿論オーディオ機材については考えも及ばない箇所があり、同じユニットでもTANNOY社が作る箱とアメリカタンノイの箱では随分違い、音質も多分違う表現をするのであろう、此の様な簡単な補強で音が変化するかは疑問であるが、問題は一度確かめなければ判らない事と思うので暇を見つけ一度試そう、この辺りがオーディオの不可思議の箇所でもあろう一段と引き締まった低音の再現がされるのかも知れないと思わず期待してしまうのである。

兎も角一度実験で試みるつもりである、オリジナルTANNOY Rectangular Yorkの中身を見て思い付いた次第でもある、



次はマイルスの中期の作品で、当時の奥様である女優フランシス・テイラーがジャケットになっている人気盤。

こちらも名作と言えば名作・・・。と思うんです・・・やっぱり帝王らしい演奏は何度も聴くがお見事である・・・。ジョン・コルトレーンがヨーロッパ・ツアーに帯同はしたものの、やっぱり退団しました。そしてその翌年、このアルバムは録音されました。
なんだかコルトレーンとマイルスはあんなに素晴らしいレコーディングをしてきたのに、コルトレーンがマイルス・バンドを辞めたがって、二人の関係ってけっこう悪くなったのかな?なんて心配に・・・いや、二人は仲良しであってほしいと思いました。

こんなにチャーミングなマイルスが、かつてアルバムに収められたことがあっただろうか。ディズニー・アニメ『白雪姫』の人気曲「いつか王子様が」を筆頭に、どこまでもメロディアスなサウンドが繰り広げられる人気盤。名ピアニスト=ウィントン・ケリーの好助演はもちろんのこと、ジョン・コルトレーンとマイルスの最後の共演を収めた作品としても計り知れない価値がある。ジャケットには当時のマイルス夫人が登場。

Someday My Prince Will Comeマイルスデイヴィス 1966年作。
■収録曲 
 1. SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
 2. OLD FOLKS
 3. PFRANCING 
 4 DRAD - DOG
 5. TEO
 6. I THOUGHT ABOUT YOU
■パーソネル
 1958年5月26日
  マイルス・デイビス(tpt)
  キャノンボール・アダレイ(as)
  ジョン・コルトレーン(ts)
  ビル・エヴァンス(p)
  ポール・チェンバース(b)
  ジミー・コブ(dr)
 1961年3月7日、20日
  マイルス・デイビス(tpt)
  ハンク・モブレー(ts)
  ジョン・コルトレーン(ts)
  ウィントン・ケリー(p)
  ポール・チェンバース(b)
  ジミー・コブ(dr)

『Someday My Prince Will Come』(邦題『サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム』)を生み出したセッションがようやく復元され、この時期のマイルス・デイビスのバンドの性格の変遷が以前より明らかになった。解説によると「」ハンク・モブリーはブルース寄りのみごとなテナー・ソロを生み出している。しかし、ゲストのジョン・コルトレーン(これがデイビスとの最後のレコーディング)による別バージョンのタイトル曲やモーダルな「Teo」(邦題「テオ」)を聴くと、デイビスが不満だった理由がよくわかる。
コルトレーンは当時のほかのサックス奏者が持ち得なかった自信と虚勢を持って演奏しており、最初の音からバンドを高揚させている。さらにフィリー・ジョー・ジョーンズが加わって「Blues No.2」(邦題「ブルースNo.2」)で明瞭で変化に富んだ演奏を聴かせると、マイルス・グループの調子が今ひとつであるのがわかるだろう。それでもウィントン・ケリーの演奏は終始落ち着いている。「Pfrancing」(邦題「プフランシング」)はデイビスの最高にチャーミングで息の長い作品のひとつだし、「Old Folks」(邦題「オールド・フォークス」)と「I Thought About You」(邦題「アイ・ソート・アバウト・ユー」)のミュートトランペットは円熟の域に達している。」
デイビスの必須アルバムではないが、筆者には大変楽しめる可愛らしいアルバムではある。



真打登場か・・・?ジャズ・ピアノ・トリオ史上における世紀の大名盤とも言える、ビル・エヴァンス・トリオ『Portrait In Jazz』の紹介である。
スコット・ラファロ、ポール・モチアンとの黄金のトリオによる初のスタジオ録音作品としても名高いが、やはり一度は聴いてください。
 Portrait in Jazz
 1 降っても晴れても Come Rain or Come Shine 
 2 枯葉 (テイク1 / ステレオ) Autumn Leaves (Take 1 / Stereo) 
 3 枯葉 (テイク2 / モノラル) Autumn Leaves (Take 2 / Mono) 
 4 ウィッチクラフト Witchcraft 
 5 ホエン・アイ・フォール・イン・ラヴ When I Fall in Love 
 6 ペリズ・スコープ Peri's Scope 
 7 恋とは何でしょう? What Is This Thing Called Love? 
 8 スプリング・イズ・ヒア Spring Is Here 
 9 いつか王子様が Someday My Prince Will Come 
 10 ブルー・イン・グリーン (テイク3 / ステレオ) Blue in Green (Take 3 / Stereo) 
 11 ブルー・イン・グリーン (テイク2 / モノラル) Blue in Green (Take 2 / Mono)

 録音年:1959.12.28
 録音場所:ニューヨークにて録音
 パーソネル:
  スコット・ラファロ(b)
  ポール・モチアン(ds)
  ビル・エヴァンス(p)

ビル・エヴァンスが天才ベーシスト、スコット・ラファロと出会った最初の記録。ピアノ・トリオが織りなすスリルと緊張感に満ちたインタープレイが凄い。史上名高い<枯葉>を収録した歴史に残る大傑作でもある。
此の様な聴き方も実に面白い方法とも思えますしジャズ音楽の時代が最も栄えた時代だからこそ面白く興味ある音楽が楽しめます。ブラボ=!

