ポカラでトレッキング、果てがない階段 | 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている

みなさん、元気ですか?

 

私は今、ネパール、ポカラで果てのない階段を登っています。

 

いやほんと、人生の中で登った事のない段数です。



アンコールワットよりも、マチュピチュよりも、アユタヤの郊外の遺跡よりも。。。



いや、ここ遺跡でもないのに。


 

果てがないって、私の旅人生とおんなじですね。

 

いいようで悪いのか、悪いようで実は素晴らしい事なのか。

 

やっと、階段の踊り場的な場所に出た途端、また次の階段が待っているのです。

 
 
 

  

目標なんかもいつも、ゴールした途端、これまた始まりだぁー!って思ったりする、

 

 

本当のゴールが見えないからこそ、私は階段を登り続けられるんですね。




ってどんだけだよー!!




いつしか、登りだした頃の舗装された階段じゃなくなり、


古い階段になったけれども、登れど登れど、ちっともてっぺんに到着しないんですけど!!

 


 

ほら、こうしててっぺんらしき場所が見えるじゃないですか!


でも、あそこに到着した途端、また奥に次の階段が現れるんですよ!!



(最初の登り始めの舗装階段はこれ↓)



 

山を登るのをやめて、村側から行くことにしたジャパニーズテンプルだけど、


そりゃ、まだまだ遥か遠くに見えてるけど、


階段登ったら、ある程度の平坦な道が現れるのかと思ってたよ!



結局、階段になったものの山登りってことには変わらないですね。。。


ただ、こんなにも孤独な登山になるとは思ってもいませんでした。


それなりに登ってる人が、他にもいると思ったのに、本当に誰一人いません。


時々、道の途中に家があって、そこに住んでる人が挨拶してくれるくらいです。



せめて、はあはあぜいぜい言ってる同志が、



赤の他人だったとしても居てくれれば気持ち楽なのに。


時々、本当にこの階段登り続けるのって正解なんだろうかって思いながら、


新たな別れ道が出没して、若干迷いながらも、とにかく階段を登り続けています。
 

 

ポカラって、トレッキングの町なんじゃないの!?


それともここが、初心者用コースだから人気がないの!?


むしろ、こんなに人がいなくて迷いまくってたら、ちっとも初心者コースなんかじゃないんですけど!!



心臓はもう、ここ数年のうちでも経験したことがないくらいに、バクバクしていて、


それでも足を踏み出し続けている自分の、忘れてた根性と体力に、


すっかり健康になったのかなぁと勘違いしてしまうくらいです。


いや、海外ふらふら旅してる時点で、充分健康になったじゃんって言われるんですけど、


日本でこもってる方が心は不健康。



第一次、休戦!!



でも、ちゃんと途中に、ベンチはないんだけど腰をおろせるような場所が造られてるんですよ。


そこからは、麓にある村が一望できて、なかなか素敵なんです。


 

 

ほんっと、すっかり曇っちゃったのが残念過ぎるけど。


ちなみに目指してるジャパニーズテンプルは、奥に見える山のてっぺんです。遠っっ!!



休憩してたら、近くの家からまたしても高校生くらいの男の子が出て来たので身構えましたが、


普通に挨拶をしてくれて、”階段続きで疲れたー!クレイジーだよ!”って愚痴ってみたら、


笑ってくれた、ただのいい子でした。


でも、一応ルートはこの道で合っているそう。嬉しいような、先が思いやられるような。。



間違ってても困るけど、違う楽なルートもないんだなってことが判明したので、


心が折れたり、この景色で満足してしまったりしないうちに再び進みます。




はあはあ、ぜいぜい。


はあはあ、ぜいぜい。。




道の向こうに、天然のサル軍団発見!! 


 


いやそんなに癒されないです。


しかも、こんな一人歩きの山で出会ったら、襲われるんじゃないかってちょっと怖かったです。 


 

 

インドのサルも、結構あくどいことしてたしなー。


まぁ、サル軍団のそばは通らなくていいルートだったんで、気付かれないように去ります。サルだけに。




いまどれくらいだろう。


半分は来たかなぁ。



再び、きちんとした休憩場所があったので、休みます。 


 

 

いやだいぶ登って来たよー。



高い所に登るのは疲れるけれど、やっぱり苦労する分ちゃんとうまくできてる。


この絶景を見たら、まぁいっかなって思える。 


 

 

晴れてたらもっと綺麗なんだろうけど、それでも綺麗な村です。



山の斜面には、段々畑があって、段々畑は見ているだけで楽しい。 


 

 

その上に住む人達は、大変だろうなって、素人の私は思ってしまうけど、


すぐにそんな考えは、浅はかでうぬぼれた考えだなって気付く。



クスコの山で見た現地の人達も、ありのままで楽しそうに生きていた。


便利な生活ができてる方が上だなんて、とんだ決めつけだし。


そんな生活しかできない私の方が、よっぽど弱く薄い人間だなと思う。 


 

 

はいはい。またしてもの、自分語りおしまい。


しんどいけど頑張ってる時って、すっごい後ろ向きに見えて前向きな言葉を考えちゃったりしませんか?


山歩きは、まさに自分と対峙するには絶好の時間ですね。


結局私は、こうやって旅先の色んなことから、学ばせてもらってる気がします。



あ、再び階段登り続けてますよ!


ネパールに来てからずーっと、寒いとしか思ってなかったのに、


いつしか体もあったまって、すっかり暑いくらいになりました。



よし。三度目休憩したい。


あの木のところで座ろうかな。 


 

 

この細かい階段を頑張って登って行くと、



ん?


なんかいるー!!

 


 


こんなところに日本人、ならぬ、



こんなところにワンさんでした! 


 

 

カメラを向けたら、こんな風に決めポーズをとってくれました。


いや、かっこいいよ!山の犬って感じするよ!!


まじで可愛い。連れて帰りたいくらい。




と、突然出会った可愛いわんこに癒されて、更に登り続けると、



やーーっと、やーーーーーっと、やーーーーーーーーっっっっっと!



舗装された広めの道路が出て来て、ちゃんとした道に到着しました。


家もありますが、地元の人もちらほら姿が見えます。


これきっと、この道を歩いて行けば、ジャパニーズテンプルに続いてるんじゃないかな。


階段からやっと解放される!!ただ歩くだけなら、どんと来いだ!!




ちょうど挨拶してくれた、作業中のおじいちゃんに聞いてみました。



「ここの道をあっちに歩いて行けば、ワールドピースパコダに着くんだよね?」



「おお、ワールドピースパコダか。



違うぞ。それならそっちの道だ。」




ん?そっち???



振り返ってみると。。。




(´д`lll)!!!!!




すいません。倒れてもいいですか?








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