柑橘の様子と片付け | 晴耕雨読の果樹園芸 『 晴れたら気まぐれ鉢栽培 』

晴耕雨読の果樹園芸 『 晴れたら気まぐれ鉢栽培 』

大型スリット鉢や大型NPポットを使った趣味の果樹園芸も15年目をむかえました。

最近は深型プランターで野菜も育てています、一応メインはぶどう、柿、いちじく、柑橘類ですが野菜もメインになりつつあります。

静岡県からボチボチと発信しております。

【柑橘の様子と片付け】

かなり暖かい日が続いています晴れ
引っ越しまで残り半月、静岡生活ももうすぐ終了です。

プランター菜園も祭りの後といった感じ泣

残すは種採りの天狗なすと唐辛子のみ

そろそろ収穫しようかな~なす


最後の柿を収穫しました。

甘柿柿『次郎』
この次郎は渋柿『祇園坊』の枝に甘
柿『次郎』の枝を接ぎ木(高接ぎ)して収穫したものです。
身体を借りて腕を移植して実らせたような感じですね😅

次郎は横から見ると平べったい形です。

下から見ると四角い形

なかなか平均的な重さです。

この次郎柿は渋柿『祇園坊』の枝に接いであるため、若干ですが正統な次郎柿に比べて形は同じですが肉質に変化がある次郎が実ります。
甘さや硬さは変わりませんが、肉質が祇園坊の形質が入るのか、キメが細かく滑らかな食味の次郎柿となります。

やはり、高接ぎすると若干形質が混ざるのかもしれませんね。食味のキメが細かく滑らかな次郎柿も悪くありませんよラブ

ちなみに今年台風で折れてしまいましたが、甘柿『興津20号』に高接ぎした次郎から収穫した次郎柿はまた違う変化が毎年出ていました。

形は興津20号(肩の張った丸形)、食味は興津20号と次郎柿の中間(正統な次郎より柔らかいが興津20号よりは硬い)、甘さや味は次郎柿びっくり
どちらの形質も現れた合の子柿柿が実っていたんですよ。

要はお借りする胴体の柿の品種によって、高接ぎした柿(穂木)の形質はかなり変化しますね。
相性というか強く形質が出たがる品種とそれほど変化が出ない品種があると感じます。

一般的には山柿や豆柿といった渋柿に接ぎ木した苗が市販されているので、渋柿が胴体ならばあまり変化しないのかな?
ちょっとわかりませんが、祇園坊柿+次郎柿→ほとんど次郎柿。興津20号柿+次郎柿→ハーフ&ハーフ柿です。

『マイヤーレモン』
今年は30個以上の収穫レモンレモンレモンですおねがい

真ん丸レモンですよチュー

絞ったレモンを炭酸水で割って飲むと最高爆笑

もう少し収穫は続きます口笛


種無し金柑みかん『ぷちまる』

今年の猛暑でかなりの実が落ちました。

が、よく見ると案外大粒な実が着いていたんですね。3~4番花などの小さい果実は全て摘果してあります。

着色はまだこんなものですが、食べると充分甘くていけますウインクそれだけにヒヨドリが毎日食べに来ていますよ😱、彼らは着色を待ってくれません…○| ̄|_

1~2番果は大粒で甘くて美味しいんですよウインク

開花前(蕾が膨らんで来た頃)の枝への環状剥皮と、満開時に花へのジベレリン散布(200~300ppm)の合わせ技は、ぷちまるの結実向上にかなり効果的です。

そして、結実は1~2番咲きの花まで(大粒で甘い)。3~4番咲きの果実は全摘果(小粒で酸味が強い)して栄養を他に回します。
こうすると、大粒な実が採れますよ✨


あと1回、静岡からブログ更新出来るかな?どうかな?

それではまた~真顔