意外と身近な処にジャズであった、ポール・ホワイトマン(Paul Whiteman)とジョージ・ガーシュウィン(George Gershwin)奇妙な関係を紐解く

2024年03月09日 | JAZZ・ボサノヴァ


最近の天候は三寒四温が続き春は未だ先の様ですが、庭には可愛らしい春の花、江戸の古典園芸を代表する花が開花した。「福寿草(フクジュソウ)」が咲き始めています二つの開花をみつけたり、別名元日草(ガンジツソウ)という別名もあり、鉢植えにしてお正月の飾り花に使われる。昭和初期ごろまでは併用して旧暦が使われていた名残でもあろう。現在の暦は先の大戦(大東亜戦争)以降である。

さて本日は今から紹介する音楽を聴いてジャズ派かクラシック派か何方であろうか考えてみませんか?



今は知らない方も多いと思うが、米国ポール・ホワイトマン(1890~1967)Paul Whitemanと言うポピュラー指揮者であり元・ABC放送音楽監督、名曲が誕生する背景はさまざまだが、有名な曲におよそガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」ほど、奇妙な話もないだろう。

調べると1924年頃の1月3日深夜、ガーシュウィンはビリヤードに興じていた。いっしょにいた兄アイラ・ガーシュインがたまたま新聞を見たところ、ポール・ホワイトマンがエオリアン・ホールで「現代音楽の実験」と題するコンサートを開くことが予告されていた。コンサートの曲目にはアーヴィング・バーリンやヴィクター・ハーバートらの作品に交じって、「現在作曲中のジョージ・ガーシュウィンのジャズ・コンチェルト」が含まれていると書かれていた。

全く寝耳に水のガーシュウィンは、翌日あわててホワイトマンに電話をかけた。ホワイトマンは本気だった。公演日は2月12日。時間がない。ガーシュウィンは急遽、新作に取り組まなければならなくなった。作曲者本人の手紙によれば、「ラプソディ・イン・ブルー」の曲想が生まれたのはボストン行きの汽車の中。リズミカルな機械音に刺激されて、突如として曲の構想が最初から最後まで思い浮かび、楽譜としてすら見えたという。つまり、この曲は隠れた鉄道名曲でもあるわけだ。
また途中に膨大な長いピアノソロも話題となった曲でもあり、ピアノソロはまるでジャズピアニストのアレンジによる即興だとも言われるが定かでは無い様である、当社初めてレコードを吹き込み時には当時EPレコードの為ピアノソロが相当カットされたと解説書には記してあるが真相は不明である。
此の様に歴史を見ると米国は白人社会に生成され250年程しか歴史は無い若い国である事がわかる、この辺りは日本とも事情が違う歴史背景が感じられる。



当初、曲は「アメリカン・ラプソディ」と題されていたが、アイラの発案で「ラプソディ・イン・ブルー」と改められることになった。これもクラリネットのグリッサンドに負けないくらい、曲の人気に貢献したはずだ。「アメリカン・ラプソディ」ではいかにも散文的で味気ない。「ラプソディ・イン・ブルー」のほうがずっと気が利いている。

アフリカから来た黒人の音階が憂いでその後何処となくブルーでブルースと呼ばれ、この音階をブルーノート・スケールという音階が出来ジャズやブルースに使われたと言われる、出だしから始まるクラリネットのリズムこそ正しくブルーノート・スケールが使われているのです。
ラプソディ・イン・ブルーを聴き素敵な演奏と思われる方はジャズ音楽がお好きな方であったのかも知れませんね!



レナード・バーンスタイン は、ユダヤ系アメリカ人の指揮者、作曲家であり、ピアニストとしても知られている。
ジャズとクラシックを行き来した作曲家といえばジョージ・ガーシュウィンがまず最初に出てきます。TVドラマやCMでもお馴染みの「ラプソディ・イン・ブルー」で彼のオーケストラ編曲を手助けしたのはジャズ・バンド・アレンジャーをしえていたグローフェでした。ジャンルの垣根を越えたクロス・オーバーの先駆ともいえる彼らのポピュラーな名曲を、これまたジャンルの横断を得意としていたバーンスタインの華麗な演奏は何度も聴きたい曲でもある。
JAZZの名匠ベニー・グッドマンと共演した自作「プレリュード、フーガとリフ」もボーナストラックとして収録しています。

ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー他
【曲目】
ガーシュウィン:
 1. ラプソディ・イン・ブルー
 2. パリのアメリカ人
 3. グローフェ: 組曲「グランド・キャニオン」
 4. バーンスタイン: プレリュード、フーガとリフ
【演奏】
 レナード・バーンスタイン(指揮)
 ベニー・グッドマン(クラリネット)(4)
 コロンビア交響楽団(1)
 ニューヨーク・フィルハーモニック(2,3)
 コロンビア・ジャズ・コンボ(4)
【録音】



作詞者:アイラ・ガーシュウィン作曲者:ジョージ・ガーシュウィン兄弟として有名である。
アイラ・ガーシュウィン(Ira Gershwin)
子供の頃から読書家で文芸趣味があり、一方で父親が買い与えたピアノには興味を示さなかったことから、このピアノは弟ジョージの音楽的才能を伸ばすことになった。学生時代には学生新聞などで執筆活動に取り組んだ。



ジョージ・ガーシュウィンGeorge Gershwin
初めてクラシック音楽に触れたのは、小学生のときに聴いたドヴォルザークの「ユーモレスク」だったとされる。父親はジョージが12歳の時、兄のアイラに音楽を学ばせようとピアノを買ってやったが、文学肌のアイラがピアノを弾かなかったため、代わってジョージがこれに親しむことになり、13歳の時から正式にピアノを習い始め、また、ヘンリー・カウエルに和声を習うようになった。しかし、少年期はいわゆる不良少年であり、女性関係も派手で、交際した女性を妊娠させたりといった騒動もあった。一方で黒人などの有色人種を差別しなかった。

アフリカ系アメリカ人キャストによるアフリカ系アメリカ人の生活を描いた歌劇『ポーギーとベス』を書いているように、アフリカン・アメリカン・ミュージックに造詣が深く、それが他のミュージカル作家たちとは異なる特徴になっています。また、ガーシュウィンはオーケストラ作品も手がけていますが、ジャズのサウンドを取り入れた「ラプソディ・イン・ブルー」はとくによく知られている一曲ですね。



筆者の好きなハンプトン・ホーズ(ピアノ)も『ザ・トリオ vol.1』を制作している事も有名である。粘りのある独特なタッチで、生き生きとした躍動感とダイナミズムあふれる彼のピアノは明るく、とても楽しい。モダン・ピアノの醍醐味を披露するピアノ・トリオの名盤とも思うが・・・スインギーで明るい躍動感あふれるピアノ。「恋とは何だろう」「ソー・イン・ラブ」などスタンダードの佳曲がりザクザクと盛り沢山でもある。
ジャズマンはみんなこの曲をリズム・チェンジとしてしか使わないというわけではありません、ハンプトン・ホーズはちゃんと「アイ・ガット・リズム」とタイトルを付けてそのメロディを演奏しています。
ハンプトン・ホーズ (Hampton Hawe)の名で知られるハンプトン・バーネット・ホーズ・ジュニア は、アフリカ系アメリカ人のジャズ・ピアニスト。ビバップやハード・バップのジャンルで活躍し、1950年代において最も優れた、また、影響力のあったピアニストの一人。

ハンプトン・ホーズ・トリオ Vol.1
 1.アイ・ガット・リズム (MONO)
 2.恋とは何でしょう
 3.ブルース・ザ・モスト 
 4.ソー・イン・ラヴ
 5.フィーリン・ファイン 
 6.ハンプス・ブルース
 7.イージー・リヴィング 
 8.オール・ザ・シングス・ユー・アー
 9.ジーズ・フーリッシュ・シングス
 10.キャリオカ
演奏
 ハンプトン・ホーズ(ピアノ)、
 レッド・ミッチェル(ベース)、
 チャック・トンプソン(ドラムス)
録音:1955年6月28日

ブルース弾きの名人、ハンプトン・ホーズのご機嫌なピアノが楽しめる彼のベスト・アルバムです。左手のコード・ワークが太いサウンドと独特の心地よい乗り(リズム感)を作り出し、中音域を中心とした右手のサウンドと合わさって、ホーズ独特のブルース・サウンドを醸成しています。



これぞジャズ界の巨匠、オスカ-ピ-タ-ソンの名演です!コール・ポーターの名曲をピーターソン弾きまくってくれる。最高に楽しめます!
音源は、1959年のアナログのマスター・テープだそうです。筆者の記憶によればLP盤と比べCD盤では若干レイ・ブラウンの低域(Bass)がやや強調されたような感じがしますが視聴には程よくベースのノリが大変良く感じます。
曲と演奏はピーターソンらしさ十分楽しめゴキゲンです勿論リラックスして楽しめるピアノトリオは最高です。一人の作曲家の作品を纏めて演奏してくれるのは有り難いですね。音質の良いピ-タ-ソンは数多くあるが、音楽が優れた作品としては上位に挙げられる作品でもあります。

オスカーピーターソンにはばりばり弾きまくるイメージがあると思うが、本番前の練習時には彼の周りは汗の飛んだ飛沫で床が濡れた話は有名であり、時にがんばりすぎる、のりすぎる、と思われているところもあるだろう。しかし同時に、誰かのバックに回ったときの素晴らしさも知られているところで、私は後ろに廻ったピーターソンをとても気に入っている。とても人を引き立てるのがうまいと思う。多くの有名なジャズのバックバンドには定評があります。

