先日ユニセフの「子供の幸福度調査」が報告され、日本の「子どもの幸福度」の総合順位は38カ国中20位。特に精神的幸福度は38か国中37位とありました。
子供は親の鏡といわれます。子供の幸福感が世界最下位付近ということは日本社会がそれだけ荒廃して深く病んでいることを表しています。もう手遅れかもしれませんが日本人は芥川龍之介のいう「くえまら教」から一刻も早く脱却しなければ世界の笑いものになるどころか子孫に日本国を完全な姿で残すことは出来ません。
経典では子供は衆生を導くために特別の役割を与えられています。
経典に出てくる「童子」
経典に出てくる「童子」を少し探してみました。
・善財童子・・『華厳経』入法界品に現れる童子。法を求めて 53人の善知識をたずね、ついに普賢菩薩のところで十大願を聞き，悟りへ向かう。
・雪山童子・・・雪山童子とは涅槃経巻14に出る釈迦牟尼仏が過去世において、雪山に苦行せられた時の名である、童子雪山に於て『諸行無常、是生滅法』の二句を聞いた時、更にその後の二句、即ち『生滅々已、寂滅為楽』の半偈を聞かんが為めに、羅刹鬼の口中に身を投じて供養せんとした。
・迦葉童子・・涅槃経巻三十三迦葉菩薩品で迦葉童子は、仏はどのようにして長寿を得て金剛不壊の身になったのか等36の問いを立てて釈尊に尋ねている。涅槃図では正面に童子形で描かれている。
・善膩師童子・・ 毘沙門天の子供、毘沙門天・吉祥尊天・善膩師童子の三尊を拝めば一家和合の神(仏）として、また子授け、子育て、夫婦円満にも御利益がある。御真言は「オン・ゼンニシエイ・ソワカ」.
・不動三十六童子・・「仏説聖不動経」「白宝口抄」等によるお不動様の眷属。高尾山・大山寺・近畿三十六不動尊霊場・四国三十六不動尊霊場等にあるようです。
「矜迦羅童子、制吒迦童子、不動慧童子、光網勝童子、無垢光童子、計子儞童子、智慧憧童子、質多羅童子、召請光童子、不思議童子、囉多羅童子、波羅々々童子、伊醢羅童子、師子光童子、阿婆羅底童子、持賢婆童子、利車毘童子、法挟護童子、因陀羅童子、大光明童子、小光明童子、仏守護童子、法守護童子、僧守護童子、金剛護童子、虚空護童子、虚空蔵童子、宝蔵護童子、吉祥妙童子、戒光慧童子、妙空蔵童子、普光王童子、善儞師童子、波利迦童子、烏婆計童子。」
・雨宝童子・・弘法大師の「雨宝童子啓白」によれば、雨宝童子は「赤精童子と名け、三界の有情非情の根本為り、天にありては日月星となり、日本には大日霊・月夜見・瓊瓊杵の三身となり、天竺には法身毘盧遮那・報身阿弥陀・化身釈迦の三佛となり、支那には伏羲・神農・黄帝の三聖となる。斯く三界の主神なるがゆえに、この尊の像を安置帰依すればよく災いを除き福を得ん。」
・蘇婆呼童子・・・ 蘇婆呼童子経に出る菩薩。蘇婆呼童子の問いに答えて金剛菩薩夜叉大将が真言行者持誦の用心を説く。
・持宝童子・・・「地蔵菩薩念誦儀軌」に地蔵菩薩の六使者の一人として説かれる。六使者とは焔魔使者、持宝童子、大力使者、大慈天女、宝蔵天王、摂天使者。
・極めつけは観音経に「応以童男童女身得度者、即現童男童女身而為説法」とあることです。「童男・童女の姿をもって救うべき者には、童男・童女の姿となって現れ説法してくださる。」ということです。この句は甚深の響きをもちます。
子供は親の鏡といわれます。子供の幸福感が世界最下位付近ということは日本社会がそれだけ荒廃して深く病んでいることを表しています。もう手遅れかもしれませんが日本人は芥川龍之介のいう「くえまら教」から一刻も早く脱却しなければ世界の笑いものになるどころか子孫に日本国を完全な姿で残すことは出来ません。
経典では子供は衆生を導くために特別の役割を与えられています。
経典に出てくる「童子」
経典に出てくる「童子」を少し探してみました。
・善財童子・・『華厳経』入法界品に現れる童子。法を求めて 53人の善知識をたずね、ついに普賢菩薩のところで十大願を聞き，悟りへ向かう。
・雪山童子・・・雪山童子とは涅槃経巻14に出る釈迦牟尼仏が過去世において、雪山に苦行せられた時の名である、童子雪山に於て『諸行無常、是生滅法』の二句を聞いた時、更にその後の二句、即ち『生滅々已、寂滅為楽』の半偈を聞かんが為めに、羅刹鬼の口中に身を投じて供養せんとした。
・迦葉童子・・涅槃経巻三十三迦葉菩薩品で迦葉童子は、仏はどのようにして長寿を得て金剛不壊の身になったのか等36の問いを立てて釈尊に尋ねている。涅槃図では正面に童子形で描かれている。
・善膩師童子・・ 毘沙門天の子供、毘沙門天・吉祥尊天・善膩師童子の三尊を拝めば一家和合の神(仏）として、また子授け、子育て、夫婦円満にも御利益がある。御真言は「オン・ゼンニシエイ・ソワカ」.
・不動三十六童子・・「仏説聖不動経」「白宝口抄」等によるお不動様の眷属。高尾山・大山寺・近畿三十六不動尊霊場・四国三十六不動尊霊場等にあるようです。
「矜迦羅童子、制吒迦童子、不動慧童子、光網勝童子、無垢光童子、計子儞童子、智慧憧童子、質多羅童子、召請光童子、不思議童子、囉多羅童子、波羅々々童子、伊醢羅童子、師子光童子、阿婆羅底童子、持賢婆童子、利車毘童子、法挟護童子、因陀羅童子、大光明童子、小光明童子、仏守護童子、法守護童子、僧守護童子、金剛護童子、虚空護童子、虚空蔵童子、宝蔵護童子、吉祥妙童子、戒光慧童子、妙空蔵童子、普光王童子、善儞師童子、波利迦童子、烏婆計童子。」
・雨宝童子・・弘法大師の「雨宝童子啓白」によれば、雨宝童子は「赤精童子と名け、三界の有情非情の根本為り、天にありては日月星となり、日本には大日霊・月夜見・瓊瓊杵の三身となり、天竺には法身毘盧遮那・報身阿弥陀・化身釈迦の三佛となり、支那には伏羲・神農・黄帝の三聖となる。斯く三界の主神なるがゆえに、この尊の像を安置帰依すればよく災いを除き福を得ん。」
・蘇婆呼童子・・・ 蘇婆呼童子経に出る菩薩。蘇婆呼童子の問いに答えて金剛菩薩夜叉大将が真言行者持誦の用心を説く。
・持宝童子・・・「地蔵菩薩念誦儀軌」に地蔵菩薩の六使者の一人として説かれる。六使者とは焔魔使者、持宝童子、大力使者、大慈天女、宝蔵天王、摂天使者。
・極めつけは観音経に「応以童男童女身得度者、即現童男童女身而為説法」とあることです。「童男・童女の姿をもって救うべき者には、童男・童女の姿となって現れ説法してくださる。」ということです。この句は甚深の響きをもちます。
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