自然農法を普及されている三浦伸章先生が生み出された、“ねじねじ”の作り方を教えていただく機会を得ました。

 

ねじねじって、藁をねじって作ります。

(藁だけでなく微生物の増えそうな色んな資材も使います)

 

ねじったものを土中にこんな感じ↓で埋めます。

 

 

そうすると、瞬時に土がふかふかになります。

 

それがどういう状態かというと、

 

・ 土の粒子が1000分の1になって振動して雑草がスルスル抜ける
・ 一瞬でイヤシロチを作ることができる
・ 自然農で何年もかかる土作りが瞬時に
・ 雑草が雑草でなくなり、獣害も減る
・ 作物の収量も増え品質も高まる
・ 汚染された土壌や水源が浄化される

 

のような状態になってるらしいです。

先週の土曜日に作りましたが、あいにく日が暮れて天候も悪かったので、埋めるのは後日になってしまいました。

自分はこれを田んぼに埋めようと思っています。

 

 

自分のやっている農薬不使用の田んぼでは、ご存知の通り草対策が永遠?(永遠であってほしくないが(笑))のテーマ。

面倒なのがコナギという草なのですが、これが水中の溶存酸素が多いと発芽しにくい性質があります。

 

ねじねじを埋めれば、土が団粒化することで、水中に酸素が保持されやすくなり、発芽しにくくなる効果がある?

と物理的な変化による抑草効果があるはずです。

また微生物も増えてより藁の分解が促され、未分解の藁を原因とするガス湧きを抑制することでこちらもコナギの発芽を抑えます。

 

以前よりこのような環境を人為的に作ろうとしていますが、時間だったり資材だったりが不足して、またそれがあっても効果が出るのに数年掛かったりします。

それがねじねじで瞬時に?

 

素晴らしいけど、ちょっぴり寂しくもある(笑)

試行錯誤の中に楽しさもありますから^^

 

 

ねじねじ埋めて3年くらい効果続くようです。

その間に微生物の住みやすい環境作りができれば、ねじねじが必要ないってことですね。

 

興味おありでしたら連絡ください。