「Oscar Peterson Plays the George Gershwin Songbook」
編成が異なるトリオで吹き込んだ2枚のガーシュウィン作品集をカップリング。名旋律を題材に流麗なピーターソン節を楽しめる。

 1.It Ain't Necessarily So  2.The Man I Love 
 3.Love Walked In        4.I Was Doing All Right 
 5.A Foggy Day                     6.Oh, Lady, Be Good! 
 7.Love Is Here To Stay        8.They All Laughed 
 9.Let's Call The Whole Thing Off 
 10.Summertime      11.Nice Work If You Can Get It 
    12.Shall We Dance?           13.The Man I Love 
   14.Fascinating Rhythm       15.It Ain't Necessarily So 
   16.Somebody Loves Me     17.Strike Up The Band 
   18.I've Got A Crush On You 
   19.I Was Doing All Right      20.S Wonderful 
   21.Oh, Lady, Be Good! 
   22.I Got Rhythm 
   23.A Foggy Day                    24.Love Walked In

作詞者:アイラ・ガーシュウィン作曲者:ジョージ・ガーシュウィンの作品を編成が異なるトリオで吹き込んだガーシュウィン作品集は聴き心地が良い。流石と思わせる名旋律を題材に流麗なピーターソン節を楽しめる。
<パーソネル>
(1)-(12):オスカー・ピーターソン(p) レイ・ブラウン(b) エド・シグペン(ds)
1959年7月21日~8月1日、シカゴにて録音
(13)-(24):オスカー・ピーターソン(p) バーニー・ケッセル(g) レイ・ブラウン(b)
1959年11月~12月、ロサンジェルスにて録音

勿論上記にて紹介したハンプトン・ホーズ のピアノ演奏もアメリカの代表曲を巨匠ピアニストの豊かな感性で展開する価値の高い一枚である、戦後アメリカの良かった時代を彷彿させる本品は、年配音楽ファンだけでなく、すべての音楽ファンにお勧め。
またオスカー・ピーターソン演奏の22.「アイ・ガット・リズム(I Got Rhythm)」上記の曲に比べれば知名度は少し下とも思うが・・、ジャズ・ファンならこの曲を絶対に、それも何度も色々な形で「間接的に」聴いているはずです。ガーシュウィン作品集にブラボー!

アルヴィン・ストーラー(Alvin Stoller)のドラミングが光る 『Coleman Hawkins Encounters Ben Webster』ジャズ演奏の考察

2024年03月06日 | JAZZ・ボサノヴァ


早朝6時頃起床し愛犬モジャ君と散歩を楽しむ、前日は雨模様でしたが早朝はとても寒いが曇空でした、モジャ君はサロンで毛を短くしすぎた様だが時期的にカットは一週間程早すぎた様である。上記写真は帰宅し暖かいシャワーを浴び部屋で寛ぐモジャ君です、バスローブの様な部屋着です。毛をドライヤーで乾かし、室内用の服を着させるとても可愛いでしょ!後は朝食を摂り水分補給をして布団で眠る何時もである。

3月になって庭の花桃の花も咲き始め春真近である、3月3日は桃の節句でもあり花桃を飾りちらし寿司を作り頂きました。娘のいた頃は飾った雛人形を一度和室に飾りたいとも思うが毎年挫折してしまう。



そして朝食、先ずは自分の部屋の暖房と真空管の電源を灯し、暖かいミルクにバナナを半分程と食事しながら、コーヒー豆を挽き手慣れた方式で美味しい珈琲(銘柄名は「いつもの珈琲」とタイトル名がある)をドリップする。淹れたての珈琲を持ち8時30分頃から自分お部屋に篭りYouTube配信のニュースチェックしブラックコーヒーを頂く、最近やたらと政治家さんの闇献金疑惑問題ばかりで逃げ回る岸田自民の面々は日本人の恥でもある、おまけに盛岡選出のエッフェル広瀬めぐみ参院議員等自民の不祥事は続く笑うにも笑えない状態である、その後勿論メールチェックも行い朝のルーティーンが終了する。

筆者が思う、最低の岸田と言えば元々宏池会だ、親中のメンバーが多く林官房長等は親子二代のバリバリの親中でもある、現在終焉が近い支那政府をIMFは巨額過ぎ手も出せない状況であり、また支那の政府は今一番怖がれている問題は支那の地方政府が関わっているシャドーバンキングであろう、融資平台、債務2,000兆円と言われるが信濃人民の多くは融資平台に投資している、地方政府のの関わりがあるが一般的には「地方政府闇金高利貸し」と言えば分かり易いのであろう。支那政府を世界から隔離して支那独自で解決せざるを得ない様子である。もしこれに関われば助けを出した所が潰れてしまう恐れがある、負債数字が大き過ぎ支那政府も公開しないのでほっておくしか無いのでしょう。この問題検討が闇献金疑惑問題より大切と思うが、如何に・・・?またこの様な背景の裏ではお隣韓国の金融鈍化が凄まじく、鈍感力の強い頑張る岸田も3月末韓国訪問してMLBでも観戦したらもう笑うしか無い・・・!

