子どものために言っているのに、こどもがわかってくれない！

家庭も仕事もどっちも大事！

自分らしく輝き続ける女性のための

コミュニティーZipperを運営している

ライフスタイリストの中村のぶ子です(*^-^*)

ご訪問いただきありがとうございます

私は82歳の母ともうすぐ89歳になる父と同居です。

父は認知症で要介護１。

情熱家ライフが強い母は

父の全ての行動に対して指示を出しています。

（注：情熱家ライフとは

４つのライフスタイル別コミュニケ―ションの一つで、

自分の判断を大切にするので、

自分の思った通りに回りを動かしたい

傾向が強いスタイルです。）

父はそれにおとなしく従うけれど

時々キレます。

今朝もこんな感じでした。

父にひげを剃ってもらいたい母は

ひげ剃りの準備を洗面所でしていました。

その前に父に

「ひげ剃りするからここで待っててね」

と言っていたのですが

父はすっかり忘れて散歩の出かけようとしていました。

それを見つけた母は

「ひげ剃るって言ったでしょう！

ジャンバー脱いで、帽子とって、こっち来て！」

とすでにイライラ。

「そう～？」とすっとぼけた返事をしながら

洗面所に来た父は準備されている髭剃りを始めました。

ひげを剃って顔を拭いて氣分よく洗面所から部屋に戻ると

「あー、全然ダメダメ、きれいになってないでしょう！」

と怒って言ったもんだから

父もかっちんときたみたいで

「うるさーい！」

と大怒鳴り。

「全然きれいになってないから

顔を拭いてあげるからこっち来て」

とすかさず母が再度言うと

「うるせーんだよ！いいんだよ！」

とさらにエキサイティングな父。

すると今度は母が

「なんで怒るの！

じーのために私がこんなにやってあげているのに！」

とキレます。

こんな感じの会話が時々あります。

歳より夫婦の会話ですが

似たような会話どこかで聞いたことありませんか？

そう！親子の会話

ママ「ほら、早くこれやって！」

子ども「うん」

ママ「何やっているの！違う違う！

　　　　こうやったらいいのよ！」

子ども「・・・」

ママ「あーもう違うよー、こうやるの！」

子ども「そんなに怒るならもうやんない！

　　　　　うるさいんだよー！」

ママ「何怒ってるの！

　　　　あんたのためを思って言っているのに

　　　　あんたは全然わからないんだから！」

そっくりでしょう。

私の父もこのお子さんも

自分で考え一生懸命やっているのですよ。

それは、母やこのママの思う通りのやり方ではないけれど。

私の母もこのママも

自分の思った通りに相手を動かしたいんだよねー。

思った通りにならないと

母とこのママがイヤなのよね。

じーのため、あんたのため

とは言っているけれど、

じーもこの子も頼んでないし

あーせーこーせーと

うるさく言われるようなことしてないし。

こうなると、

子どもの場合はそのうち口をきいてくれなくなりますし

話しかけても「うるさいなー」としか

思ってもらえなくなりますよ。

本当にこの子のためを思うならば

この子にきいたらいいんです。

「ママ、何かお手伝いできることあるかな？」

とだけきいたらいいんです。

「うん、これ教えて」とか

「うん、これ手伝って欲しい」とか

言われたら教えたり、手伝ったりすればいいし

「ううんうん。大丈夫。一人で出来る」

と言われたら任せたらいいんです。

横から口出しするって

その子の事信じてませんよー

という表れなんだよ。

その子が上手にできるって思わないから

口を出したくなるんだものね。

本当は子どもを信じる

見守るママでいたいならば

あーせーこーせーと言わずに

じっと見守っていましょうね(*^-^*)