細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

岩国へ

2019-11-15 06:48:47 | 研究のこと

ブログの更新が滞っておりますが、何とか生きております。

11月7日~11日まで、中国の武漢と宜昌を訪問し、宜昌では三峡ダムも訪れました。中国本土は2回目の訪問、と数が少なく、自分としては「敬遠」していた面もあるのですが、今回は多くのことを学び、感じました。Facebookでは発信しましたが、ブログでも別途、改めて報告します。

秋学期の講義も順調に進んでおり、新たに立ち上げた「メインテナンス工学」は6回目が終了し、鉄道構造物3回に加え、水利・治水の構造物(ダム、水路等)2回、も終わり、学生たちもこれまでに受けた講義とは違う情報が多々入ってくるため、刺激になっているようです。私自身も多くを学んでいます。教員が学んでどうするんだ!と言われるかもしれませんが、私がコーディネートしている講義です。私も学びつつ、学生たちに大いに刺激になる講義が実現できればそれでよい、と思っています。

土木史も5回目が終わり、次回は「自然災害」がテーマ、です。かなり下地ができてきているので、学生たちとどこまで高いところまで登って行けるか、今年もチャレンジです。

今日は、山口県の岩国へ出張し、トンネルの目視評価、山口県の施工記録のデータベースと機械学習による研究成果の活用方法についての議論、などを行います。

私の研究のやり方の一つのパターンかと思いますが、研究を開始してある段階に至ると、「しらみつぶし」的に徹底的にやる段階があります。上記の研究も、データベースの内容の徹底的な精査と、現状でベストと思う機械ができた後は、徹底的なパラメトリックスタディを行う段階に至っています。泥臭いやり方ではあるのですが、そこまでやらないと、社会に貢献できる結果まで至らないと思っています。何とか、山口システムが進化していくために少しでも貢献できるよう、私たちにできることをやるつもりです。

週末も休めない状況が続き、ややアップアップではありますが、何とか日常を回し、研究活動に注力し、年末まで一気に駆け抜けていくことになろうかと思います。

10月13日のトライアスロンが台風で中止になって以降、朝の体操を除いて、運動をする機会が激減してしまいました。トライアスロン的な体のトレーニングもそろそろ再開し、新たにレースへの参加の登録も模索したいと思います。


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