そして好きな音楽を聴く、やっと体調も回復し1957年録音のジャズ音楽を聴く、筆者の自宅にはブックシェルフ型ではあるが3種類の装置があるがLS3/5aのネットワークの部品の欠落により修理しなければならず現在は放置している後はKEF Q300とSPENDOR SP3/1Pを持つがジャズ音楽の視聴は筆者個人的はやや暖色系の音色のSPENDOR SP3/1Pが相性は良さそうである。特にスイングジャズ系統の曲には暖色系統がジャズを楽しむ秘訣でもあるのかも知れない、密閉箱のLS3/5aは優れたシステムのアンクロージャーではあるがSPENDOR SP3/1Pのバスレス型の開放感がジャズを満喫できる様である。



最近ショップで久々のジムラン(SANSUI SP-LE8T)初期型のシステムの修理完了品が試聴出来大変懐かしく試聴させたいただいたが筆者が記憶ある音質には聴こえなかった。多分筆者の頭が勝手にLE8Tの音を美化して空想した音は違った音に聴こえたのであろう、確かにジムラン特有の乾いたドラミングの音は実に迫力もあり生々しく聴こえるが想像する陰影ある鳴り方では無く違った意味での音であった、ジムランの音は想像の中でしか聴けない音の様でもある。
たしかにアルテック、ジムランに代表される独自の乾いた音、黒人の力強いドラミングの音のトレースは長けてはいるのだがジャズ独自のアンダーな部分は英国のユニットに部があるように感じられるこの頃でもある。
この様に感じたのは最近しばらく欧州(英国)の音ばかり聴き筆者の耳が欧州(英国)の音質が定番化となった事も影響するのであろうか・・・・・?



最近評論家のナット・ヘントフが明らかにしているように、コールマン・ホーキンスとベン・ウェブスターは実物以上の存在でした。恐るべき、禁断の存在でさえある彼らは、偉大な作家や画家が作品を通して語るように、自分たちの広大な人生経験を語る深みのある感情を演奏の中に明らかにしました。
これまでに録音された最も歴史的で最高のジャズレコードの決定版をオーディオファンに提供することを目指して、Verve Label Group と Universal Music Enterprises のオーディオファン向け Acoustic Sounds ヴァイナル再発行シリーズは、トップのマスタリング エンジニアのスキルと高品質レコードプレスの卓越した生産技術を活用しています。
この当時のスイングジャズは今聴くも新鮮で素晴らしい作品が多く、演奏者も実に多彩でこの頃のジャズは楽しい、以下の様な解説も見られる(1957年10月16日、この10年間で最も素晴らしいスタジオ セッションの 1 つが、ハリウッドにあるキャピトルの有名なスタジオで行われました。天才的なテナーサックス奏者コールマン・ホーキンスは、昼夜のほとんどをスタジオで過ごし、プロデューサーのノーマン・グランツとともにヴァーヴ・レコードの2枚の別々のアルバム『The Genius Of Coleman Hawkins』と『Coleman Hawkins Encounters Ben Webster』をレコーディングした。)



52歳のホーキンスはそこにいて、ピアニストのオスカー・ピーターソンのレギュラー・トリオであるハーブ・エリス(ギター)、レイ・ブラウン(ベース)、ドラマーのアルビン・ストーラーと共演していた。ミュージシャンたちは 12 曲を録音し、その名にふさわしい『The Genius Of Coleman Hawkins』でリリースされました。

アルヴィン・ストーラー(Alvin Stoller)はアメリカのジャズドラマーでした。彼はほとんど忘れられていたようですが、1940年代と1950年代に高く評価されました。彼は、ミッチ・ミラーの「テキサスの黄色いバラ」のレコーディングとスタン・フリーバーグのミラーのレコーディングのパロディーの両方でドラムを演奏することで最もよく知られていました。ストーラーはフランク・シナトラのお気に入りのパーカッショニストとなり、1958年までほぼすべてのシナトラのレコーディングで演奏した。スウィングドラマーの一任者でもあろう、実にドラムスがすばらしい。



筆者も此のドラマーはビリー・ホリディが亡くなる2年前の録音で、最盛期とは異なる枯れた歌声が魅力です。
タイトルはアラバマに星落ちて

ビリー・ホリデイ(vo)/ハリー・エディソン(tp)/ベン・ウェブスター(ts)/ジミー・ロウレス(p)/バーニー・ケッセル(g)/レッド・ミッチェル(b)/ジョー・モンドラゴン(b)/アルヴィン・ストーラー(ds)/ラリー・バンカー(ds)
このメンバーが並ぶと絢爛豪華なメンバーでもあり、ジャズ音楽の楽しさが想像できるほどでもある、ベン・ウェブスターやバーニー・ケッセルといった名手に支えられ名盤でもあるますがドラムのアルヴィン・ストーラーも光っています。



偉大なテナー2人の共演に、オスカー・ピーターソン・トリオとハーブ・エリスが加わるという、まさに夢のコラボレーション盤。バラードからブルース、ラテンまで、溶けてしまいそうなほどの極上のフィールで仕立て上げ、最上級の演奏と音質で贅沢なリラックスタイムを演出する最高の一枚。
偉大なテナー2人の共演に、オスカー・ピーターソン・トリオとハーブ・エリスが加わるという、まさに夢のコラボレーション盤。バラードからブルース、ラテンまで、溶けてしまいそうなほどの極上のフィールで仕立て上げ、最上級の演奏と音質で贅沢なリラックスタイムを演出する最高の一枚だと思う。尚3. La Rositaのドラミングは実に見事な音捌きの様に思う。

