不動産業というのは、政策産業といわれる

どういうことかというと、政治家を味方につけ自分たちの業界に有利な法案を作ってもらわないと大多数は生きていけない

逆に我々に有利な法案を作ってくれるなら、その政党や政治家を応援するため大きな票田となり選挙にも当選しやすくなるわけだ

まぁバーターちゅうやつでしょうかね

 

で、今年も某政党へ政策提言へ行ってきました

ちなみに本部からくる政策提言は、ほとんど売買業者がメインの政策で、管理会社や賃貸業者への政策提言はほとんどない・・・・

 

賃貸と管理業はかぶるところが多く、定期借家契約における貸主の事前説明の廃止、安い賃料の手数料の改定、心理的瑕疵のガイドライン策定ぐらいでしょうか

売買業者の提言はてんこ盛りですわ・・・・

 

まぁ、それでも地元のためにはなるんだから、精一杯提言してきましたよ

 

我が尼崎は、中核都市である

そのため空き家対策関係の補助金は、市の予算以外でない・・・・

尼崎はかつて普通ゴミ(燃えるごみ)が、数年前まで週3回も回収があり、市の財政が非常に裕福であった

こういう行政サービスは、健康や安全と一緒で目に見えにくいものである

現在、関西一住みやすい街といわれているが、当時はもっと住みやすい町であったと思う

 

尼崎は阪神工業地帯があるように、古くから栄えてきた街なので、非常にごちゃごちゃした街並みで2項道路のオンパレードで無接道なんて当たり前のようにある

さらに尼崎は、借地がめっちゃ多く、ディープな空き家問題のデパートでもある(表現が古い?)

それゆえに勝手に言わせてもらえば、尼崎の空き家を制する者は、日本の空き家を制するかもしれん

 

で、ワシからの提言は、国からの補助金ではなく出資として、空き家問題を解決すべく不動産特定事業の出資をお願いした

予算を組んでもらうためには、所有権や民間私財に対して公費を使っていいのかという疑義もあるが、これらの問題を解決するためには大鉈を振るう必要もあるのではなかろうか?

タイムリミットは近づいている・・・
 

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