『上部体幹・骨盤・下部体幹の矯正』

バレエをしていて右回旋・左回旋の可動域が違いどれだけ練習してもなかなかパフォーマンスが向上しません。

発表会もあるため改善したく御連絡しました。

とご相談いただきました💪

なぜ右回旋・左回旋に違いが生じているのか？

分析していきましょう💪

主訴

腰痛

背中の痛み

体幹右回旋で軸がブレる

骨盤

右下制  左挙上  前傾＋腰椎前弯

肩甲骨

右下制  左挙上  下方回旋＋内転

股関節左内転筋群短縮による外転可動域低下 

体幹

右回旋回旋時 体幹右側屈が生じ軸が保てない状態

静止アライメントから胸椎伸展・内転により右回旋時に肩甲骨可動性低下が生じている

簡単に説明すると右回旋をする時に上部体幹は右回旋よりも右側屈が生じています💦

骨盤から下部体幹は問題なく右回旋が起こっています💪

右回旋が上手くいかないのは体幹の右側屈が原因です💦

原因の筋肉は

右腰方形筋

右大腰筋

右広背筋

右小胸筋

右外腹斜筋

右股関節外転筋群

左股関節内転筋群

など

上記の筋肉は短縮し、反対側の筋肉、例えば左腰方形筋は伸張しています💦

バレエの動きではこんなに単純に短縮と伸張を決められませんが左腰方形筋や左大腰筋などは腰椎の安定性に貢献しにくいため右ばかり働いてしまいます💦

これではいくら練習しても改善しません💧

個々の筋肉バランスを戻しアライメント改善をする事で上部体幹・骨盤・下部体幹の運動連鎖を一致させれば練習をたくさんして改善するより速くパフォーマンスを向上できます💪

アライメントを改善するエクササイズは体幹左側屈筋群と左外腹斜筋の同時収縮💪

かなりキツイと思いますが筋力が強いので大丈夫です✨

ゆりかご腹筋の側屈筋のエクササイズですが動画では筋肉の動きが見えるように手は側面に伸ばしていますが右手は胸の前で支持させて大丈夫です💪

次に上部僧帽筋エクササイズ💪

反り腰と背筋群の働きが強いため軸の強化と反り腰予防にドローインエクササイズ💪

軸を真っ直ぐ保ったまま上部体幹の右回旋💪

ドローインで鍛えた腹圧を意識しながら肩甲骨・胸椎・腰椎・骨盤の動きを確認するイメージトレーニングです💪

軸を真っ直ぐ維持したまま右回旋訓練に役立ちます✨

背術後のアライメント改善による右回旋は実感出来るほどパフォーマンスが向上していましたが、今までの右側屈をどれだけ抑制できるかは支えている筋肉をどれだけ使えるようになるかも関わってきます💧

脳では今までの右回旋が正しいと認識しているため脳と身体のイメージを再構築する必要があります💦

発表会までに間に合わせるにはイメージと動作が毎回一致させる必要があるため動画を撮って分析しながら微調整してください✨

正しいアライメントでは腰痛や背中の痛みも消失するくらい腹圧をかけた動作や肩甲骨の可動域はしっかり保ってくださいね👍

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