「ブルース・フォー・ヨランデ」では、2人のテナー奏者がシャッフルで戦い、ホーキンスがホーンで叫び、ウェブスターはより悲しげにそれに応えている。このレコードには、「イット・ネヴァー・エンターテッド・マイ・マインド」や「プリズナー・オブ・ラヴ」など、彼らの長く実り豊かなキャリアの中で最も美しいバラード演奏のいくつかが収録されている。ホーキンスは二人の中では不機嫌な人物だが、ウェブスターはとても魅力的なやり方で浮遊している。
「You'd Be So Nice To Come Home To」は激しくスイングしており、聴きながら足を軽くたたかないことはほぼ不可能であり、これはピーターソンのトリオが伴奏者として非常に需要があった理由も示しています。彼らは常に存在し、2 人のジャズの巨人が魔法を織り交ぜるための完璧なプラットフォームを提供します。
このリラックスした繊細な傑作は叙情性と温かさに満ちており、両方の特徴はハーモニーと複雑さに重点を置くモダン・ジャズではめったに見られないものです。ホーキンス&ウェブスターは、自分たちがその技術の達人であり、テナーサックス界の巨人であることを証明しています。
『The Genius Of Coleman Hawkins』が前菜だとしたら、 『Coleman Hawkins Encounters Ben Webster』はメインコースであり、すべてのジャズ愛好家のコレクションに加えられるべきものです。



コールマン・ホーキンス・エンカウンターズ・ベン・ウェブスター(Coleman Hawkins Encounters Ben Webster)
[収録曲]
  1. Blues for Yolandeブルース・フォー・ヨランデ
  2. It Never Entered My Mind それは決して私の心には入らなかった
  3. La Rosita ロジータ
  4. You'd Be So Nice to Come Home To 家に帰ってもいいですね
  5. Prisoner of Love 愛のとりこ
  6. Tangerine タンジェリン
  7. Shine On, Harvest Moonシャイン・オン・ハーベスト・ムーン
[パーソネル・録音]
  Coleman Hawkinsコールマン・ホーキンス (ts)
  Ben Websterベン・ウェブスター(ts)
  Oscar Petersonオスカー・ピーターソン (p)
  Herb Ellisハーブ・エリス (g)
  Ray Brownレイ・ブラウン (b)
  Alvin Stollerアルビン・ストーラー (ds)

  1957年10月16日録音。

まずは面子を見てみよう。タイトルから分かる通り、コールマン・ホーキンス(Coleman Hawkins)がベン・ウェブスターと並んでテナー2本の共演になっているところが大きく違う。その他のメンバーはオスカー・ピーターソン(ピアノ)、レイ・ブラウン(ベース)、ハーブ・エリス(ギター)が共通だが、ドラマーのアルヴィン・スト―ラーは『ソウルヴィル』からは入れ替わっている。メンバーのかなりの部分が同じであるせいか、全体に穏やかでメロウな雰囲気は共通していると言える。その上で、やはり聴きどころは、柔らかでクリアなコールマン・ホーキンスのテナーと、哀愁いっぱいのすすり泣くベン・ウェブスターのテナーの共演ということになるだろう。この2人にレスター・ヤングを加えて“3大テナー”と呼ばれたりもするぐらいだから、この共演をまずは楽しみたい盤だと思う。
この作品は60年前の作品でもある、現在のジャズプレイヤーに於いてこのジャズを凌ぐ様な演奏は聴けなくなった様に思う、当にこの時代こそジャズ音楽が開花した一番華やいだ時代かも知れない。ブラボー!

J.S.バッハの鍵盤楽器の演奏をAngela Hewitt最新のファツィオリの楽器演奏での考察

2024年02月29日 | 2022J.S.バッハ関係

今朝もニュースを見ていると一時話題となっていた米アップルが、電気自動車(EV)開発から撤退した模様であり、アップルはiPhoneやコンピューター以外の製品開発に力を入れると報道しているがやはり電気自動車(EV)は未だ開発不足の模様でもあろう、でも全個体電池可能でしかも車の総重量が今までと変わらないのであれば、今後何は(EV)も一つの手段になるであろう。でも不思議な事に英国は(EV)に拘っている模様であるが今後どの様な顛末を迎えるかは大変興味深い、ベンツも(EV)撤退の様子である。
一般的に考えればトヨタが以前から勧める、今後の地球環境から考察すれば水素エンジンの熱効率が一番高いのかも知れない。朗報ですが・・・最近話題になっている地下資源に天然水素が大量にあると報道されたのだ。

最近どうも何かと体調が優れない、多分風邪を拗らせ中々全快しない、大変有り難い事に今年はスギ花粉の影響が弱いようで花粉症の影響が少ないことは大変有り難い、鼻風状況が続き多少の熱も取れない、天候も暖寒の差も激しく身体も順応出来なくなったのかも知れない、一般的には老人病の典型でもあろう、勿論風邪薬は飲み続けるが花粉症も併用しスッキリしない状況である。
そう言えば最近音楽鑑賞には暫くご無沙汰気味でもある、確かにこの様な状況下では刺激の強い音楽は不快さを増すのであろう・・・。実は最初に聴くは以前オペした癌の摘出手術の年一度の精密検査の結果を本日は結果がわかるので病院に出かけるドクターは手術時から見ていただいた先生で結果は良好のことでした。人一回程度の検査は安心感も与えれれる様でもある。

