昨日は移動距離が長くハードでしたな

朝イチは京都で会議

いつもは車で行きますが、午後から新規免許取得者講習会があり時間がタイトなため、時間が読める電車でGO

サクっと会議を終え、新快速で神戸入り

 

さて、新規免許取得者講習会というのは、宅建業者免許を得る最終段階のあたり

各種提携業者の営業もおまっけど、レインズやたっけんクラウドなど業務に役立つものの説明やコンプライアンスなど一日がかりの講習です

ワシが担当するのは、公取で不動産の広告についてです

 

不動産の広告というと、昔はそりゃひどかった・・・・

おとり広告なんか当たり前の何でもありの世界でしたわ

この時代は広告媒体が、店看、新聞折り込み、チラシ、捨看、電ビラetc

まぁアナログなものが多かった

そのため古くからやってる老舗駅前型店舗や大手が圧倒的に有利でした

ところがネットが出てからは、下駄ばき店舗や自宅改良型の店舗でも十分商売ができるようになりました

 

これメリットばかりではおまへん

悪事千里を走るというか、ネットタゥーというかおとり広告や違反広告は永遠に残ります

そして摘発されると、違反金や厳重警告はもちろんのこと、最大の武器であるポータルサイトへのネット掲載の停止が待ち受けております

これを食らうと、重説違反なんかでトラブルより、もっと簡単に命取りになります

ネット広告は消費者が見て違反を発見するのもありますが、それ以上に同業他社が見てライバルつぶしのほうが多く、公取協も頻繁にチェックしています

その結果、折角、一国一城の主になったのに残念な結果になります

 

また広告の最終責任は事業者に来ます

かつて秘書がやったことだというセリフがありましたが、事務がやった、バイトがやった、社員がやったという抗弁は通じません

これからシーズン真っ只中

ネット掲載禁止などという処分を受けないようくれぐれもお気を付けください

こんな風に書くと、消費者のため、業界向上の方が大事だといわれますが、別にそれらをないがしろにするわけではありませんよ

 

一番ヤバイのが成約済みの落とし忘れやなと思ったあなたはクリック