神経の働きが悪くなる原因 | レオン治療院のマニアックブログ

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今回のブログは
神経の働きが悪くなる原因

10年前くらいから変形性股関節症と診断されリハビリや整体、鍼などもしてきましたが最近股関節の動きが鈍くなってきていて神経の働きが悪くなったような感じで歩行も苦手になってきました。
以前のように歩きたいのですが、変形性股関節症だと難しいでしょうか?

と、ご相談いただきました💪

何が原因なのか分析してみましょう💪

主訴
右変形性股関節症  右股関節前面の張り
腰痛
背中の痛み


アライメント


骨盤
右下制  左挙上  後傾

肩甲骨
右挙上+上方回旋
左下制+下方回旋

右股関節 自動運動による内旋・外旋が弱化
右膝関節  軽度屈曲拘縮
右足関節 背屈可動域低下

アライメントから右股関節外転筋群の短縮があり、右股関節前面の張りは大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)も股関節外転筋なので短縮しています💦

右足関節の背屈可動域が低いため踵が地面に接地してから足関節の可動性を膝でかばい、股関節でかばい、右骨盤から体幹までの働きが強くなっています💦

足関節からの代償を右大腿筋膜張筋に負担させている状態💦

ここまでなら筋肉が全て原因なのですが
股関節屈曲・内旋・外転・骨盤前傾作用のある大腿筋膜張筋は大殿筋との拮抗筋です💪
大殿筋は股関節伸展・外旋・外転・骨盤後傾作用💪

股関節前面と後面のバランスを考えると大腿筋膜張筋や腸骨筋・大腰筋などと大殿筋・中殿筋後部線維・外旋6筋などが関与します💪
さらに
腸骨大腿靭帯  股関節伸展・内転・外旋・骨盤後傾制動
恥骨大腿靭帯  股関節伸展・外転・外旋制動
坐骨大腿靭帯  股関節伸展・外転・内旋・過屈曲制動

というように靭帯の制動も関与します💦

歩行のバランスや大腿筋膜張筋への負荷が重なり拮抗筋である大殿筋、インナーマッスルである外旋6筋がしっかりと使えていないことが続き股関節の細かな動きを担う外旋6筋が使われないため神経機能の働きが悪くなり歩行まで影響が出ているのだと思います💦

これを改善するには骨盤・股関節のアライメントを改善し大腿筋膜張筋への負担を減らすこと、外旋6筋の働きを高め歩行の中で使えるようにすること💪

足関節の可動性改善
膝関節屈曲拘縮改善
股関節外旋6筋のエクササイズ
体幹のアライメントから股関節への負担改善

というのが目的になります💪

まずは体幹の安定性を鍛えるためにドローインエクササイズ💪



骨盤を前傾させて大腿骨頭の被覆率を改善するために腰椎前弯+腸骨筋エクササイズ💪


外旋6筋エクササイズは負荷なしから始めてしっかりと収縮させている感覚も戻します💪



足関節のモビリティと



ワイピングエクササイズで腓骨挙上と背屈可動域の改善💪




神経の働きが悪くなる原因も大腿筋膜張筋の短縮が強くなり外旋6筋が使いにくくなったことからさらにアライメント偏位が生じて複雑になった結果だと思います💦

施術後の股関節前面の張りが消失したのは大腿筋膜張筋が緩んだから✨

歩行に使えるほどの外旋6筋強化を目指して頑張っていきましょう✨

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