実は休んでいる時に再度聴きたいJAZZ音楽を思い出し紹介しようと考えていたが、病み上がりに聴く音楽ではなかった様である、それは独特のハーモニーによるオーケストレーションが代名詞的なDuke Ellington(p)がCharles Mingus(b)、Max Roach(ds)とともに録音したピアノ・トリオ作品のジャズピアノトリオで当時のJAZZ音楽の神様たちがトリオで演奏をしたと言われるピアノトリオの歴史的名盤、『Money Jungle』を紹介しようかと思い聴くが如何も身体(耳)が受け付けない、病み上がりにはアクが強過ぎた様でもあり途中で辞めてしまった、何其のうちに紹介となるでしょう。

勿論人間体調の悪い時のはどうも遠慮がちになる様でもある。そう言えば老化現象の著しいことは年々記憶力が低下しているとのことであるとも言うが76歳を過ぎその傾向は強いとも言える、解消方法としては「くつろいだ食卓で同時に二つ以上の会話を聞く」ことで脳を鍛えることが出来ると言われる、食事の時間は大切の様に思う。



現在筆者の自宅で聴く音楽、特に鍵盤楽器特にピアノ曲の鑑賞において、勿論15吋のタンノイのユニットと比べれば低音量の再現等は勿論劣るであろうが、三極管のアンプを用いて家庭で小編成の音楽を聴くには10吋のタンノイIIILZ Monitor Goldで十分堪能できることが理解できたこの頃でもある。程々の音量で楽しむ曲は若干の風邪ひき患者にも大変ここと良く安心してバッハの音楽を堪能できる。最近何気なく思うは興味が徐々にではあるが薄れてきた傾向がある様です、間違い無く老化現象であろう・・・・?

但し10吋のタンノイIIILZ Monitor Goldで愛聴する限りスケールの大きなオペラ系統は若干苦手で存分な迫力ある音は苦手の部類の様に思う。どうしても自宅では良く聴く音楽はタンノイが具合良く鳴る音楽が多くなる傾向が強い様である。この10吋のタンノイの音質の特徴は全体的にはエンクロージャーやや後方に演奏者が並び立体的に音が鳴る様な感じを受けるが特にバッハの演奏には実に良い鳴り方と感じている。駆動するアンプは真空管の三極管を使用するがJ.S.バッハ中心に聴く愛好家にとっては、若干タンノイ独自の音の癖はあるが器楽全体並びに小編成のカンタータ中心に愛好する者にとっては実に良い組み合わせであろう、今後は全体的にもう一段階グレートを高めた真空管アンプで駆動してみたいものである・・・?

以前も紹介したバッハ :イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989を落ち着きあるヒューイット愛用のファツィオリピアノの楽器で、実に耳障りの良いバッハの音楽を楽しんでいます。

以前このブログでも紹介した事がある、筆者も好きなピアニストにカナダ出身のアンジェラ・ヒューイット(Angela Hewitt)簡単な明細は「カナダの音楽一家に生まれ、3歳でピアノを始める。4歳で聴衆を前に演奏し、5歳で最初の奨学金を得る。その後ジャン=ポール・セヴィラに師事。1985年のトロント国際バッハ・ピアノ・コンクールに優勝し、一躍世界の注目を集める。ヨーロッパ、アメリカ、アジア等世界各地でのリサイタルのほか、著名オーケストラと定期的に共演しており、ハイペリオン・レーベルからの卓越した録音により「我々の時代の傑出したバッハ弾き」(ガーディアン紙)との賞賛を得ている。06年のグラモフォン・アワード「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」受賞。また、00年カナダ政府よりカナダ勲章を、06年には女王誕生記念大英帝国勲章を受勲。イタリアのウンブリア州にてトラジメーノ音楽祭の芸術監督を務めている。」と、この様な紹介がある。



現在はヒューイットは日ごろから、近年ますます評価を高めているイタリアのピアノメーカー、ファツィオリの楽器を愛奏しているが、本シリーズでもピアノは創業者パオロ・ファツィオリ(Paolo Fazioli)のピアノを使用。チェンバロ風の軽快な響き、オルガン風のふくよかな響きを、その色彩豊かな音色を生かしていかに表現するのかも楽しみだ。バッハ弾き、そしてファツィオリ弾きのヒューイットならではの音に期待しつつ、4年にわたる旅のスタートの場に居合わせたい。
筆者が彼女雨演奏を聴き最近思うは、明瞭かつ正統に響き、華やかさや親しみやすさも伴って誰をもひき付ける彼女の演奏は実に魅力的に思うが移動中骨組みやふたなどが壊れ、ファツィオリ社のオーナーで、エンジニア、ピアニストでもあるパオロ・ファツィオリさんから修復できないと告げられたという。事故の起こる前にファツィオリF278は世界で唯一、ペダルが4つあるものだった。
ヒューイット曰く「わたしはこのピアノを崇拝していた。わたしの親友であり、最高の仲間だった。望んだすべてのことができるよう可能性をくれた。」と語っていた事が印象的であった。



