コート着て行かないとダメよ！
早く食べなよ！
そんな恰好じゃ風邪ひくから！
こういう風に言われたら
どんな氣持ちがしますか？
イラっとする怒りの氣持ちがする
自分はダメなんだと悲しくなる
情けない氣持ちになる
そうなりますよね。
楽しいとかうれしいとか幸せの氣持ちにはならないよね。
でもね、これを言っている人は
相手に対して意地悪をしようと思って言っている訳ではないのよ。
コート着て行かないとダメよ！
⇒ コートを着ないと風邪をひいてしまうから
風邪はひかない方が良いと思うから
コートを着るといいよと思っている。
早く食べなよ！
⇒ 早く食べないと冷めてしまい、美味しくなくなると思うから
美味しく食べてもらいたいなと思うから
早く食べた方が良いよと思っている。
そんな恰好じゃ風邪ひくから！
⇒ その恰好だと寒いと私が思うから
そのまま外に出たら風邪をひいてしまうので
風邪をひかないような恰好に変えた方が良いと思うから
そんな恰好じゃ風邪をひくよと言っている。
相手の事を思っての言動のように見えるのだけれど
実は相手の事を思って言っているというよりは
自分が思っている事が正しいと思っているので
その正しい事を相手に伝え、それに従わせるために言っているのよねー。
しかも、言い方も
ダメよ！
食べなよ！
ひくから！
と強い調子で言われたら
言われた方は自分のために言ってくれてるなんて思えないし
怒られてるって思うとイヤな氣持ちになっていくよね。
無意識に敵を作るというか
お互いの関係をイヤな関係にしてしまうのよね。
このコミュニケーションの傾向が強いのは
ライフスタイル別コミュニケ―ションの４つのうち
情熱家ライフ
自分は常に正しい判断をしていたい
その判断を人に当てはめたい
自分の思う通りに人を動かしたい
判断も話すスピードも速い
結論から先に知りたい
感情より事実が大事
自分の感情を表現するのは苦手
これに当てはまるな～と思う方は
ちょっと氣をつけて話してね。
自分の判断が正しいとしても
それを相手に押し付けると
相手はイヤな氣持ちになるし
怒られたという氣持ちになるからね。
コート着て行かないとダメよ！
⇒ コート着て行かなくても大丈夫？
私がさっき外に出た時は凄く寒く感じたよ。
早く食べなよ！
⇒ 箸がなかなか進まないように見えるけど～？どうしたの～？
そんな恰好じゃ風邪ひくから！
⇒ その恰好で大丈夫～？
私がさっき外に出た時は凄く寒く感じたよ。
こんな風に変えてみると
相手が何を考えているのかを聞く事が出来るので
ダメ！
食べな！
風邪ひく！
という自分の判断を伝える必要がなくなるよ。
特にママ達はこのコミュニケ―ションの特徴を持っている人が多いから
氣をつけてね～。
冬休みになる前に少しでも変えられるといいよね。
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