《原爆忌 ❶ /広島》

 1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分。広島市に原爆が投下されて75年目が過ぎました。

 

 当時の広島市の人口は推定で35万人と言われておりますが、そのうちの9万人〜16万6千人(人口の4割以上)が被爆し、4ヶ月以内にお亡くなりになられています。本日は原爆投下時間の8時15分に合わせて戦没者・戦死者、原爆被害者の方々へのご供養を神道➕仏教(神仏習合)4時間かけて行いました。

 

(↑こちらの写真は昨年浜松市役所で広島・長崎の原爆の日に合わせて展示されていたものです。)

 

 こういった「生死」に関して特別な日だからこそ、この状況がもし自分の人生だったら・・・。と他人事ではなく自分事として人生を置き換え、今後の自分の人生や生き方について考えてみてください。

 

 特に今年はコロナウィルスなどの疫病被害でこの「死」というものがとても身近なものになっています。

 

 「死」は老若男女、悪人・善人問わず、すべてのどんな人にも必ず訪れる逃れられないものです。「死」は場合によっては突然訪れることだってあります。(私の実家は寺院なので、私は幼少期から「まさか」の状況での死をたくさん見てきました。このような環境でしたので、基本的に私の考え方は「もしかすると明日は私はこの世にはいないかもしれない・・・。」が前提になります。)

 

 今回はこの「死ぬこと」や「生きること」、「成仏」について考えるきっかけとなる動画や作品をご紹介いたします。

 

 

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【お願い】

 1→2→3の順番でご覧いただけますと、「生死」についての理解がより深まると思っています。

 

 

1.

  UVER WORLD

「7日目の決意」

 

 

 

 「生きるとは何か?」「死ぬとか何か?」こういったことを深く考えさせられるPVです。

 

 こちらを先にご覧になると、次の死役所の内容がより深く理解できると思います。

 

 

 

2.

Netflix(ネットフリックス)

配信中

 

(↑クリックすると移動します。)

 

 

 自殺や他殺、病死や死産など死には様々な形がありますが、この作品は死んだ後に死者たちが現世に対しどのような悔いを残し、そしてどのように成仏していくかが描かれています。

 

 最近はいじめによる自殺も多いですが、第1話目ではいじめによる中学生の自殺、8話目は児童虐待による子供の死(他殺)など現代の社会問題がテーマになっています。

 

 うちの息子も中学1年生の頃にひどいいじめに遭って「おかあちゃん、僕、死にたい」と自殺をほのめかすことを言ったのですぐに学校を転校しましたが、ドラマを見ながらこれは他人事ではないぞと強く感じました。

 

 

 私の実際のご供養の経験から言えば「いつ死んでもいいように、この世に未練を残さない・自分らしい生き方をする」ことが成仏するための必須条件だと思っています。

 

3.

Netflix(ネットフリックス)

配信中

 

 

 

 1.の「7日目の決意」で「こんな素敵な世界だ。まだまだ死にたくない。」と思えるような世界とは一体どのようなものなのか?

 

 素敵な世界、素晴らしい世界は個々の価値観で違うでしょうが、そんな世界の一つとしてクィア・アイのような世界観・価値観もあると思います。

 

 このクィア・アイは「自分らしく生きるため」にどのように生きれば良いかを教えてくれる作品です。日本ではこのような価値観への抵抗・文化的に異なる部分もあるかもしれませんが、世界にはこういった多様性を認める「こんな素敵な世界」もあります。

 

 今、自分の人生に疑問や限界を感じている方、生きづらさを感じてらっしゃる方にお勧めです。

 

 

 このような作品から、今後の自分の人生の生き方を考えるきっかけになれば幸いです。

 

 

 

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