バッハ :イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989 
Bach, Johann Sebastian:Aria variata alla maniera italiana a-moll BWV 989


  1.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Theme. Aria Angela Hewitt 
  2.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 1. Largo Angela Hewitt 
  3.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 2 Angela Hewitt 
  4.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 3 Angela Hewitt 
  5.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 4. Allegro Angela Hewitt 
  6.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 :  Var. 5. Un poco allegro Angela Hewitt 
  7.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 6. Andante Angela Hewitt 
  8J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 7. Un poco allegro Angela Hewitt 
  9.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 8. Allegro Angela Hewitt 
 10.J.S. Bach: Aria variata alla maniera italiana, BWV 989 : Var. 9 Angela Hewitt

アンジェラ・ヒューイットが再録音したバッハ作品の霊峰とも言える。アンジェラ所有のファツィオリが奏でる澄明な美は、まさに響きの精華だ。前回のAngela Hewitt plays Bachの作品も良いがJ.S.バッハ:イタリア風アリアと変奏 イ短調 (BWV.989)いぶし銀の光と音色は少し綺麗すぎる前回のスタンウェイとは異なる音をを感じました。何度も聴き感じた事は、陰影の素敵な鳴り方は流石ファツィオリピアノの音色の特色でもあろう。



鍵盤の女神とも言われるアンジェラ・ヒューイット、2015年ファツィオーリによる新録音ピアノ王国ハイぺリオンの中核をなす1人、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」の16年ぶりとなる新録音が登場!イタリアの銘器"ファツィオーリ"による新たな「ゴルトベルク変奏曲」は待望の新録音となります。バッハ・ワールド・ツアーを受けて再録音された「平均律クラヴィーア曲集(CDA 67741/4)」、ファツィオーリによるバッハ録音で新たなるバッハも探索したいと思います。



J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988

YouTube動画も掲載しましたので是非お聴きください。

 1.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Aria
 2.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 1 a 1 Clav.
 3.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 2 a 1 Clav.
 4.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 3 Canone all'Unisuono. a 1 Clav.
 5.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 4 a 1 Clav.
 6.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 5 a 1 o vero 2 Clav.
 7.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 6 Canone alla Secunda. a 1 Clav.
 8.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 7 a 1 o vero 2 Clav. Al tempo di Giga
 9.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 8 a 2 Clav.
 10.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 9 Canone alla Terza. a 1 Clav.
 11.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 10 Fughetta. a 1 Clav.
 12.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 11 a 2 Clav.
 13.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 12 Canone alla Quarta. a 1 Clav.
 14.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 13 a 2 Clav.
 15.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 14 a 2 Clav.
 16.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 15 Canone alla Quinta. a 1 Clav. Andante
 17.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 16 Ouverture. a 1 Clav.
 18.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 17 a 2 Clav.
 19.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 18 Canone alla Sexta. a 1 Clav.
 20.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 19 a 1 Clav.
 21.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 20 a 2 Clav.
 22.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 21 Canone alla Settima. a 1 Clav.
 23.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 22 a 1 Clav.
 24.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 23 a 1 Clav.
 25.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 24 Canone all'Ottava. a 1 Clav.
 26.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 25 a 2 Clav. Adagio
 27.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 26 a 2 Clav.
 28.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 27 Canone alla Nona. a 2 Clav.
 29.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 28 a 2 Clav.
 30.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 29 a 1 o vero 2 Clav.
 31.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Variation 30 Quodlibet. a 1 Clav.
 32.Goldberg Variations 'Aria mit verschiedenen Veranderungen' BWV988~Aria da capo
《演奏》
 アンジェラ・ヒューイット(ピアノ/ファツィオーリ)
《録音》
 2015年12月14日-17日、キリスト教会(オーバシェーネヴァイデ、ベルリン)
 J.S.Bach: Goldberg Variations
 Angela Hewitt



これまで、世界的に最高のバッハ演奏家としての名声を得ているA.ヒューイットに対して、旧録音についても、かなり以前に購入していましたが、演奏の外形はさすが当代一と言えるほど美しくまとまっていても、その内容に意外なこの最新録音、A.ヒューイットにとっては、もはや彼女の代名詞であるFAZIOLIによる再録音、という意味が大きいと思われ、事実世間的な評価もそれを越えるものでは無いようです。筆者が聴いて違うバッハを聴けた事は旧録音と違い音と音の静寂な部分の違いに美しさを感じた音が聴けたことでありピアノ制作の難しさが垣間見える様でもある。曲の細部、部と声部のバランス、それによって決まる多声音楽としての曲構造、声もバッハ演奏の永遠の課題である、至適なリズム、テンポ、バランスを見出すこと、旧盤とは比較にならない程度、進歩している様に感じた。
音楽のバランスが実に落ち着き質が向上様に感じた、イタリア風のアリアと変奏 イ短調 BWV 989、ゴルトベルク変奏曲等は断然良い方向に向かっている様に思う。
なんと言っても擬妙なバランスの良さでもあろう、ブラボー!