賃貸物件契約の時間軸は、

 

案内右矢印申し込み右矢印重要事項説明右矢印契約書記名押印右矢印決済右矢印引き渡しとなる

 

ここで引渡しとは何か?

 

売買の場合は、移転登記の書類交付+鍵の引き渡しで、以降は買主が安全のためにカギを交換します

賃貸の場合は、鍵の引き渡しのみだが、あくまでも借りているだけなので貸主の許可なく勝手に交換ができない

 

では、賃貸の場合そのカギは安全なのか?

安全性については、鍵自体の問題とその引渡し方法がある

 

カギと一口に言っても様々なカギがあり、一つは鍵自体の安全性

 

1 鉄のカギ

いわゆる普通のカギで鍵穴にカギを差して回す鍵

この鍵の場合、

・交換はしたか?

・交換はしたがローテーションか?

・新品に交換

 

2 カードキー

登録変更したか?

 

3 テンキー

登録変更したか?

 

この順番は貸主の費用と手間を考えたとき、

 

詳細と例外(チェンジキー)は省くが、基本的には123となる

 

また1についてはもう一つの問題ある

受け渡し方法の安全性性だ

安全性とはどういう意味か?

 

これは通常、賃貸借契約の仕組みにその原因がある

契約のほとんどは仲介であり、貸主又は元付け業者や管理会社は申込みどころか引渡し時にも借主に会うことはない

つまり鍵の引き渡し自体が第3社を通じて行われるということだ

これは性善説に立っているということに他ならない

 

例えば仲介業者に悪意のある者がおり、引渡し前に鍵をコピーしていたとしたらどうか?

鍵をいくら新品にしても、安全上意味がないということになる

なにも仲介業者のみに嫌疑をかけるわけでもない

管理会社がカギを預かっている場合もしかり

今から20年近く前、大阪でも某業者がカギをコピーした事件がおましたな

 

正直どこまでやったら絶対に安全とは言いにくい

今のところ貸主がカギを交換後に直接借主に渡すことが最も安全といえるが、管理上貸主がカギを持っている

疑いだすときりないけど、マスターキーは不要かもね

 

 

嫌疑払拭と不要な出動をなくすため鍵を預からん管理会社もいるよねと思ったあなたはクリック