保証会社が出たのはいつごろだろうか?

記憶にあるのは、平成13年ごろ

営業に来たのがJ○D

当時家賃を保証するなんて会社がなく、保証人といえば連帯保証人という人的保証が当たり前

もっとも保証会社も法律上人と犠牲されてるので人的保証だけどね

 

さっそく加入し滞納を報告したが、創世記の保証会社は基本督促のみ

代位弁済制度はなく、代位弁済するのは明渡まで行ったときのみ

払わん奴は払わんもので、J〇Dからは、入金があったか確認ばかりで正直使えんと思った・・・・

 

創世記は存在自体が画期的であったが、後発組はやはり優れたものを編み出す

代位弁済はもとより、短期退出見舞金、原状復帰プラン、死亡時見舞いなどが登場し、最近では移民促進のための外国人通訳なども登場

 

保証会社が出たことにより自然人的保証が後退し、近々親とか兄弟の人的保証がないのが当たり前になるかもしれない

事実、仲介業者にも保証人なしプランでと気軽に言われることがある

しかしコレパトランプ警戒レベルが上がります

 

なぜかというと仲介業者は仲介して、カギと契約書を渡すと業務完了である

ちなみに古い考えのオーナーは、単なる仲介でも契約完了後も管理内容を求める方もいる

管理の場合は、仲介と違い入居から退去までが仕事だ

天涯孤独で「自然人」の連帯保証人がどうしようもないかたもいる

それはそれでヒアリングして大丈夫そうであればGOする

 

ところが単独を最初から言ってくる方の多くは、申込書を見た時なんとなく違和感を感じることが多い

それも付き合いのない業者からの申し込みであればなおさらだ

今までの経験では、身内の連帯保証人がいないのではなく、一度泣かしてるから頼めないが多い・・・・

また保証会社はあくまでも金銭債務の保証だけなのだ

詳しくは書かないが管理上、身内の保証人は滞納以外のトラブルに効果を発揮するところが多い

それ故に時代の変化には逆らえないであろうが、身内の連帯保証人はやっぱりほしいよね

 

尚、民法改正後は親等の連帯保証は根保証であるため、極度額を決めないと無効になります

極度額はあくまでも取決めなのでいくらでも構わないが、かつての文言のように一切の債務とボカした表現でないため露骨に金額を書くと引かれる

こんな書き方がよいのではなかろうか?

 

[例]

賃料10万円の場合

○賃料の24か月分を限度に

×240万円を限度に

 

どっちが警戒心が沸く?

 

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