ミャンマー料理を旅の先輩と | 新しい旅に出る準備はいつだって出来ている

オールドバガンで夕陽を見て、あっという間に辺りは暗くなって行きましたが、


門限の7時までには、余裕で帰ってきました。


ほんっとバイクって快適!!


宿からあんなにも離れてたなんて思いもしなかった距離を、


びゅーんと帰りました。



フミヤさんとフミヤさんのお姉さんが外で待っててくれて、



「大丈夫だった?」


「すっごく楽しかったー!!」



いやもう、こんなにバイクが快適なら、免許取ろうかな。(笑)


後ろに乗る事はあっても、運転したことなかったから、



自分でバイク運転して色んなとこ行きたい!!ここで目覚めました。



そして宿に帰って、フロントでフミヤさんと少しお喋りしました。


凄いね。この宿に来て、初めて会った人とは思えないくらい、なんでも話せる。



ちなみにこの宿でも、日本人は私だけでした。


日本人宿だから、他にもいるかと思ったんだけど。



フミヤさんは、独学で日本語を勉強したそうで、


バガンにやってくる旅人と話して、ここまで上達したそうです。


そういう人に、東南アジアの他の国でもよく出会った。本当に凄いと思う。


だけど、日本に行った事はないらしい。



こんなに日本語を上手に話すフミヤさんが、まだ日本に来た事がないなんて。


お世話になった日本人も多いと思うけど、いつか日本に遊びに来てほしい。


そんな出会いも、東南アジアではいっぱいあったな。



夜ごはんは、フミヤさんに教えてもらって、宿からすぐのレストラン、シュエ・モーレストランへ。



いつものように、席に案内してもらって、wifiも入力してもらって、


のんびり今後の下調べなんかをしていると、2人の日本人の方との嬉しい出会いがありました。



気付いたら、たまたま隣に座っていたおじいちゃんが日本人の方だったらしくて、


そのおじいちゃんと待ちあわせしていた方が、入ってくるなり、


「日本人だよね!?」と声をかけてくれたのです。



ひとりは、70歳の方で、世界中をトレッキングしながらパラグライダーをしているそうで。


もう一人のパイセンも、完全にバックパッカーの先輩。


つい先日まで違う国に居て、私と同じくバスでバガンにやって来たそう。



偶然、同じホテルだったそうで、それで夕飯を一緒に食べますかとなったらしいです。



日本に居たら、きっと話す機会もなかっただろうなって人達。


かなりアグレッシブで元気で、本当に年齢にとらわれることなく、


好きな事をしに世界を一人旅しているなんて、本当に素敵!!




私はこの、いくつになっても自分のしたい事にチャレンジする先輩が大好きで。



日本でよく、いつまで一人旅してんの?恥ずかしくないのか?



自分勝手だ、なんて言われるんですけど、


こういう人達は、私の一人旅を悪く言わないし、上から目線でもないし、



”心配している”というメガネをかけて、説教してくるってことも決してないので、




凄く凄く、たくさん話したくなるんです。こんな大人になりたい!!


 

 

二人のパイセンの色んな旅話、まだ行った事のない国の話。


旅のコツとか、そして私の話とかも、たくさんできて、


ひとりのはずだった夕飯が、ひとりじゃなくなって、嬉しかったです。



ちなみに今日の夕飯は、トマトカレー。魚が入ってます。

 





バガンでは、魚を使った料理が多いそうです。


エーヤワディー川の魚だそうですよ。


そして、カレーはトマトベースなんだとか。



カレーはもう、ネパールで当分いいやって思ってたけど、


ミャンマーのカレー、全然インド、ネパールのスパイスたっぷりカレーとは違って、


あっさりしてるけど、食べやすくて美味しい。



お店の方も、凄く感じが良くて、宿からも近いし(ほぼ隣り)、



美味しいし、これまた好きな感じのお店。



それと、ミックスフルーツのスムージー。

 


 

ナッツがついてくるのが、ちょっと嬉しいです。



「ミャンマーは、本当に日本人に高い金額ふっかけてくるよね。」


「あ、私今日、お土産屋さんでそれやられました。ありえない金額言われて。」


「そうでしょう?同じ職業なのに真面目にやってる奴が損するなんて、おかしいよな。」


「そうですよね!ちゃんとしてる人を知ってるだけに、いつもその人達を思っちゃいます。


買い物交渉も、自分の納得金額で買うにしても、なかなかどんな風に接したらいいかわかんなくて。」


「俺はね、まずは、220Bって言われても、例えばそこから150Bに下げて、


そいつがちゃんとした奴だったり、いい奴だったら、払う時に200B渡してるよ。」



なるほどー!!かっこいいー!!


それならなんか、お互い気持ちいいですもんね。



「まあ、チップみたいなものと思ってね。日本にはチップ文化がないから難しいけど、


どうせ正規の金額より高めに言われるなら、こっちも気持ち良く渡したいじゃない?」



初めての旅で、言われた金額の半額を言うといいよって教えてくれたのも、


 

 

 

旅のベテランのパイセンだったし、



それでもなかなかどうするのか、こんな事悩んだりもしたけど。



なんだか、この話を聞いて、ずっとどうしたらいいのかわかんなかった、


東南アジアの”高めに言われる”っていう問題に、気持ちがすっきりした気がしました。



だいぶ、ふてぶてしくはなったものの、まだまだ未熟で、旅先でも考え込む事が多い私は、


ベテランバックパッカーのパイセン達から、勉強させてもらえる事がたっくさんありました。



ちなみにミャンマーのヘナがあるそうで、パイセンがしてもらったそうです。


写真撮らせてもらいました。

 


 

 

ミャンマーのヘナタトゥーは、カラフルなんですね。


ネパールやインドのとは、全く違った感じ。



マーラがお願い事をしながら書いてくれた私のヘナタトゥーは、すっかり消えてしまいました。


→ ヘナカーストとサーランギー  



もちろん消えてくものだけど、これもまた、なんか寂しくて、


ネパールが遠くなってく明らかな証跡でもあるんだけど、


今は、ミャンマーを楽しまないとな。



いつかまた、絶対マーラに書いてもらおう。






その後も、お店の閉店時間まで、パイセンとはほんっとうに色んな話で盛り上がり、


とにかくいっぱい笑いました。



本当に、友達といる時みたいに、ずーっと笑ってた楽しい時間だった。


日本にいたら、どこかですれ違ってても、



きっと目すら合わせる事もなかっただろう人との出会い。



そんな出会いは旅からのプレゼントで、やっぱり今もこうして受け取ってます。


この出会いに本当に感謝です。



しかも、しかも、全部パイセンが奢ってくれたんです!!


あなたは、払う必要ないんだからねって言って。


もうカッコよすぎです。



今日偶然会ったばかりなのに。



いつか私も年をとったら、旅先で出会った若い子に奢るんだ。


そうやって、パイセンがしてくれたこの優しさを、ペイフォワードで、渡して行こうと思いました。



結局、この奢ってくれたパイセンとは、この日以来会えなかったんですが、


なんでかわかんないけど、絶対いつか会える気がする。


日本でかな。それとも世界のどこかでかもしれない。



もし、このブログを読んでくれてたら、届くといいな。



この日は、本当にありがとうございました!!








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